オルファクトグラム

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初版刊行(参考)
種別
長編
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10,530回
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16
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53
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あらすじ

2005年02月15日 オルファクトグラム〈上〉 (講談社文庫)

姉を殺害した犯人に、事件現場で襲撃された片桐稔は、その後遺症から通常の“匂い”を失い、イヌ並みの嗅覚をもつことに…。まったく違う世界に戸惑いながらも、失踪したバンド仲間を、嗅覚を頼りに捜し求めてゆく。新たな能力を駆使することで、姉の仇を討てるのか?新感覚の大長編異次元ミステリー。(「BOOK」データベースより)

評判

オルファクトグラムの評価:

7.80/10点 レビュー 5件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.80pt

オルファクトグラムの総合評価:

8.74/10点 レビュー 42件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(6pt)

オルファクトグラムの感想

殺人事件現場で凶悪犯から襲撃を受け、意識を取り戻すと犬並みの嗅覚を得ていた主人公。
その嗅覚を利用して、友人更に姉を殺害した犯人を探すという物語。
嗅覚を幾何学的なイメージで視覚的に捉えるという発想がユニークであり、設定の時点で大きなアドバンテージを得ている作品だと思う。
しかし、手放しで面白かったと評価できるわけでないのは、指摘されている方もいるが、まさにその通り。
かなりの長編であり、しかも犯人は相当に異常で凶悪にも関わらず、ラストに向けての、さぁ事件が解決する、犯人を追い詰めたという緊張感がなかったからだと思う。
物語が進むにつれ、主人公はいろいろな人物と出逢う。
友人、TV局の人間、大学教授、そして警察官。
その度に、主人公の特殊能力の説明があるのだ。これはさすがに冗長過ぎると言わざるをえない。
その分、異常な犯行を繰り返す犯人の動機すら端折られているように、主人公の能力以外への描写が浅いと感じました。

梁山泊
MTNH2G0O

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.37
(4pt)

摩訶不思議な「ニオイの世界」へ引きずり込まれます!

あらすじ読んでも内容の想像が全然つかないと思うけど…

でも、一行目から井上マジック炸裂。

いきなり引きずり込まれて止まらなくなります。

ただ、犯罪のカラクリやトリックを解明する「謎解き要素」はゼロ。

犯人を追いつめていく過程と主人公の心の変化が描かれた、

”ちょっとSFちっくな青春サスペンス”って感じでしょうか。

まあ、カテゴリーは何にしても、

読みやすい文章、軽快なストーリー運び、

どれを取っても、やっぱりこの人巧いですね!

変な話、読書嫌いな人でも読めると思う。そのくらい読みやすい。

ボリュームもかなりあるけれど、

「嗅覚」にまつわる話も独特でユニーク。間延び感はまったくナシ。

主人公は、「匂いが見えてしまう」という

現実にはありえない嗅覚になってしまうんだけど、

そのシーンの描写もすごいリアリティがある。

井上さん自身が、本当に経験があるんじゃないかと思うくらい。

いったい何歳のときにこれを書いたのかわからないけど、

この感性、凡人じゃない。普通だったらありえないです。

読んでてゼッタイ退屈しません。

それどころか気をつけないと徹夜コース。おすすめです
オルファクトグラム (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: オルファクトグラム (講談社ノベルス)より
4061822233
No.36
(4pt)

匂いを文章で表現する筆力

例えばグルメ番組などで、タレントが「おいしい」を連発して、どんな味なのか番組を見てる者は全くわからない、ということがよくありますよね。
味を言葉で表現するのって難しいんだなぁと思います。
でもそれより匂いってもっと表現難しいと思いません?
「ある匂いを、それをかいだことない人に言葉で説明する」こんなことをやってのけるのが井上氏の筆力です。
読めば読むほど自分の知らない世界を垣間見ることができたようで、う~む、とうなってしまいます。
オルファクトグラム (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: オルファクトグラム (講談社ノベルス)より
4061822233
No.35
(4pt)

スムーズ

著者ならではの、スムーズな物語展開。長大な話にも関わらず、一気に読める。主人公の心理の流れに、ありえないような御都合主義的な点も見られるが、些細なことであろう。
オルファクトグラム (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: オルファクトグラム (講談社ノベルス)より
4061822233
No.34
(4pt)

摩訶不思議な「ニオイの世界」へ引きずり込まれます!

あらすじ読んでも内容の想像が全然つかないと思うけど…

でも、一行目から井上マジック炸裂。

いきなり引きずり込まれて止まらなくなります。

ただ、犯罪のカラクリやトリックを解明する「謎解き要素」はゼロ。

犯人を追いつめていく過程と主人公の心の変化が描かれた、

”ちょっとSFちっくな青春サスペンス”って感じでしょうか。

まあ、カテゴリーは何にしても、

読みやすい文章、軽快なストーリー運び、

どれを取っても、やっぱりこの人巧いですね!

変な話、読書嫌いな人でも読めると思う。そのくらい読みやすい。

ボリュームもかなりあるけれど、

「嗅覚」にまつわる話も独特でユニーク。間延び感はまったくナシ。

主人公は、「匂いが見えてしまう」という

現実にはありえない嗅覚になってしまうんだけど、

そのシーンの描写もすごいリアリティがある。

井上さん自身が、本当に経験があるんじゃないかと思うくらい。

いったい何歳のときにこれを書いたのかわからないけど、

この感性、凡人じゃない。普通だったらありえないです。

読んでてゼッタイ退屈しません。

それどころか気をつけないと徹夜コース。おすすめです
オルファクトグラム Amazon書評・レビュー: オルファクトグラムより
4620106089
No.33
(4pt)

匂いを文章で表現する筆力

例えばグルメ番組などで、タレントが「おいしい」を連発して、どんな味なのか番組を見てる者は全くわからない、ということがよくありますよね。
味を言葉で表現するのって難しいんだなぁと思います。
でもそれより匂いってもっと表現難しいと思いません?
「ある匂いを、それをかいだことない人に言葉で説明する」こんなことをやってのけるのが井上氏の筆力です。
読めば読むほど自分の知らない世界を垣間見ることができたようで、う~む、とうなってしまいます。
オルファクトグラム Amazon書評・レビュー: オルファクトグラムより
4620106089

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