大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄
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種別
長編
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評判
大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄の総合評価:
8.00/10点 レビュー 10件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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患者と医者と看護人たちが織り成す奇妙な病院劇。
登場人物たちの名前がみな個性的で、まるで現実感の無いパラレルワールドの住人達。
本格ミステリとは作風が全然違います。ミステリ小説として読まない方がいいかもしれません。
帯のうたい文句にあった「首藤流ドグラマグラ」ってのも、自分としては違うと思いました。
ドグラマグラから漂う「狂気」の香りは全然ありません。
理路整然と、最後まで伏線を回収してちゃんと落ち着くべきところに落ち着くので、
読後はスッキリです。狂気度はゼロ。
文体は現代風なので、とても読みやすいです。スラスラ読めます。
読んでいると時代設定が昭和初期ということも忘れてしまうぐらい、現代的な読みやすさになっています。
ただ、蘊蓄は結構出てくるので、そういう個所では時間は取られるかも知れませんね。
でもそういう蘊蓄も含めてこの小説の魅力です。
一つ、最大のマイナス点は「上下巻に分冊」されていることです。
この手のミステリ小説ってのは、その都度いつでも前のページを確認しに行く必要が出てきますし、
それがまた楽しいものです。
だけど分冊されていると読み返そうと思ったときに「あ、上巻が今手元にない」という風になってしまうことが度々あります。
すぐに前のページを見返したり、何か見落としてないか?とか前のページをパラパラ眺めていったり、
ミステリ小説はそうやって楽しむものです。
ミステリ小説を分冊する編集者および出版社はそこのところが分かっていない。
「分厚いと読者が尻込みする」「1500円もする文庫本より、上下に分かれてた方がお試しで上巻を買ってもらえる」とか、
守銭奴的な商魂で分冊するやり方は嫌いです。
だから星1つマイナス。