千葉千波の事件日記 試験に敗けない密室
- 千葉千波の事件日記シリーズ (5)
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 | 2005年09月15日 試験に敗けない密室 千葉千波の事件日記 (講談社文庫) 美少年にして天才高校生の千波くんと浪人生の“八丁堀”、慎之介の三人組が再び集合。土砂崩れで脱出不能の十三塚村で「神裁きの土牢」「開かずの納戸」など次々現れる密室事件の謎を解き明かす傑作論理パズル。解答集「追伸簿」と最初で最後の「あとがき」も収録した、『QED』の著者の新シリーズ第二弾。 (「BOOK」データベースより) |
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| 読書録「試験に敗けない密室」4 著者 高田崇史 出版 講談社文庫 p17より引用 “あと、兜町も近いけれど、そっちはぼくに は何の興味もないし、行ったこともないんだ。 好きじゃないんだよ。他人の会社の努力を利 用して一儲けしようと企んでる奴らが、うじゃ うじゃいるからね。” 目次より抜粋引用 “密室の始まり 続いて密室 さらに密室 やはり密室 密室の終わり” 浪人生と美貌の天才高校生を主人公とした、 長編ミステリ。シリーズ第二弾。同社刊行作 文庫版。 夏休みを利用して、天才高校生・千葉千波 の家の別荘へ泊りに行く事にした主人公・八 丁堀と友人・饗庭慎之介。タクシーに乗って たどり着いたのは、本来の目的地ではなく…。 上記の引用は、目的地とは違う場所でタク シーから降りてしまい、感傷に浸る主人公・ 八丁堀の心の声。 浪人して尚且つ予備校生でありながら、夏休 みに遊ぶことに余念がない人物のわりに、人 としてまともそうな事を言っていますね。 将来に備えて投資を、というようなCMが数多 く流れてきますが、本質は博打だということ を忘れないようにしたいところです。 死人が出ない穏やかな良作ミステリ。気軽 に読める作品です。本格的なミステリ好きに は物足りないかもしれませんが。 ーーーーー | ||||
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| 本屋で参考書の棚にまぎれていたら、つい買いたくなること必定のタイトルですが、中身はパズルのためのパズル小説。並の大学入試より難しくてふざけた問題がみっしり。 今回は「夏休み編」ということで、ますますスケールアップして妙な設定の舞台。暇がないはずの浪人生も、一時の安らぎを求めて好青年とともに旅行中。読者の自分も我を忘れて一時謎の世界へ旅しましょう。 あとは好青年の脳みそに酔うだけです。ここにある小ネタをどこかで披露するのも良いかと。社会生活をバカバカしく円滑に進めるには、ちょうどよい参考書になるやもしれません。 | ||||
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| 本屋で参考書の棚にまぎれていたら、つい買いたくなること必定のタイトルですが、中身はパズルのためのパズル小説。並の大学入試より難しくてふざけた問題がみっしり。 今回は「夏休み編」ということで、ますますスケールアップして妙な設定の舞台。暇がないはずの浪人生も、一時の安らぎを求めて好青年とともに旅行中。読者の自分も我を忘れて一時謎の世界へ旅しましょう。 あとは好青年の脳みそに酔うだけです。ここにある小ネタをどこかで披露するのも良いかと。社会生活をバカバカしく円滑に進めるには、ちょうどよい参考書になるやもしれません。 | ||||
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