抹殺
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あらすじ
生き残れ。殺してもかまわない。元首相襲撃の真相に迫る『暗殺』で話題沸騰の著者が、絶望の戦場を描く!自衛隊日報問題を起点に繰り広げられる緊迫の軍事サスペンス! ――殺られる前に敵を殺れ―― 〝特戦群〟では常に、そう教えられてきた。元自衛隊員の遺体がまた見つかった。共通するのは、政情不安下の南スーダンにPKO部隊として派遣された""特戦群""メンバーだったこと。俺たちは狙われている――同隊所属の風戸亮司の疑惑は深まり、危機からの突破口を探り始める。時を同じくして一人の女性医師が南スーダンから帰国し愛娘と再会した。だがその直後、凄惨な悲劇に遭遇し……。彼の地に関わった者たちに迫る不穏な影の正体は? そして、その目的とは?(「BOOK」データベースより)
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評判
抹殺の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
抹殺の総合評価:
6.00/10点 レビュー 3件。
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過去にも自衛隊は海外へ派遣されているが、南スーダンでのオペレーションは、今までのPKO活動の中で最も過酷とも言われている。
その南スーダンでの過酷なPKOの中で、非戦闘地域での非戦闘活動のみとされていた自衛隊の活動が、実際には戦闘地域であった事などから、後に自衛隊日報隠蔽事件に発展する事となった。
そう言った史実をモチーフにし、史実と創作を併せた虚実入り混じった、柴田哲孝お得意のストーリー展開がされているのが本作。
銃弾が飛び交うシーンが多い作品ながら、お得意の ”大甘な” ハードボイルド仕立てとなっている。
柴田哲孝お得意と言えば、ほぼ全作品に登場する ”アイフォーン” が、本作では過去最大と言えるほど地の文で登場する。
せっかくの緊迫したシーンで、「アイフォーンで連絡した」とイチイチ書かれては苦笑せざるを得ないだろう。
表記ブレもまた健在。
96頁で「ヴォクシーというワゴン車を選んだ」と書いておきながら、数行後に「麻衣子が運転するミニバンが出てきた」と書く。最初から車種名を書かなければ良いのにわざわざ車種名を書き、表記ブレを起こす。過去にモータージャーナリストとして活動していた人なので、これはお粗末も甚だしい。
また、昨年あれだけ話題となったドラマ、ヴィバン。その中で話題となったのが自衛隊別班だが、流石にその後すぐに著作で別班を出してくるのは、少しダサいかな?
さて、アラを色々挙げてきたが、それでも十分楽しめたので満足。