絶対聖域
- 絶対聖域 (2)
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新堂氏は闇金とかキャバクラとかホストクラブとか狭い世界で現実味を持たせた話は上手いのだが、 スケールのでかい話になるとどうしても狭い世界でしか展開できず期待外れの作品になる。 今回もそれ。 既に政界に食い込みいくつもの企業や団体を裏から操っている割には宗教団体の幹部のラインアップがお粗末。 碌な幹部が出てこない。 しかも幹部養成学園が高校までで大学がない、というお粗末さ。 オウムは何故東大卒などの超一流大学卒を幹部に置いたか? その辺がわかっていない。 ま、教祖の孫が高位につくのはわかるが、腕力しか無い20代が最高幹部に名を連ねたりなど、 とてもじゃないが政財界を裏で操る組織とは思えないお粗末さ。 カリスマはまだ「新」興宗教だからあれでもいいけど、熟成しつつある宗教団体では これはない。 水商売や闇金の感覚で話を展開するからお粗末な設定になってしまう。 大人しく得意分野の水商売や闇金系を書いておけばいいのになあと思ってしまった。 あと、3人の人間関係も養護施設で育ったというだけで、確固たる信頼関係にある としてしまったのも砂上に楼閣を築く結果になった。 昔の関係、昔の関係を執拗に繰り出して来るが、 印籠のごとくそれを出せばかなり無理な展開でもOKだろ、という作者の我田引水が垣間見える。 それなら確固たる信頼関係を築くにいたったエピソードを入れておくべきだろう。 これが東野圭吾氏辺りなら3人だけの絶対に秘密みたいなエピソードを入れ、 それをラストでドカ-ンと使ってくるだろうが、 残念ながら新堂氏にそんな筆力はない。 本当なら星一つくらいだろうけど、 新堂氏が次は得意の分野で思う存分筆を奮ってくれることを期待して星4つにします。 | ||||
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児童養護施設で育った幼馴染み3人。その一人が、政官財界に多大な影響を及ぼす宗教団体「神闘会」の会長の孫であることが分かったことから、それぞれの進む道が分かれていく。 3人の気持ちは同じ方向に向いてはいるけれど、属する組織の状況や人間関係が影響し、なかなか昔のように戻れないもどかしさや切なさが読みどころの一つか思います。各人が張り巡らす策略や考えは、やや無理があり強引と感じましたが、細かいことは考えずエンターテインメント小説として楽しめます。 | ||||
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