愛が噛みつく悪い星



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    初公開日(参考)2006年05月
    分類

    長編小説

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    愛が噛みつく悪い星 (カッパ・ノベルス)

    2006年05月20日 愛が噛みつく悪い星 (カッパ・ノベルス)

    上手く言えねーけど、みんななにかが足りてない。その足りないものを愛と呼ぶやつは大勢いるし、それはたしかに愛とよく似てもいる。ハービーとトイトイのしょーもないヘマが、ストーカーと化した元恋人が、智也を絶体絶命の状況に突き落とす!どうなる?どう切り抜ける!?『逃亡作法』で斯界の話題をさらった新鋭が圧倒的なスピード感で描く、ろくでなしどもの青春群像。 (「BOOK」データベースより)




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    No.5:
    (4pt)

    さすがのスピード感

    主人公達の独白形式でテンポよく読み進められる。いくつもの色も形も違うブロックを積み上げていくようなドライな文体。どん詰まりを思わぬ展開で体をかわし、裏切りを重ねながら奇妙な友情は続いていく。

    前に流を読んで、作者の作品をもっと読みたいと思い、この本を手にした。期待は裏切られなかったが、流にあった独特の色彩はなかった。台湾のそこここにあるライトレッドや、中国本土の黄土色など。それから、私にはちょっとえぐすぎる描写も・・
    愛が噛みつく悪い星 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:愛が噛みつく悪い星 (カッパ・ノベルス)より
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    No.4:
    (5pt)

    スラップスティックの名手

    刹那的な衝動でドツボにはまり込んでいく群像劇を書かせたら右に出る者がいないと思います。
     本書も全く退屈しない。
     主人公4人がつるみ合って、足を引っ張り合って、暴力と嘘とセックスにまみれながらストーリーが急展開していきます。
     誰の行動もむちゃくちゃなのに、一人称になれば哲学的な観念論が豊富な語彙で吐き出されるのはいつもどおりで、もはや芸の域です。
     このような突き抜けた作品を書く著者が直木賞を取るところに、日本文学界の懐の深さを感じます。
     30年以上前、「限りなく透明に近いブルー」が物議を醸したことが嘘のようです。
    愛が噛みつく悪い星 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:愛が噛みつく悪い星 (カッパ・ノベルス)より
    4334076335
    No.3:
    (5pt)

    サイコーのすご本!

    サイコー!!

    確実にこの本は、あたしの人生のスゴ本だ。

    ストーリーを説明するのはすごく難しい。
    あるいはすごくカンタンだ。
    4人のろくでなしどもがつるんで馬鹿やって、しくってボコられて、
    死にかけて逃げてでもまたつるむ。

    漢字の使い方、行間、構成、全部がぎゅんぎゅん音を立てて疾走するストーリーの、
    どこまでが計算でどこまでが勢いなんだろう?

    この人の心臓を取り出したらきっと、常人の数十倍はどくどくいっているはず。
    なんだろうこのビート感?

    けれんみだらけの小説は、素敵な小悪党のこんなセリフでしまってゆく。

    「どうせこの星はおれの思惑なんかおかまいなしにまわる。
    善意も悪意も、嘘も真実も、ホモもダライ・ラマも、みんなごたまぜにして。
    そんな血も涙もない世界を出し抜くなんて、どだい無理な相談だ。
    だったら、せいぜい自分を出し抜いてゆくしかない。
     どこまでもつづいてゆく、どこへもいき着かない道。
    無理にでもどこかへむかっていると思い込まなきゃ、どんなやつでもめげちまう。」

    才能にべた惚れしてるのは、きっとあたしだけじゃないはずだ。
    東山彰良、サイコー!

    ちなみに改題前は「愛が噛みつく悪い星」だ、そうで。
    そのほうがずっとずっと、それっぽいのに。
    愛が噛みつく悪い星 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:愛が噛みつく悪い星 (カッパ・ノベルス)より
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    No.2:
    (3pt)

    なかなか良い

    いつものごとき軽快な青春ドラマ。いつもどおり笑えます。ちょっと内容が薄かったが、気軽に読める意味でも良かった。もうちょっと派手さが欲しいとも思えるけれど。「ワイルドサイドを歩け」を超える作品を期待したい。
    愛が噛みつく悪い星 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:愛が噛みつく悪い星 (カッパ・ノベルス)より
    4334076335
    No.1:
    (3pt)

    なかなか良い

    いつものごとき軽快な青春ドラマ。いつもどおり笑えます。ちょっと内容が薄かったが、気軽に読める意味でも良かった。もうちょっと派手さが欲しいとも思えるけれど。「ワイルドサイドを歩け」を超える作品を期待したい。
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