愚か者の島
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あらすじ
南の孤島で事情ワケありの男女が出会うとき、〈ふれもの〉になるのは誰だ!?何でこの島が〈フリムン島〉と呼ばれているのか知っているかい独自の自然主義に染まった元医師・土岐周一郎と不倫相手の北郷咲良は家族も仕事も擲って、沖縄の遥か南に位置する無人の〈フリムン島〉にやって来た。新たな人生の幕開けに高揚する二人はしかし、そこに先住者が潜むことを知らなかった。――恋人を殺し逃亡の果て、島に辿り着いた苅部公則。警察沙汰を恐れる公則は、理想に囚われた無知な二人が来て早々いがみ合いを始めるのを見て、仕方なく助けの手を差し伸べた。正体を偽る公則と二人の奇妙な共棲はうまく運ぶかに見えた……。だが、土岐に感化された親子、島ごとVIP向け宿泊施設にする野望の女社長らが、相次いで上陸。やがて島は、人間のエゴと憎しみがぶつかり合う “愚か者の島" と化していく――。(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
愚か者の島の評価:
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愚か者の島の総合評価:
8.00/10点 レビュー 2件。
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登場人物は、一部を除いてまったく好感を持てないというか、むしろ殺されてくれてスッキリという感じの人たちばかり。殺人事件を起こして逃亡中の青年が、一番まともというかいい人に見えてくるレベル。
何よりも、登場人物たちの「愚か者」ぶりのタイプ(事情とか思考とかキャラクターとか)が、一人も被っていないのがすごい。
個人的には、「次は誰が殺されるのかな」「早くこいつにバチが当たらないかな」と期待しながら読むという変な読書体験でした。