ぼくのメジャースプーン

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種別
長編
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あらすじ

2009年04月15日 ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)

ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった―。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に一度だけ。これはぼくの闘いだ。(「BOOK」データベースより)

評判

ぼくのメジャースプーンの評価:

6.29/10点 レビュー 14件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.29pt

ぼくのメジャースプーンの総合評価:

8.14/10点 レビュー 153件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全4件 1〜4 1/1ページ
No.4
(4pt)

ぼくのメジャースプーンの感想

読後に感じるタイトルが非常に一品です。
罪と罰、自己、相手を思う気持ちなどの心の量りを巧く表しています。

各々の考え方が異なる難しい気持ちを、
秋山先生がぼくに語るようにやさしく丁寧に描かれていました。

純粋な子供心によるぼくの考え方。
物事の経験を得た大人の考え方をする秋山先生。
持っている量りが異なる通り、ぼくの最後の決断は私自身が予想外なもので、
かつ、残念に思いました。
残念と言うのは内容や何かに期待していた意味ではなく、
この気持ちは秋山先生とシンクロしているものだと思います。

とても良い作品なのですが、
考え方の違いと好みによりこの点数にしました。

egut
T4OQ1KM0
No.3
(5pt)

ぼくのメジャースプーンの感想

本作は推理小説ではありません。主人公は小学4年生の少年ですが、特殊な能力を持っていると言うファンタジー的な物語です。
内容以前の問題として、小学生がこんなに難しい言葉とか理論展開を理解出来る訳がなく、設定に無理があります。また、中盤はずっと作者の考える「罪と罰」について延々語られる事になり、この問題について一緒に考えるつもりでないと退屈でしょう。言いたい事が沢山有るのは良く分かりますが。
別に悪くはないです、良く出来ているとは思いますが、あくまでも若い女性が若い読者に向けて書いた作品でした。

なおひろ
R1UV05YV
No.2
(6pt)

ぼくのメジャースプーンの感想

謎解きの推理小説ではなかった!!
予想と違う話だったけど言葉を操る主人公が罪や償いに対してどんな結末を出すのか。罰とはなにか。復讐とは何か。いろんな事を感じられる話で、結果読んでよかったかな。
ただ、僕としては、あまり共感できるポイントがなかったなと思う。

えんじ
VGV1LYIG
No.1
(5pt)

ぼくのメジャースプーンの感想

人間と動物の命の扱いについて。復讐について。事件に関わってしまった僕に秋先生が丁寧に伝えていくのが印象的で私もいろいろ考えさせられます。犯人に対しての感情は秋先生寄りなので結末は残念に感じました。

aspol
NY52ZXBG

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.139
(5pt)

辻村深月の代表作の一つ。素晴らしい。

主人公の大切な人物が
ある犯人によって
酷い目に遭わされることが
物語のきっかけになっている。
主人公の「ぼく」は「先生」との
哲学問答を通して、
酷いことをやった犯人への
罪と罰を考えていく。

小学生が主人公の作品だが、
彼らに感情移入できる文体、
テーマは重いが
暗くなりすぎずに読める筆致など、
作者の得意とするところだろう。
愛蔵版まで出版されるほどの
名作であるのも頷ける。

辻村作品は
ファン以外にも薦めたいものが多数あるが
本作も絶対欠かしてはいけない作品だ。
ぼくのメジャースプーン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)より
4062763303
No.138
(2pt)

物語ではなく思考実験

作者の長い思考実験に付き合わされた感じ。
シュレディンガーの検証のために実際に猫を殺して見せられたような気分というか…。
悪役がグラサン茶髪のボンボンとあまりに陳腐で、犯罪に対して大した理由も反省もなく、この作者は犠牲者の解像度は凄まじいのに、悪への解像度はゼロだと感じた。
結局「罪と罰とは」の倫理劇にに持って行くために、類型的な「悪」を創作し、舞台装置として、うさぎやふみちゃんに残酷なことをしているのは作者ではないか。
設定も、力を使う側になんの代償もないので、あらゆる私刑が可能で、机上の倫理劇として手応えがない。
殺される動物側としては、食べるために殺されようが、ストレス解消で殺されようが、死にたくないことに変わりがないし、この本の問答は全てどうでもいいことだろう。
「言葉」で納得できる正解を探そうとするのが、小説家らしさであり、人間らしさなのかもしれないが、正義や悪なんて人間が社会を守るため便宜上作り出した概念であり、主人公の最後の選択も自己満足でふみちゃんの傷を広げるものでしかない。
脳内正義論のために、作中で残酷に殺されなければならないうさぎと、破壊されたふみちゃんがただただショッキングで後味が悪く、読んで良かったという思いが上回ることはなかった。
ぼくのメジャースプーン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)より
4062763303
No.137
(5pt)

誰にでも覚えのある幼き日の恋心

幼馴染みを必死に守ろうとする 「幼きナイト」と、                彼を守ろうとする優しき大人達を描く物語。
ぼくのメジャースプーン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)より
4062763303
No.136
(5pt)

人間の思いやり

ちょっと超越した世界でもきちんと人間の本当の優しさを捉えた考えさせられる作品でした。
ぼくのメジャースプーン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)より
4062763303
No.135
(5pt)

人間の思いやり

ちょっと超越した世界でもきちんと人間の本当の優しさを捉えた考えさせられる作品でした。
ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)より
4061824783

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