■スポンサードリンク


鼠、滝に打たれる



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
鼠、滝に打たれる
鼠、滝に打たれる (角川文庫)

鼠、滝に打たれるの評価: 4.67/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.67pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(5pt)

鼠シリーズ大好きです

鼠シリーズ大好きです
たんたんと読み進めてすぐ読み終わりました
相変わらず面白かったです
鼠、滝に打たれるAmazon書評・レビュー:鼠、滝に打たれるより
4041022568
No.5:
(5pt)

鼠小僧に心奪われて

いつも通りの赤川先生で素晴らしいしなんと言っても鼠小僧の爽快さが心憎いばかりです!!
鼠、滝に打たれるAmazon書評・レビュー:鼠、滝に打たれるより
4041022568
No.4:
(4pt)

反権力のヒーロー・鼠小僧次郎吉

赤川次郎さんが鼠小僧の小説を書いておられるということを、NHKドラマを観はじめてからはじめて知り、原作に手を出したクチです。

 鼠小僧は、怪盗紳士ルパンや怪人二十面相のように基本的に殺しをしない大泥棒ですが、自身がリスクを冒してまで弱きを助け強きを挫くいわゆる「義賊」です。もうこの設定からして、生き馬の目を抜くような競争社会かつ人間のエゴに支えられてなり立つ資本主義の現代社会が普通だと思っている今どきの日本の若者にはピンとこないのかもしれないなーとか思いますが、いい年してヒーローに憧れるピーターパン人間としては個人的には大好きです。凡夫にはなかなか次郎吉のような粋な生き方はできないですが・・。
 実際「こんな人情に厚いいい奴現実にはいないよ!」と思いながらも願望として読む人がほとんどだと思いますが、<世界一貧乏な大統領>ウルグアイのホセ・ムヒカさんも昔は義賊であられたといいます。まあムヒカさんはノーベル平和賞候補になったくらいの方ですから、つまりそれだけ人類にとって相当貴重で例外的な存在ということですけれども。

 さて本巻は女医の千草さんに大名から縁談が来たというお話が収録されているということで、千草さんと次郎吉の仲がなにかしら進展するのかと期待して読みましたが、やんぬるかな、相変わらずふたりの距離は付かず離れずを保ったままでした。せめて小袖と広之進の距離が少し縮まらないかとも思うのですがそんな期待も虚しかったです。分かっていましたけれどもね。お武家や商人などの間の身分の違いが明瞭で厳格な時代なので、作中では多くの恋がままならない結末を迎えるのも切ないですが、人間社会はそもそも思うようになることのほうが少ないもので、明るいハッピーエンドばかりよりもリアリティがあっていいなと思います。江戸時代を舞台にした人情の機微を書かせたら藤沢周平さんも神さまみたいな作家さんですが、藤沢作品も基調音は諸行無常というか、もの悲しいですね。本巻には無実の罪で失脚させられた侍や、夫の罪を着せられて悪い評判をたてられている妻が登場しますが、こういうことは今も昔も変わらないものだな・・と人間の業の深さにため息がでます。

 ともあれ、小説とはいえども演劇の脚本ばりに地の文が少なく台詞が多い作品で、ミステリ要素はしっかり押さえつつも早い人なら30分もあれば読了できるであろう読みやすさ抜群の作品でした。できたら若い人にこそ読んで浮世の人情を感じてもらいたいけれども、どうしても熟年読者が多いシリーズなのでしょうね。
鼠、滝に打たれるAmazon書評・レビュー:鼠、滝に打たれるより
4041022568
No.3:
(5pt)

おもしろい

このシリーズは、どこから読んでも楽しいです。
この、第8弾は千草さんの縁談話しにヤキモキしたり、次郎吉の人間くささが感じてよかったです。
文庫化するのを待ってます。
鼠、滝に打たれるAmazon書評・レビュー:鼠、滝に打たれるより
4041022568
No.2:
(5pt)

面白かった!

滝沢秀明さんのドラマを見て購入したが、
次郎吉、小袖が生き生きと描かれていて目の前に浮かんできた。
原作、ドラマ版ともに続編に期待したい。
鼠、滝に打たれるAmazon書評・レビュー:鼠、滝に打たれるより
4041022568
No.1:
(4pt)

人情話+「謎」

シリーズ第8弾。
6編の短編から構成されていますが、これだけシリーズを重ねてくると登場人物の役どころもほぼ決まってきます。
主人公は、「甘酒屋」次郎吉です。
これを「武力」面で助けるのが、小太刀の名人である妹の小袖です。
被害者が怪我をした時の治療や、被害者を匿うのが、女医者千草です。
千草のアシスタントは、お国です。
この4人を中心に、人情話が続きます。
もちろん、ミステリー作家の作品ですから、「謎」が一杯です。
読みやすい短篇の連続で、楽しい一冊です。
鼠、滝に打たれるAmazon書評・レビュー:鼠、滝に打たれるより
4041022568

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!