(短編集)

たば風 蝦夷拾遺

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初版刊行(参考)
種別
短編集
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あらすじ

2008年05月09日 蝦夷拾遺 たば風 (文春文庫)

将来を誓い合った男女に降りかかった突然の災難。だが、長い年月を経たのち、深い絆で結ばれたふたりに奇跡の刻が訪れた―極寒の二月に松前地方に吹く北北西の季節風「たば風」をモチーフとした表題作をはじめ、函館在住の著者が、幕末の蝦夷・松前藩を舞台に描いた、郷土愛あふれる六つの短篇集。(「BOOK」データベースより)

評判

たば風 蝦夷拾遺の評価:

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たば風 蝦夷拾遺の総合評価:

8.80/10点 レビュー 5件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.5
(3pt)

幕末維新前後の松前藩について詳しい

6つの短編小説を集めた文庫本だ。
最初の2編は江戸時代後期、松前藩の内紛を背景にしたもの。
後半の2編は幕末、戊辰戦争の頃の松前藩が舞台。
最後の1編は明治の世になっている。
途中の1編を除き、あとはすべて松前藩の武家の女性が主人公だ。

6編の中では異色の、「錦衣帰郷」の感想のみを記す。
この作品の舞台は松前でも江戸でもなく、出羽国楯岡村…最上徳内の生まれ故郷だ。

貧農の出ながら学問で身を立て、幕臣として立身出世を遂げた最上徳内。
多忙な公務の合間を縫っての晴れがましい一時帰郷の様子と、彼を出迎える村の庄屋夫妻および村人たちの様子を描く。

徳内が故郷の村で歓待される。会話が主体の時代小説で、東北訛りが印象深い。
他方、徳内の経歴や業績、当時の北方情勢・幕府・松前藩などに関しては客観的記述の歴史小説風なのだが、短い本作の中で相当なボリュームを占めていて、両者が分離しているように思えた。

その歴史解説の部分もwikiや教科書の内容とさして変わらず、北海道在住の著者ならではの視点、切り口、あるいは新情報があるかと期待したのだが残念だった。
蝦夷拾遺 たば風 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蝦夷拾遺 たば風 (文春文庫)より
4167640090
No.4
(3pt)

「錦衣帰郷」のみ読了

6つの短編小説を集めた文庫本だ。
その中の「錦衣帰郷」を読んでみた。
この作品の舞台は蝦夷地松前藩ではなく、出羽国楯岡村…最上徳内の生まれ故郷だ。

貧農の出ながら学問で身を立て、幕臣として立身出世を遂げた最上徳内。多忙な公務の合間を縫っての晴れがましい一時帰郷の様子と、彼を出迎える村の庄屋夫妻および村人たちの様子を描く。

徳内が故郷の村で歓待される。会話が主体の時代小説で、東北訛りが印象深い。
他方、徳内の経歴や業績、当時の北方情勢・幕府・松前藩などに関しては客観的記述の歴史小説風なのだが、短い本作の中で相当なボリュームを占めていて、両者が分離しているように思えた。

その歴史解説の部分もwikiや教科書の内容とさして変わらず、北海道在住の著者ならではの視点、切り口、あるいは新情報があるかと期待したのだが残念だった。
とはいえ文章は達者だし他の作品も面白そうなので、機会があれば残りも読むつもり。
蝦夷拾遺 たば風 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蝦夷拾遺 たば風 (文春文庫)より
4167640090
No.3
(5pt)

すてきだ・・・

北海道ってすごいなっておもった。開拓なんだなって。
ひとつ目の 束風 束って出ますね weathering heights 嵐が丘 だなって あら あらしとたばのかぜだ・・思いあって運命に別れ、なおかつ窮地に救われして、やがてまた・・・
すてきだ・・・
蝦夷拾遺 たば風 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蝦夷拾遺 たば風 (文春文庫)より
4167640090
No.2
(5pt)

ほのぼの

この作家さんの作品は結構読んでます。期待を裏切らないほのぼのとした良い作品でした。
蝦夷拾遺 たば風 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蝦夷拾遺 たば風 (文春文庫)より
4167640090
No.1
(5pt)

時代に翻弄された女性たち…。

函館出身の宇江佐さんが地元を舞台に書かれた一冊ということで期待を込めて読みました。
どの作品も時代と運命に抵抗しながらも翻弄され結局は流されて
従わずにはいられない悲しい女性たちが主人公になっています。
悲恋が多く涙が出ました。
悲しいけれど悲恋を乗り越えて生きる当時の女性の心情が細やかに描写されていて
宇江佐さんらしい読み手を飽きさせない構成は素晴らしいです。
感動しました!
蝦夷拾遺 たば風 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蝦夷拾遺 たば風 (文春文庫)より
4167640090

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