ロセンデール家の嵐
- 冒険サスペンス (40)
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イギリス冒険小説の巨匠バーナード・コーンウェル。 彼の海洋冒険ロマンとしては「殺意の海へ」と双璧をなす傑作です。 凋落した伯爵家であるロセンデール家を経済的に救済し得る最後の手段は家宝であるゴッホの傑作絵画「ひまわり」を富豪のコレクターに売ることだった。 ところが、当主である主人公ジョン・ロセンデール伯爵がその「ひまわり」を盗んで隠したという濡れ衣を着せられたところから物語は始まる。 海とヨットをこよなく愛する生来の放浪者ジョンは海へと逃げ出すのだが、その行為自体がますます彼に疑いの目が向けられてしまう要因となる。 双子の妹エリザベスとは犬猿の仲だが、ジョンの愛する知的障害者の妹ジョージーナが、伯爵家とともに凋落したエリザベスの食い物にされかけていることを知ったことから、ジョン・ロセンデールはついに立ち上がる。 絵画の相続がらみで謎の一味から何度も命を狙われ、そのつど親友チャーリー他の助けでからくも生還するジョン。 最後、ジョンが、「ひまわり」を盗んだ真犯人に絵画の受け戻し金400万ポンドを渡すべく、体をはって犯人一味の指定する場所に単身ヨットで向かうあたりからは、文字通り手に汗にぎる展開。 夜の海上での格闘のすえ、間一髪で殺し屋を打ち倒し、敵の動力船を確保し操縦して一味の首謀者の待つ湊へたどりついたジョンを待っていたのは、あまりにも意外な (意外過ぎる!) 犯人だった……。 作者コーンウェルの雄渾な筆致に引きずられまくって500ページが少しも長く感じられませんでした。 1991年 日本冒険小説協会大賞 (海外部門) 受賞作。 海とヨット (小型船舶) による決死の冒険が好きなかたにお勧めです。 | ||||
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昔ヨットに乗っていたので多少は理解できたが、活動場面で主人公の動きが理解できないところがあった。もう少しこの部分を削除すると物語がスムースに進むような気がした。でもまあ、面白かった。 | ||||
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自分もヨット乗りなので、Aヘミングウェイ、Pマシーセン、Bコーンウェル、Aマクリーン、Wスミスの帆船関係を読んでいるが、冒険ヒーローなら、面白さでは随一。なんてたって、セーリングテクニックが凄い。でも、ハリヤードだの、タックだの、ジャイブだの、ヨットの専門用語が分からないと辛いかもしれないけど、それだけのリアリズムがあるということなのだ。 | ||||
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自分もヨット乗りなので、このヒーローの気持ちがよく分かる。徹底的な自由奔放なのだ! 気取らず、媚びず、臆せず! 自分の主義を徹底した利己主義、美人で金持ちの女にも平気で悪態をつくストレートさ。ハリヤードだの、タックだの、ジャイブだの、ヨット用語の連発。主人公もさることながら作者も媚びていない。こういう作品は本当に少ない! | ||||
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自分もヨット乗りなので、このヒーローの気持ちがよく分かる。徹底的な自由奔放なのだ! 気取らず、媚びず、臆せず! 自分の主義を徹底した利己主義、美人で金持ちの女にも平気で悪態をつくストレートさ。ハリヤードだの、タックだの、ジャイブだの、ヨット用語の連発。主人公もさることながら作者も媚びていない。こういう作品は本当に少ない! | ||||
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