(短編集)

千葉千波の事件日記 試験に出るパズル

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種別
短編集
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あらすじ

2004年08月10日 試験に出るパズル 千葉千波の事件日記 (講談社文庫)

眉目秀麗にして頭脳明晰の天才高校生・千葉千波くんが、従兄弟で浪人生の“八丁堀”たちとともに難問、怪事件を鮮やかに解き明かす。たっぷり頭の体操が楽しめる上質の論理パズル短編五本に、「解答集」、森博嗣氏による解説までてんこ盛り!ご存じ『QED』の高田崇史が送る新シリーズ第一弾、待望の文庫化。(「BOOK」データベースより)

評判

千葉千波の事件日記 試験に出るパズルの評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク

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千葉千波の事件日記 試験に出るパズルの総合評価:

8.00/10点 レビュー 8件。

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8
(3pt)

穏やかな日常系ミステリ

読書録「試験に出るパズル」3

著者 高田崇史
出版 講談社文庫

p146より引用
“ 実を言うと、ぼくが心から尊敬する歴史
上の人物が二人いるんだ。一人目は、世界で
初めて銀杏を食べた人で、もう一人は、世界
で初めて生牡蠣を食べた人だ。”

目次より抜粋引用
“<<四月>>9番ボールをコーナーへ
 <<五月>>My Fair Rainy Day
 <<六月>>クリスマスは特別な日
 <<七月>>誰かがカレーを焦がした
 <<八月>>夏休み、または避暑地の怪”

 浪人生とその従兄弟を主人公とした、日常
系短編連作ミステリ小説。同社刊行作文庫版。
 自分の名前を恥ずかしがって明かさない主
人公の「八丁堀」、同性である彼から見ても
魅力的な従兄弟が、同じ予備校に通うことに
なり…。

 上記の引用は、ホテルのバイキングで起き
た事件での、主人公・八丁堀の何の関係もな
い胸の内。
動物が食べているのを見て、美味しそうだと
思ったのでしょうか?それとも手あたり次第に
食べて、体を壊さなかった物を選んできたの
でしょうか?どちらであっても、勇気のある事
だなと思わざるを得ません。
 心穏やかに読める、優しさとユーモアに満
ちたミステリー。もう一人の主人公・千葉千
波が出すパズルには、巻末に回答もあるので、
パズルが好きな方は、より一層楽しめるので
はないでしょうか。

ーーーーー
試験に出るパズル 千葉千波の事件日記 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 試験に出るパズル 千葉千波の事件日記 (講談社文庫)より
4062748517
No.7
(3pt)

穏やかな日常系ミステリ

読書録「試験に出るパズル」3

著者 高田崇史
出版 講談社文庫

p146より引用
“ 実を言うと、ぼくが心から尊敬する歴史
上の人物が二人いるんだ。一人目は、世界で
初めて銀杏を食べた人で、もう一人は、世界
で初めて生牡蠣を食べた人だ。”

目次より抜粋引用
“<<四月>>9番ボールをコーナーへ
 <<五月>>My Fair Rainy Day
 <<六月>>クリスマスは特別な日
 <<七月>>誰かがカレーを焦がした
 <<八月>>夏休み、または避暑地の怪”

 浪人生とその従兄弟を主人公とした、日常
系短編連作ミステリ小説。同社刊行作文庫版。
 自分の名前を恥ずかしがって明かさない主
人公の「八丁堀」、同性である彼から見ても
魅力的な従兄弟が、同じ予備校に通うことに
なり…。

 上記の引用は、ホテルのバイキングで起き
た事件での、主人公・八丁堀の何の関係もな
い胸の内。
動物が食べているのを見て、美味しそうだと
思ったのでしょうか?それとも手あたり次第に
食べて、体を壊さなかった物を選んできたの
でしょうか?どちらであっても、勇気のある事
だなと思わざるを得ません。
 心穏やかに読める、優しさとユーモアに満
ちたミステリー。もう一人の主人公・千葉千
波が出すパズルには、巻末に回答もあるので、
パズルが好きな方は、より一層楽しめるので
はないでしょうか。

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試験に出るパズル 千葉千波の事件日記 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 試験に出るパズル 千葉千波の事件日記 (講談社ノベルス)より
4061822055
No.6
(2pt)

