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魔王

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種別
中編集
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10,779回
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9
読書済み登録回数
206
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あらすじ

2008年09月12日 魔王 (講談社文庫)

会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。五年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語。(「BOOK」データベースより)

評判

魔王の評価:

6.89/10点 レビュー 9件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.89pt

魔王の総合評価:

7.19/10点 レビュー 217件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(5pt)

魔王の感想

伊坂らしくない、硬派な内容だった。
不思議な世界観ではあったが、弟とその恋人のキャラクターが良く、好感がもてた

mick
M6JVTZ3L
No.2
(5pt)

伊坂幸太郎にしては

まあ普通でした。

わたろう
0BCEGGR4
No.1
(5pt)

魔王の感想

主人公が人の言葉を操る能力に目覚め、これから日本を動かしていこうとする政治家と対決しようとするお話です。(前半が兄貴、後半が弟の2話形態となっています)
伊坂作品には珍しいSF作品かと思って読んでいましたが、独特の会話の駆け引きは健在ですが、ぞれぞれの能力をうまく使うわけでもなく、全くの消化不良でした。。。

フレディ
3M4Y9ZHL

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.208
(5pt)

1番好き

伊坂作品で一番好きです
魔王 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔王 (講談社文庫)より
4062761424
No.207
(5pt)

1番好き

伊坂作品で一番好きです
魔王 Amazon書評・レビュー: 魔王より
4062131463
No.206
(3pt)

ファシズムに進む日本の不穏さを描く |『魔王』伊坂幸太郎

日本国憲法第九条。
日本が誇るべき平和憲法という声もあれば、米国から押し付けられた憲法・(自衛隊という軍隊をもって)実態にそぐわない憲法という声もあります。

こうした憲法を、是々非々で議論し、必要ならばしっかり変えて行こう、と主張するリーダーが現れたら、皆さんならどのように反応するでしょうか?

・・・
本作は、そのような歯切れのよい強烈なリーダーが日本を変えようとし、人々が一方向に進みつつある状況に挑む、ちょっとした力を授かった男と、その家族の話です。

・・・
二部構成で一部はそのちょっとした力を持つ安藤(兄)の話。ファシズムが忍び寄る世の中に、どのようすれば流れを変えられるのか、と思案しつつ、己の『力』で状況を打開しようとします。その正義感や倫理観が伊坂作品らしいですね。

そして第二部は安藤(弟)の奥さん、詩織ちゃんの視点。安藤(兄)が死んでから5年後の日本の話です。ぼんやりしていて、ちょっと頭が弱めなキャラ設定の詩織ちゃん。その心根の良さと真っすぐさで、ファシズムの異論を許さない雰囲気への恐怖や、日本の改憲論議で人々が分裂していく様を、じんわりと俯瞰的に、ある意味他人事的に表現しています。

・・・
そんなんですので、すわ日本批判かとか思ったのです。さしずめ首相犬養のモデルは小泉元首相とか橋本元大阪市長あたりかなと。無批判に歯切れのよいリーダーに従う衆愚を批判したのかと思ったのです。
ところが筆者自身による解説によると、単にその不穏な雰囲気を書いてみたかったそうで、まあその雰囲気は伝わりました、はい。自分と意見の違う人に対して、受け入れるより説得にかかろうとする人とか、たまにいますが、確かに面倒だなあって感じながら読みました。ま、うちの奥さんもそのタイプです笑

・・・
話の筋的にはややSFチック、ディストピア的ですが、伊坂作品らしい真っすぐな登場人物の行動が気持ちよい作品です。ただし、従前のびっくりトリック的な展開は少ないかな。そうしたツイストを期待しているのであれば、本作は全く異なる毛色の作品であります。

・・・
ということで一風変わった伊坂作品であったかもしれません。

ひょっとすると、民主主義とか、マスコミ・ジャーナリズム・政治・投票・意見の多様性とかについて中高生くらいに考えてもらう際に読んでもらっても良いかなあと感じました。寓話的に読んでもらった方が、議論に入りやすそう。

個人的には十分たのしめましたが、純粋なエンタメを求めるのならば、先ずはスキップした方がよさそうな伊坂作品かと思います。
魔王 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔王 (講談社文庫)より
4062761424
No.205
(3pt)

ファシズムに進む日本の不穏さを描く |『魔王』伊坂幸太郎

日本国憲法第九条。
日本が誇るべき平和憲法という声もあれば、米国から押し付けられた憲法・(自衛隊という軍隊をもって)実態にそぐわない憲法という声もあります。

こうした憲法を、是々非々で議論し、必要ならばしっかり変えて行こう、と主張するリーダーが現れたら、皆さんならどのように反応するでしょうか?

・・・
本作は、そのような歯切れのよい強烈なリーダーが日本を変えようとし、人々が一方向に進みつつある状況に挑む、ちょっとした力を授かった男と、その家族の話です。

・・・
二部構成で一部はそのちょっとした力を持つ安藤(兄)の話。ファシズムが忍び寄る世の中に、どのようすれば流れを変えられるのか、と思案しつつ、己の『力』で状況を打開しようとします。その正義感や倫理観が伊坂作品らしいですね。

そして第二部は安藤(弟)の奥さん、詩織ちゃんの視点。安藤(兄)が死んでから5年後の日本の話です。ぼんやりしていて、ちょっと頭が弱めなキャラ設定の詩織ちゃん。その心根の良さと真っすぐさで、ファシズムの異論を許さない雰囲気への恐怖や、日本の改憲論議で人々が分裂していく様を、じんわりと俯瞰的に、ある意味他人事的に表現しています。

・・・
そんなんですので、すわ日本批判かとか思ったのです。さしずめ首相犬養のモデルは小泉元首相とか橋本元大阪市長あたりかなと。無批判に歯切れのよいリーダーに従う衆愚を批判したのかと思ったのです。
ところが筆者自身による解説によると、単にその不穏な雰囲気を書いてみたかったそうで、まあその雰囲気は伝わりました、はい。自分と意見の違う人に対して、受け入れるより説得にかかろうとする人とか、たまにいますが、確かに面倒だなあって感じながら読みました。ま、うちの奥さんもそのタイプです笑

・・・
話の筋的にはややSFチック、ディストピア的ですが、伊坂作品らしい真っすぐな登場人物の行動が気持ちよい作品です。ただし、従前のびっくりトリック的な展開は少ないかな。そうしたツイストを期待しているのであれば、本作は全く異なる毛色の作品であります。

・・・
ということで一風変わった伊坂作品であったかもしれません。

ひょっとすると、民主主義とか、マスコミ・ジャーナリズム・政治・投票・意見の多様性とかについて中高生くらいに考えてもらう際に読んでもらっても良いかなあと感じました。寓話的に読んでもらった方が、議論に入りやすそう。

個人的には十分たのしめましたが、純粋なエンタメを求めるのならば、先ずはスキップした方がよさそうな伊坂作品かと思います。
魔王 Amazon書評・レビュー: 魔王より
4062131463
No.204
(4pt)

満足

説明どおりの状態で、満足しています。
魔王 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔王 (講談社文庫)より
4062761424

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