曽根崎心中
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あらすじ
愛し方も死に方も、私のもの。 美しく残酷な運命の恋物語が、時代を超えて、私たちの心を強く揺さぶる。 江戸時代、元禄期の大坂で実際に起きた心中事件をもとに近松門左衛門が書いた“心中もの”の傑作を、直木賞作家・角田光代が遊女「初」の視点で現代に蘇らせた! あらがい難き究極の恋の、高揚、悦び、懊悩、切迫……近松門左衛門の原作の世界を踏襲しながら、あらゆる感情を細やかな心理描写で描き切り、新たな物語として昇華させた、小説『曾根崎心中』。 ーー これが恋か。初は思った。これが、恋か。 ほほえみながら、泣きながら、高笑いしながら、物思いにふけりながら、不安に顔をゆがめながら、嫉妬に胸を焦がしながら、記憶に指先まで浸りながら、幾度も幾度も、思った。 これが、これが、これが、恋。 (本文より) ーー 出会ってしまった心を、止めることはできない。 小説として生まれ変わり新たに読み継がれる名作・新装版。 ●本書は、2011年にリトルモアより刊行された『曾根崎心中』の新装版です。内容上の変更はございません。(「BOOK」データベースより)
評判
曽根崎心中の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
曽根崎心中の総合評価:
9.54/10点 レビュー 26件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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そんな状態でこの本を読んだ訳ですから、全く新しい小説を読んだ様な感覚です。
確かに、近松門左衛門の「人情もの」は、映画で「天の網島」を見たりしており、その雰囲気は理解しているつもりです。
この本を読み進むうちに感じたのは、浄瑠璃ではここまで主人公「お初」の心情を表現できないだろうなと言う思いでした。
浄瑠璃の場合であれば、それを見る観衆の受け止め方にそれは委ねられています。
でもこの本では、「お初」の気持ちの動きを中心にストーリーが展開しますので、それが実によく伝わってきます。
「角田光代」の受け止めた「お初」の心情だと言ってしまえばそれまでですが、私は少なくとも非常に良く理解出来ました。
あの時代の遊女の気持ち。閉じ込められた世界でしか生きられない女性の切ない気持ちがよく理解できます。
閉ざされた世界に住む女性だからこそ、その「夢」は外の世界であり、そこへ誘ってくれる男性だったのでしょう。
人魂が誘う曾根崎の森への「道行」は、それしかない彼女たちの終着点として受け止めざるを得ません。
悲しい物語である筈なのですが、そう感じさせない「明るさ」があるのは、死んでゆく二人にとっては「夢の世界」への「道行」以外の何物でもないからでしょう。
こうした形で、江戸の文学を改めて知ることが出来、楽しい一時でした。