鼠、滝に打たれる
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
鼠、滝に打たれるの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鼠シリーズ大好きです たんたんと読み進めてすぐ読み終わりました 相変わらず面白かったです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いつも通りの赤川先生で素晴らしいしなんと言っても鼠小僧の爽快さが心憎いばかりです!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
赤川次郎さんが鼠小僧の小説を書いておられるということを、NHKドラマを観はじめてからはじめて知り、原作に手を出したクチです。 鼠小僧は、怪盗紳士ルパンや怪人二十面相のように基本的に殺しをしない大泥棒ですが、自身がリスクを冒してまで弱きを助け強きを挫くいわゆる「義賊」です。もうこの設定からして、生き馬の目を抜くような競争社会かつ人間のエゴに支えられてなり立つ資本主義の現代社会が普通だと思っている今どきの日本の若者にはピンとこないのかもしれないなーとか思いますが、いい年してヒーローに憧れるピーターパン人間としては個人的には大好きです。凡夫にはなかなか次郎吉のような粋な生き方はできないですが・・。 実際「こんな人情に厚いいい奴現実にはいないよ!」と思いながらも願望として読む人がほとんどだと思いますが、<世界一貧乏な大統領>ウルグアイのホセ・ムヒカさんも昔は義賊であられたといいます。まあムヒカさんはノーベル平和賞候補になったくらいの方ですから、つまりそれだけ人類にとって相当貴重で例外的な存在ということですけれども。 さて本巻は女医の千草さんに大名から縁談が来たというお話が収録されているということで、千草さんと次郎吉の仲がなにかしら進展するのかと期待して読みましたが、やんぬるかな、相変わらずふたりの距離は付かず離れずを保ったままでした。せめて小袖と広之進の距離が少し縮まらないかとも思うのですがそんな期待も虚しかったです。分かっていましたけれどもね。お武家や商人などの間の身分の違いが明瞭で厳格な時代なので、作中では多くの恋がままならない結末を迎えるのも切ないですが、人間社会はそもそも思うようになることのほうが少ないもので、明るいハッピーエンドばかりよりもリアリティがあっていいなと思います。江戸時代を舞台にした人情の機微を書かせたら藤沢周平さんも神さまみたいな作家さんですが、藤沢作品も基調音は諸行無常というか、もの悲しいですね。本巻には無実の罪で失脚させられた侍や、夫の罪を着せられて悪い評判をたてられている妻が登場しますが、こういうことは今も昔も変わらないものだな・・と人間の業の深さにため息がでます。 ともあれ、小説とはいえども演劇の脚本ばりに地の文が少なく台詞が多い作品で、ミステリ要素はしっかり押さえつつも早い人なら30分もあれば読了できるであろう読みやすさ抜群の作品でした。できたら若い人にこそ読んで浮世の人情を感じてもらいたいけれども、どうしても熟年読者が多いシリーズなのでしょうね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズは、どこから読んでも楽しいです。 この、第8弾は千草さんの縁談話しにヤキモキしたり、次郎吉の人間くささが感じてよかったです。 文庫化するのを待ってます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
滝沢秀明さんのドラマを見て購入したが、 次郎吉、小袖が生き生きと描かれていて目の前に浮かんできた。 原作、ドラマ版ともに続編に期待したい。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 6件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|