Mr.スペードマン
- クライムノベル (72)
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近未来のニューヨークを舞台にした正義の殺し屋の物語。期待を感じるような帯の惹句に惹かれ、読んでみたのだが、外れ。盛り上がりも無ければ、驚愕の展開も無い。 どこかアンドリュー・ヴァクスの探偵バーク・シリーズのような雰囲気を感じた作品。 最近の早川書房の作品は当たり外れが大きいように思う。 | ||||
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一気読み(発売日に読了)。面白い。ちょっと甘めで☆5。 通り名MR.スペードマン。殺し屋。使用武器はカッターナイフ。依頼者から事情は聞かない。名前と特定のための必要な情報だけを聞く。 全額前払い。ただし、子供は殺さない。 ある女性の殺人を依頼される。18歳。大人。やがて標的は見つかるが、彼のルール上、殺せない事情が生じる。少しづつ明らかになる依頼の背景。否が応にも巻き込まれるスペードマン、八方塞がりともいえるなか、どのように打開していくのか、数少ない仲間とともに立ち向かう。 と書くと陳腐ですが、主人公の設定に一本筋が通っていて、非常に面白い。善とか悪とか、正義がどうとかではなく、主人公に共感できる説得力があります。その意味で一匹狼的な主人公のハードボイルド要素がメインですが、舞台となるニューヨークの終末観とギミックとしての仮想空間がうまく混ざり合って、なかなかスタイリッシュ。多少ありがちなアイデアが大量に盛り込まれていますが、情報過多な印象なく、登場人物もうまく絞っていて非常に読みやすい。鳴り物入りっぽいキャラがあっさり退場して逆にビックリしますが。筋もどんでん返しってほどではないけど、終盤の敵味方入り混じる構成は手に汗握り、面白かった。 後書きにもありますが、映像化には適していると思います。でも、候補とされるデンゼル・ワシントンはちょっと違うかも。年齢設定はもっと若いはず。まあ、かなり老成している主人公なので、中年設定の方が合うかもしれないが。 半日もあれば読めてしまうと思うけど、オススメ。 | ||||
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