当確師
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
当確師の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク
当確師の総合評価:
6.90/10点 レビュー 20件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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本書は、圧倒的不利でも当選を確実に遂行する凄腕の選挙コンサルタントの話し。しかし、その実力から来るであろう傲岸不遜な態度や言動などで、「師」と名乗る自信の表れが上手く表現できている。
ただのコンサルタントでは無いのだ。
本書では二つの選挙戦で、見事圧倒的不利な状況から依頼人の願う候補者を見事当選に導いている。第一章で描かれた選挙戦は見事という他無く、物語にぐいぐい引き込まれていった。
その勢いのまま、第二章で別の選挙戦の話しに続く訳だが、この選挙戦は更に不利。市長選なのだが、告知前の調査で、反現職市長派の地元新聞でさえ現職市長の圧倒的有利、というより立候補表明をした時点で当確というくらい盤石な組織票を持っている。
当確師の事務所に務めるスタッフも「今度は無理」という判断。当確師本人でさえ「駄目か・・・」と思うくらい圧倒的不利。
小説として十分楽しめたが、表紙の折り返し部分を読むと、2020年にTVドラマ化されたとの事。3年ほど早く本書を知っていたのなら、ドラマも楽しめただろう。
残念だったのは、第二章の選挙戦。文中でも多少触れているが、組織票というのは利権がもの凄く絡んでくる。
現職が持っている莫大な権力から生まれる利権。当然、その利権に与ろうとする組織票が、こうも簡単に新人候補に流れるとは思えない。特に新人候補者が市民活動家ならなおさら。
そこが残念だった。