迷惑110番プルルルルルルル
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 | 2015年08月25日 迷惑110番プルルルルルルル (メディアワークス文庫) 迷惑な110番への対策として、警視庁が設けた“低緊急性警察通報用電話対策係”に配属された新人巡査のかおりはてんてこ舞いな日々。ある日なぜか突然「息子が誘拐された!」という超緊急案件が迷い込んできて!?(「BOOK」データベースより) |
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| 白バイ警察官って国家公務員？仕事中の事故の被害者の治療費を個人が払う？痛みはなくても出血はするんじゃない？骨までの傷はまずいでしょ！無理がある。 | ||||
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| ジュグナイルだなぁ。 警察ものとしても、オペレーターものとしても中途半端な展開。 とりあえず☆3 | ||||
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| お約束は全てすんなりお約束として果たされている。例えば、だめそうに見える上司は 深い事情と心の傷があって有能でスーパーマンだったり、訳ありそうな猛烈な肝っ玉的 刑事が出てきたり、警察ものにありがちなお約束がそのまま成り立っている。 ストーリーやプロットはきちんと考えられており、読んでいておかしいところや引っかかり、 矛盾などはなく、すんなりあっさり最後まで１時間くらい？で読み通せてしまった。 エピローグの犠牲者の少年時代の描写だけはいらなかったかと思う。ただ、 ミステリーとしては成り立っておらず、結局、犯人が自ら行動してくれて、全部自供して くれるから解決するのであって、捜査も推理もあったものではない。だからといって アクションシーンも含めてつまらないと言うことはなく、それはそれでおもしろい。 捜査資料を持ってきて過去の事件と結びつけたりするあたりの詳細をかっちり 書き、状況証拠で推理と操作を重ねて追い詰めていく方針にすれば大長編のハード ボイルドミステリー調に仕上がりそうだが、それをせず、キャラノベ、ラノベとして あっさり進むところが、かえって好感が持てるし、その方がよいと思う。くどくど ねちねち事件と捜査や推理を求めてはいない。 明らかにシリーズものになりそうだが、楽しみにしています。 | ||||
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