半落ち

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初版刊行(参考)
種別
長編
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36
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341
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あらすじ

2005年09月15日 半落ち (講談社文庫)

「妻を殺しました」。現職警察官・梶聡一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの二日間の行動だけは頑として語ろうとしない。梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか、その胸に秘めている想いとは―。日本中が震えた、ベストセラー作家の代表作。(「BOOK」データベースより)

評判

半落ちの評価:

7.88/10点 レビュー 16件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.88pt

半落ちの総合評価:

7.49/10点 レビュー 360件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(5pt)

次の長編に期待!!

視点人物を章ごとに変え事件を多面的に捉えながら核心に迫っていく。読み進むごとに興奮度が高まり、自ら物語の中に入り込んでいき、知らぬ間に謎を解こうとしている。松井今朝子さんの直木賞作品「吉原手引草」を読んだときも、こんな感じだった。
本作は直木賞を逃してしまった。選考に際して一悶着あったようだが、そもそも短編の名手が長編に挑んだことに無理があったのでは、という気もする。あのラストもピンとこないしなぁ。
『64』は評価が高いが期待してもいいのだろうか。

imikuto
OHVME207
No.1
(5pt)

半落ちの感想

ミステリーにも王道物、ホラー物など、いろいろとジャンルがあるかと思います
この作品はあらすじにも書かれているように、介護の問題、そして組織の軋轢といった社会風刺の色が濃いミステリー作品と感じました
元警部かアルツハイマーを苦にした妻を嘱託殺人
しかし、殺害後から自首までの2日間については黙秘という「半落ち」
彼をめぐり、警部をはじめ、異なる立場の6人の視点で物語が進みます
非常に評価が高く、話題になった作品です
文章も読みやすく、最後まで一気に読める作品だと思います
ただ、個人的には各主人公の組織の内部事情の色が強く、梶の半落ちをめぐってとはいえ、梶の印象 が薄く感じました
半落ちそのものではなく、警察等関係組織の内部問題がメインという印象でした


▼以下、ネタバレ感想

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あんみつ
QVSFG7MB

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.344
(3pt)

リレー小説形式

嘱託殺人。
 W県の警部・梶聡一郎は、アルツハイマーに苦しむ妻に請われてその手で妻を絞殺してしまう。彼はW署に自首する。しかし、梶が妻を殺害してから出頭してきたのは事件の2日後だった。殺人は認める梶はしかし、2日間の行動について頑として明かそうとしない…

 犯人も判明しているし、殺害方法も明らかになっている。であるからこのミステリは「フーダニット」や「ハウダニット」ではない、梶は「なぜ妻を殺害してから2日経って出頭してきたのか?そしてその2日間についてどうしてかたくなに口をつぐむのか?」という「ホワイダニット」のミステリだ。

「探偵役」で「語り手」は章ごとにバトンタッチとしていくリレー小説形式。「刑事」「検事」「新聞記者」「弁護士」「裁判官」「刑務官」男たちは梶の真相に迫ろうとするが、彼らもまたそれぞれ職場や家族に問題を抱えていて、ある意味でこの小説はその描写がメインとなっている。

 謎のモチーフに「五十歳」があり、語り手たちも似た年齢や境遇であることから、作者は「中年男性の人生の危機」をテーマに、最終的に「真相」に「生きる意味」を結びつけたかったのではないかと感じた。なにしろセリフのある女性キャラクターがほんの数人しか登場しないほど、男性視点に偏った小説でもある。

 ただ、うーん、個人的には謎が解明されたとき「そこまでして語りたくないことかなぁ」と正直感じてしまったし、この「謎」って序盤であっさり解明してもおかしくないとも思った。しかし、素直に読んでいけば充分に面白いし、「最後のセリフ」にもしっかり涙は零れるのは確か。

 最後に、「これ何年に出版された小説なのかな?」となにげなく奥付のページを開くのはやめましょう。文庫本には圧倒的なネタバレがあり、ぼくはこれを最終章の直前で目にしてしまい、絶句しました。なぜここにこの但し書きを書くのか。しょうがないけど。
半落ち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 半落ち (講談社文庫)より
4062751941
No.343
(3pt)

リレー小説形式

嘱託殺人。
 W県の警部・梶聡一郎は、アルツハイマーに苦しむ妻に請われてその手で妻を絞殺してしまう。彼はW署に自首する。しかし、梶が妻を殺害してから出頭してきたのは事件の2日後だった。殺人は認める梶はしかし、2日間の行動について頑として明かそうとしない…

 犯人も判明しているし、殺害方法も明らかになっている。であるからこのミステリは「フーダニット」や「ハウダニット」ではない、梶は「なぜ妻を殺害してから2日経って出頭してきたのか?そしてその2日間についてどうしてかたくなに口をつぐむのか?」という「ホワイダニット」のミステリだ。

「探偵役」で「語り手」は章ごとにバトンタッチとしていくリレー小説形式。「刑事」「検事」「新聞記者」「弁護士」「裁判官」「刑務官」男たちは梶の真相に迫ろうとするが、彼らもまたそれぞれ職場や家族に問題を抱えていて、ある意味でこの小説はその描写がメインとなっている。

 謎のモチーフに「五十歳」があり、語り手たちも似た年齢や境遇であることから、作者は「中年男性の人生の危機」をテーマに、最終的に「真相」に「生きる意味」を結びつけたかったのではないかと感じた。なにしろセリフのある女性キャラクターがほんの数人しか登場しないほど、男性視点に偏った小説でもある。

 ただ、うーん、個人的には謎が解明されたとき「そこまでして語りたくないことかなぁ」と正直感じてしまったし、この「謎」って序盤であっさり解明してもおかしくないとも思った。しかし、素直に読んでいけば充分に面白いし、「最後のセリフ」にもしっかり涙は零れるのは確か。

 最後に、「これ何年に出版された小説なのかな?」となにげなく奥付のページを開くのはやめましょう。文庫本には圧倒的なネタバレがあり、ぼくはこれを最終章の直前で目にしてしまい、絶句しました。なぜここにこの但し書きを書くのか。しょうがないけど。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.342
(5pt)

誰のために生きるのか?

心優しい梶聡一郎が、自身は生きていてはいけない人間だと知りつつ、周りに迷惑をかけ、生き恥を晒し、それでも生きようとした絆に感動しました。
半落ち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 半落ち (講談社文庫)より
4062751941
No.341
(5pt)

誰のために生きるのか?

心優しい梶聡一郎が、自身は生きていてはいけない人間だと知りつつ、周りに迷惑をかけ、生き恥を晒し、それでも生きようとした絆に感動しました。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.340
(5pt)

ドキドキです

面白いですよ
半落ち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 半落ち (講談社文庫)より
4062751941

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