レシピに万歳
- コージー・ミステリ (155)
- ディタニー・ヘンビットシリーズ (4)
- ユーモア・ミステリ (167)
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 | 1998年02月28日 レシピに万歳 (創元推理文庫) 「ほどいた袖だ!」トレンチコートの男は店からよろめき出るや、そういい残してくずおれた。背中には弾痕。町の毛糸店を血に染めた暗黒街の殺人―かと思われたが、まもなくミンスミート業界の大立者マザー・マティルダがあらわれ、被害者は、秘伝のレシピを狙い社内に出没していた悪漢に追われた挙句、命を落としたのだと告げる。身重のディタニーが大奮闘。ユーモア第四弾。 (「BOOK」データベースより) |
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| 今回ディタニーは身重。しかも双子を出産予定。すごい！ ただそのおかげで、ちょっと行動力ダウン気味。それはやや残念。もっとも名探偵はオズバートの役なので、そこは問題ないが。前回と打って変わって、初っ端死人が出ます。シャム双生児とか出て、いいんかいな、こういう風に使って、と思ったり。それからディタニーの母親がようやく登場。かなり変わった人らしいが、頭の良さにはオズバートも脱帽。それからやたら「親戚」が多い話。「もしやあなたの親戚にモンクという人はいませんか？」って、突き詰めれば、みーんな親戚になるような気もするんだけど。特にこういう田舎では。ミンスミート・パイなどどういうものかよく分からないのが、日本人の悲しいところ。でもきっと、相当おいしいに違いない。何しろスパイが入り込むぐらいなのだから。それにしても大活躍なのがアレシューザ！ 詳しくは読んで欲しい（＾＾） 私はアレシューザが大好きなので、嬉しかった。 | ||||
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