最悪の相棒



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    初公開日(参考)2025年04月
    分類

    長編小説

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    最悪の相棒

    2025年04月23日 最悪の相棒

    少年時代に姉がストーカーに殺された男、潮崎。被害者家族によりそいすぎたため、心身を壊し、若くして亡くなってしまった警察官の父を持つ女性刑事の広中。潮崎に対して、一方的に憎しみをいただいている広中は、捜査一課にいきたいという夢があった。その夢がやっとかなう。しかし、捜査一課での相棒は、信じられないことに、潮崎だったーー。 介護疲れによってひきおこされた犯罪、オレオレ詐欺に、ひきこもり。巨大団地で連鎖する事件は、やがて最悪の結末をむかえるーー。先読み不能のストーリーテラーが用意した、極上の物語ラビリンス。そして最高のカタルシス! 「あなた」も刑事も気づかないうちに、事件はもう始まっていたーー。(「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (3pt)

    作者の思い入れは理解できるのだが…

    「あなた」も刑事も気気づかないうちに、事件はもう始まっている――。
    作品紹介で そんなフレーズが使われるのは、事件がまったく始まらないから。350ページの小説だが、事件が起きるのは200ページを過ぎたところ。それまでは、過去のしがらみや刑事の日常がたらたらと描かれていく。作者は、犯罪被害者の家族などがマスコミのえじきになることに対するいきどおりを感じ、それを描きたかったのだろうが、あまりにも本題に入るまでの前置きが冗長すぎる。肝心の事件は、発生した段階で犯人の推測が容易にできてしまいミステリーとしてはさしておもしろくもない。ミステリーを書きたいならもっとそこに集中すべきだと思う。犯罪被害者や被害者家族に対する支援の在り方について世に問いたいなら小説に織り込むのではなくルポでも書いたらいい。
    最悪の相棒Amazon書評・レビュー:最悪の相棒より
    406535935X



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