春待ちの姫君たち
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2005年に集英社コバルト文庫から出たものを大幅に改稿して創元推理文庫に収めている。 著者は、もともとコバルト文庫から2005-07年に4冊を出していたのだが、2012年に『星を撃ち落とす』でミステリ・フロンティアから再デビューした人物。 本書は、中学~高校の女子たちの人間関係の難しさをテーマとした小説だ。あまりミステリっぽくはない。心理サスペンス系といえなくもないか? クラスでの孤立やいじめ、リーダー的な女の子と主人公のいさかい、友情の破壊と再生などが描かれているが、うーん、どうなんだろうか。どのあたりを評価すればいいのかわからない。女性読者だとうんうんとうなずけるのか? | ||||
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「あたしの名前を赤音だけに呼ばせてあげる。」 そんな特別親しい二人の関係を壊す第三者が現れ、事態は思わぬ展開を……。 と、百合ニュアンスに絡めたどんなミステリ展開が!?と期待したものの、 期待とは異なり、ミステリ部分は、多分誰もが思いつくだろう予想通りでした。 不器用な女の子達の愛ゆえに傷つけあう様子が中心の、青春小説や少女小説の類です。 思春期少女の心の機微に興味がない方には、おすすめしません。 また、話の切り替えテンポに、ちょっと癖があり、独特な魅力がありながらも読みづらいです。 | ||||
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謎解きとは違いますね。 タイトルの 姫 の通り、文章の中に演劇童話が登場します。読み終えたあと、素敵な題だなあ とあらためて感心しました。 | ||||
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今回も色々な面で満足できました。が、初回読んでいるときは「これはミスリードを仕掛けてるんだろうなー…」ということだけは分かる叙述上の仕掛けが非常に物語の姿そのものを分かりにくくしていてちょっと苛々しました。2読目は結構楽しめましたから、最初のときもこれぐらいサクッと読めればいいかなあ。 相変わらず緊張感のある人間関係が心地良かったのですが、実際話しが終わってみると、こういう状況そのものが有り得ないというかリアリティからかけ離れていて、緊張感やら語り口のシリアスさなどがかもし出すリアリティと微妙な不協和音を感じました。この乖離が作者の味かもしれません。 一読したあとの印象はそれほど良くなかったのですが再読すると色々な仕掛けに感心します。というか、一読して分かった人間関係を念頭において読むとよりキャラクタが立ってくるというか、一読したあととは違う印象で読めるので、ものすごくいいサービスを貰ったと思いました。 | ||||
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