背の眼

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初版刊行(参考)
種別
長編
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10
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158
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あらすじ

2007年10月01日 背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)

児童失踪事件が続く白峠村で、作家の道尾が聞いた霊の声。彼は恐怖に駆られ、霊現象探求所を営む真備のもとを訪れる。そこで目にしたのは、被写体の背中に人間の眼が写り込む、同村周辺で撮影された4枚の心霊写真だった。しかも、彼ら全員が撮影後数日以内に自殺したという。これは単なる偶然か?第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

評判

背の眼の評価:

6.56/10点 レビュー 9件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.56pt

背の眼の総合評価:

7.48/10点 レビュー 91件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(6pt)

背の眼の感想

ホラー作品ではあるが、(情景描写は雰囲気十分なものの)わざとらしく読み手に恐怖を煽るような記述はなく読みやすい作品です。
この作品では、心霊写真、憑依現象、また霊の存在といった超常現象を肯定しています。
超常現象の存在を信じない、また興味がなく、知識もない私のような読み手にとって、作者の自己満足というか、都合のいいように薀蓄を垂れ流され、歯切れの悪い結末を押し付けられる事が多々あります。
しかし、やはりこの作者はそんな事はしなかった。
主人公である探偵が(ある事情から)積極的に霊の存在を肯定したいという立場でもあり、作品内で発生する多くの怪現象を、軽く扱うのではなく、それに整然と向き合い、万人に理解できる解釈を与えようとしている。
だから、ラストにもうまくつながるんです。 読後感いいですよ。
ホラー苦手の人にもお薦めできます。

梁山泊
MTNH2G0O
No.1
(6pt)

背の眼の感想

直木賞始め数々受賞の道尾秀介デビュー作で、ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作です。その後発表している作品から考えても随分ピッタリの賞があったもので、コレも当然ホラーテイストが強い作品になっています。色々な謎が最後は現実的な犯罪として決着するのか?それとも超自然現象とされ、解明されないままなのか?と非常に興味深く読めました。個人的には、ラストシーンを含めて良い結末だったと思います。
また、京極堂シリーズの影響をもろに受けそっくりになっておりますが、比較すると、多少取っつきやすいがその代り深みが無い、という印象にはなりました。ただ、この元ネタがあるおかげで、最初の作品の割にはかなり良く出来ていて、面白かったのかも知れません。まずまずの佳作でありました。

なおひろ
R1UV05YV

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.82
(5pt)

後半の伏線回収はお見事

※ネタバレ注意
表紙とタイトルで敬遠してましたが、中身は意外と名探偵と作家先生と美女という愉快なメンバーで取っつきやすかったです。

前半は不気味な霧の中に幽霊が見え隠れし、どこか不穏な雰囲気が漂う感じで、犯人は幽霊なのか人間なのか最後までわかりません。

しかし下巻の後半から凄まじいスピード感で謎が一気に解明されていく様は見事です。本でここまでスピード感を感じたのは初めてです。作家の道尾くん同様そのスピードについていけずに名探偵の推理を早く教えて欲しいとどんどんページをめくっていきました。さて犯人は幽霊なのか人間なのか...。

最後にゆっくりとネタバラシの時間があるのも読後感が良くていいですね。ちょっと気になったのは主人公の道尾が聞いた声が本物なのかどうか明言がなかったことですね。少し触れて欲しかったかなと思います。とにかくとても楽しく読みました。
背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344410378
No.81
(4pt)

上巻でも…

書きましたが、作風は、御手洗や諸星風味の感じで、下巻ではヒッチコックも加わりましたね〜笑〜全体は2時間ドラマを観ているようで良かったですね〜標題の背の眼は、題名は変えたほうが良いかもしれないですね〜「眼」の結びの説明が心霊写真を含めてあまり良くなかったと言うか、主たる標題とするには弱かったですね〜何やら騙された感じです〜
背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344410378
No.80
(3pt)

この話の…

主人公となる二人は、他の方も言っておられるとおり御手洗シリーズの二人みたいですね〜また、村の伝承や怪異、事件などは、諸星風(笑)にも感じました〜
背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)より
434441036X
No.79
(5pt)

静かな恐怖

ページを捲る手が止まりませんでした。
シリーズであと2作品出ているとの事なので、そちらもぜひ読んでみたいと思います。道尾秀介さん、すごいな。
背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344410378
No.78
(5pt)

犯人はAかBかそれとも心霊現象なのか

デビュー作でホラーサスペンス大賞特別賞というのは驚きだがうなずける。探偵役の真備は霊現象探求家だが世の霊現象は信じていない。しかし助手の北見凛は霊感があるという。解明したいから探求家なのだ。  

 一般的に殺人事件は犯人がAかBか、もしくはCかで推理するわけだが、これは人か心霊現象かなので怖さが倍増する。後半登場する子供も霊感があるという。殺人現場でも見たらしいし。最後の最後までひきつけられました。

 助手で美人の北見凛が活躍するところを期待したのですが、真備シリーズはまだあるようなのでそちらに期待します。
背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344410378

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