大鴉殺人事件
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原題 The Shattered Raven 1969年刊 短編ミステリの名手、ホックの第一長編。 エドガー賞のパーティで読者賞を贈られたテレビ司会者が射殺される。被害者が死の間際に残したダイイングメッセージ〜大鴉の像を何故叩きつけて割ったかという謎をメインに据え、作中で探偵役がエラリー・クイーンにアドバイスを求めたりレックス・スタウトなど実在の作家を登場させる雅気が微笑ましい。 ダイイングメッセージの解明はある特定の知識が必要だが後期のクイーンの作例ほど錯綜したものでなく充分に納得出来る。 時折挿入される犯人側の視点描写は巧妙なミスディレクションになっている。 短編でのトリックメイカーぶりを期待すると裏切られる事になるが、人物描写の苦手な作者には珍しく作中描かれる主人公の恋愛模様がプロットに有機的に結び付いている辺りも評価できる佳作。 | ||||
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