楽園

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初版刊行(参考)
種別
長編
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10,555回
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5
読書済み登録回数
91
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あらすじ

2007年08月01日 楽園〈上〉

「模倣犯」事件から9年が経った。事件のショックから立ち直れずにいるフリーライター・前畑滋子のもとに、荻谷敏子という女性が現れる。12歳で死んだ息子に関する、不思議な依頼だった。少年は16年前に殺された少女の遺体が発見される前に、それを絵に描いていたという―。(「BOOK」データベースより)

評判

楽園の評価:

7.00/10点 レビュー 4件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

楽園の総合評価:

7.52/10点 レビュー 236件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(7pt)

作者の巧さが…

SFチックであることが読むことを敬遠させていたのだが読みました。
途中から結末は予想できたものの、宮部みゆき氏独特の細かい描写、映像が流れるような絶妙な角度からの描写で、先を急ぎたい!という作品でした。

kmak
0RVCT7SX
No.2
(7pt)

楽園の感想

恥ずかしながら下巻の中盤に差し掛かるまで主人公の女性が「模倣犯」に登場していたあの人だという事に気が付かなかった。
続編というよりスピンオフと言った方がいいだろう。

自分の子供を殺してしまうという事。
これが一般常識では普通でないという事は誰の目にも明らかで、世論も黙っていないはずである。
しかし、その子供がどうしようもないクズだったらどうだろう。
この作品には、どうしようもない自分の子供を殺してしまった親とそれを放置した親が登場します。
そして放置された側は更生しないまま社会復帰して再び犯罪を犯してしまう。
作者は少年法についても一石を投じているのかもしれません。

「殺してしまった」と「放置して傷口を広げてしまった」
親としての苦しみはその中味こそ異なるだろうが、苦しむ事自体はどちらも同じかなと思う。
しかし、後者に対する同情らしき描写が一切ない以上、作者は前者を正当化しようとしているのかなと感じます。
つまりは、楽園を得るために何かを切り捨てるという選択は必要悪なんだと。
全編通して淡々としているのですが、淡々としているだけに余計にえげつない。

単体なら、この内容で十分評価できるしさすが宮部みゆきというところなのですが、あの「模倣犯」の・・・と考えると、何ランクも落ちる作品と言わざるをえないです。
作者が大好きな超能力云々についても「模倣犯の」という作品の印象を大きく逸脱させている事は否定出来ない。
そこには目をつぶれたとしても、ピース、ヒロミ、カズ・・・色々な視点から描かれ、これでもかというくらい掘り下げられた人物描写がありました。
この作品にこれがあったか。
滋子視点で「敏子、等」「土井崎家、茜、誠子」「あおぞら会」とグループ化出来るように思うが、それぞれのつながりが弱いというか一体感がないというか・・・
これは、そのあたりの「浅さ」に起因しているのではないかと。

▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
No.1
(8pt)

楽園の感想

 

▼以下、ネタバレ感想

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宮部先生の大ファン
SHZEA47S

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.232
(4pt)

引き込まれました。

上下一気に読み進めました。
楽園 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園 上 (文春文庫)より
4167549077
No.231
(4pt)

おもしろかったー

あっという間に最後まで読んでしまいました。
楽園 下 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園 下 (文春文庫)より
4167549085
No.230
(4pt)

引き込まれました。

上下一気に読み進めました。
楽園〈上〉 Amazon書評・レビュー: 楽園〈上〉より
4163262407
No.229
(4pt)

ほら? パズルのピースが徐々につなぎ合わさる快感! |『楽園(下)』宮部みゆき

いわゆる『模倣犯』の後続作品となります。

・・・
私は『模倣犯』も未読、そして宮部さんの作品もこちらで2作目となる、言わば宮部初心者。

結論からすれば非常に楽しめました! これはですね、先が読めない2時間ものの邦画を集中して視聴したかのような読後感でした。

・・・
とある奇妙な依頼『うちの子が本当に超能力を持っていたのかどうか確認してほしい』という話から始まる、本作。

ここから、一見脈絡がないような出来事が散らばるように描写されます。
萩谷等が幻視した殺人事件の現場。殺人事件の当事者たる土井崎夫婦の独白、姉を殺された誠子の悲しさ、誠子と中の良かった地元の友達達、土井崎家を守ろうとする高橋弁護士、殺された土井崎茜の交流、萩谷等がほかにも幻視していた学校の先生方の隠蔽したいプライベート、滋子をサポートする『模倣犯』時代の秋津警部との連携等々。

読中は別個に与えられるピースが徐々に連結していくところに、読者は納得のため息と快感を得ることができると思います。

・・・
下巻では、土井崎家の事情、何を彼らは防ごうとしていたのか、土井崎父・土井崎母との対話、また親戚たる木村夫妻との会話から、土井崎家を巡る問題が立体的になってきます。同時に萩谷等がかかわっていた団体「あおぞら会」と土井崎家との関連が徐々に明らかになってきます。

こうしてジグソーパズルが出来上がっているかのような感覚、是非楽しんでいただきたいと思います。

・・・
最後に。

12歳で亡くなった萩谷等君。結局かれは超能力を持っていたのか。名言はしませんが、ストーリの書きぶりでは「Yes」ですよね。

また事故死であった彼は実は自殺したという噂。これも一部には「Yes」やもしれませんよね。見え過ぎる、分かり過ぎるというのは時としてつらい物であります。そうしたもの悲しさもドラマとしての深みを与えてくれる作品であったと思います。
楽園 下 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園 下 (文春文庫)より
4167549085
No.228
(4pt)

まだまだ分からない? 上巻ではジグソーパズルのピースが分かる感じ

いわゆる『模倣犯』の後続作品となります。

・・・
私は『模倣犯』も未読、そして宮部さんの作品もこちらで2作目となる、言わば宮部初心者。

結論からすれば非常に楽しめました! これはですね、先が読めない2時間ものの邦画を集中して視聴したかのような読後感でした。

・・・
とある奇妙な依頼『うちの子が本当に超能力を持っていたのかどうか確認してほしい』という話から始まる、本作。

ここから、一見脈絡がないような出来事が散らばるように描写されます。
萩谷等が幻視した殺人事件の現場。殺人事件の当事者たる土井崎夫婦の独白、姉を殺された誠子の悲しさ、誠子と中の良かった地元の友達達、土井崎家を守ろうとする高橋弁護士、殺された土井崎茜の交流、萩谷等がほかにも幻視していた学校の先生方の隠蔽したいプライベート、滋子をサポートする『模倣犯』時代の秋津警部との連携等々。

読中は別個に与えられるピースが徐々に連結していくところに、読者は納得のため息と快感を得ることができると思います。

・・・
上巻では、土井崎家(特に誠子)へのアプローチ、そして萩谷等の能力の検証にページが割かれます。まだまだ方向性が分かりませんよね?
いや、それが楽しいんですよ!!

その勢いで下巻まで楽しんでください!
楽園 上 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園 上 (文春文庫)より
4167549077

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