(短編集)
有機戦士バイオム
- ショートショート (127)
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 | 1989年09月30日 有機戦士バイオム (ハヤカワ文庫JA) すべての生命が死滅した惑星で抗争を続ける2つの機械群。自己増殖を行ない、進化を遂げ、創造主たる生命に似た思考回路を持つにいたった機械群だが、この機械群をまったく無効化する最終兵器が出現した。これに対抗するには有機生物によるしかないが…「有機戦士バイオム」。薬物使用による肉体の限界を越えさせる可能性に挑戦する、オリンピックならぬ「ドゥーピンピック2004」。夕食のちりなべの中にあやまってブードゥの秘薬を入れてしまい、なべの中身がゾンビと化して襲いかかってくる「死霊のちりなべ」などを含むショートショート集。(「BOOK」データベースより) |
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| 著者は、本書のようなユーモア系のショートショートが得意なジャンルなのだと思う。 好きな話は、ひとりだけ周りとテンポがズレている会社員の話「昼休みの因果律」と、 人体を使ってどこまで記録が出せるかを競うドーピングOKの「ドゥーピンピック２００４」、 機械生命体同士が覇権を争う星を描いた表題作の「有機戦士バイオム」などです。 気軽に読める楽しい36編のショートショートでした。 | ||||
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