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あらすじ
人里はなれた山村で、年老いた父親の看病をしながら暮らすひとりの男。ある日、女性が訪れて自分の叔父が殺されたことを告げる。探偵をしていた頃の同僚だった。あいつなら野垂れ死にして当然なのだが…。数日後、男は複雑な気持ちを抱えながら、山を降り東京へ向かう。油で海がひかる京浜工業地帯。町工場と歓楽街が近接し、かつては映画の都だった大田区蒲田。灰色にかすむ空の下、男は友が残した痕跡を必死に追った。そして浮かび上がる、いくつかの不可解な事実。倒産直前の印刷会社の乗っ取りと、それにからむ血染めの応酬。忽然と消えた9億円の土地証書の行方と、その裏にある優しい愛をめぐる悲劇。すべての真相を知った男は、この馬鹿げた事件の幕を、自分のやり方で降ろそうと決意する―。(「BOOK」データベースより)
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2.00/10点 レビュー 1件。
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介護で精神に変調をきたしているのか、妄想と現実の境目がはっきりしない人物?ていうか、自分の体験した事に自信がもてない人物なんて、ハードボイルドの主人公としてどうなんです?
反って悪党の錦織の方が魅力的でした。紳士で寂しがりで自分の母や娘の客引きをするほどぶっ壊れてる男。
どっちにしろ、生かしきれていません。この男の気味悪さもあんまり伝わってこなかった。
結局なにをどう盛り上げたいのか作者の意図が全く伝わってきませんでした。