笛吹けど踊らず

本名が明かされない語り手とその親友、語り手の親戚である千葉千波の
ドタバタな日々に出現する事件を、
語り手と親友の出鱈目な推理を全て論破しながら
千葉千波が解決していく、と思ったら実は千葉千波も間違っていた、
という謎が謎を呼ぶ謎解き話です。
「八丁堀」もしくは「ぴいくん」と呼ばれる語り手
(八丁堀で検索をかけるとなんとなく苗字は推察できます)
は意外と冷静で冴えていたりもするので、
彼が馬鹿にされる場面とあまりにドタバタした展開は
あまり好めませんでした。
QED はタタルさんが、いかにうんちくを並べようとも
話が冷静で惹きつけられるところがあったのですが…。残念です。
文中にちりばめられるクイズは巻末に解答が揃えられていますが、
『頭の体操』などで著名なものが多いので、
興味がある方はネットで調べた方が楽しめる気がします。
試験に出るパズル 千葉千波の事件日記 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 試験に出るパズル 千葉千波の事件日記 (講談社文庫)より
4062748517
No.5
(2pt)

笛吹けど踊らず

本名が明かされない語り手とその親友、語り手の親戚である千葉千波の
ドタバタな日々に出現する事件を、
語り手と親友の出鱈目な推理を全て論破しながら
千葉千波が解決していく、と思ったら実は千葉千波も間違っていた、
という謎が謎を呼ぶ謎解き話です。
「八丁堀」もしくは「ぴいくん」と呼ばれる語り手
(八丁堀で検索をかけるとなんとなく苗字は推察できます)
は意外と冷静で冴えていたりもするので、
彼が馬鹿にされる場面とあまりにドタバタした展開は
あまり好めませんでした。
QED はタタルさんが、いかにうんちくを並べようとも
話が冷静で惹きつけられるところがあったのですが…。残念です。
文中にちりばめられるクイズは巻末に解答が揃えられていますが、
『頭の体操』などで著名なものが多いので、
興味がある方はネットで調べた方が楽しめる気がします。
試験に出るパズル 千葉千波の事件日記 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 試験に出るパズル 千葉千波の事件日記 (講談社ノベルス)より
4061822055
No.4
(4pt)

高田崇史のミステリ作家としての基礎体力と自己パロディ!

なぜ絶版になっているのか不思議なほど面白いシリーズです。
浪人生の「ぼく」(なぜかぴい君と呼ばれる)、同じく怪しい浪人生の饗庭愼之介(名前、風貌、環境からしてトリプル浪人と言われる)、「ぼく」の従弟で高校二年生の美青年、千葉千波の三人組が、のどかにつるみながら、愼之介の父親が警察につとめていることから、毎月事件に首をつっこんでゆきます。

覚醒剤の受け渡しの合図の謎、レストランで消えた指輪の黒真珠の行方、下町の連続爆破事件などなど、千葉くんの名推理は、QEDシリーズの崇を思わせる、しかしさほどの蘊蓄を伴わず強靭な論理力に頼っていて、読ませます。語り手の「ぼく」はまさにパズルのようなそのロジックについてゆけず、「ボケ」たコメントを発して読者をなごませてくれます。
(毎回、千葉くんが昔はやったシリーズの「頭の体操」に出てくるようなクイズをひとつ出し、「ぼく」は逆に、頓知の脱力クイズをひとつあげる、というお約束も楽しいです。)

しかし。
千葉くんの凝りに凝った推理は、微妙に空回りに終わってしまいます。
事件は解決しますが、犯人にはそんな深い理由づけはなかったり、偶然だったり、と、あたかも著者自身が、みずからのQEDシリーズを自分でおちょくっているような、そんな笑いで終わります。

そして読者は、この世にはふたつの現実があり、奇しくもそれが表面上一致するのだ、という、高田史学の自己参照的批評を噛みしめながら、この三人組の青春につきあってゆくことに。
QEDシリーズの現代の殺人事件にかかわるキャラクターたちがいまひとつ硬直した感があるのに比して、本シリーズや「麿」シリーズのユーモア系の高田ミステリの人物は自然体でのびのびしていて、彼らのたわいない会話をききたくて、ついページをめくってしまいます。

高田崇史の振幅の大きさを楽しめるシリーズです。
試験に出るパズル 千葉千波の事件日記 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 試験に出るパズル 千葉千波の事件日記 (講談社文庫)より
4062748517

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