アメリカの夜

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種別
長編
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あらすじ

2001年01月17日 アメリカの夜 (講談社文庫)

映画学校を卒業し、アルバイト生活を続ける中山唯生。芸術を志す多くの若者と同じく、彼も自分がより「特別な存在」でありたいと願っていた。そのために唯生はひたすら体を鍛え、思索にふける。閉塞感を強めるこの社会の中で本当に目指すべき存在とは何か?新時代の文学を切り拓く群像新人文学賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

評判

アメリカの夜の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 D ランク

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アメリカの夜の総合評価:

7.18/10点 レビュー 22件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.22
(3pt)

哀しい話と言うけれどいじらしい話

自己を表現したくてたまらない才気ある若者が自分を特別だと思い込もうとして書く、よくある過剰に饒舌な少し恥ずかしくなってしまうような小説である。ただそこに工夫のなされているところが良い点。
自分を特別だと思おうとしている唯生(ただいきているってことかな?)なる人物は、ドン・キホーテなど虚構の人物を模倣しているだけで、さらにその唯生の話はエスなる分身が書いている話で、分身が書く形にしたのは小説のキャラクターの狂気を、これまた模倣するためだよという言い訳があって。もちろんそれを小説として上梓している阿部和重がいるという何重にも、いわゆる中二病的な自意識を囲い込んだ、阿部和重のかわいい処女作だ。
ここまでしないと、自分は、唯生きている普通の人間なのだと宣言できない著者の若き自意識がとてもいじらしい。
アメリカの夜 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アメリカの夜 (講談社文庫)より
406273057X
No.21
(3pt)

哀しい話と言うけれどいじらしい話

自己を表現したくてたまらない才気ある若者が自分を特別だと思い込もうとして書く、よくある過剰に饒舌な少し恥ずかしくなってしまうような小説である。ただそこに工夫のなされているところが良い点。
自分を特別だと思おうとしている唯生(ただいきているってことかな?)なる人物は、ドン・キホーテなど虚構の人物を模倣しているだけで、さらにその唯生の話はエスなる分身が書いている話で、分身が書く形にしたのは小説のキャラクターの狂気を、これまた模倣するためだよという言い訳があって。もちろんそれを小説として上梓している阿部和重がいるという何重にも、いわゆる中二病的な自意識を囲い込んだ、阿部和重のかわいい処女作だ。
ここまでしないと、自分は、唯生きている普通の人間なのだと宣言できない著者の若き自意識がとてもいじらしい。
アメリカの夜 Amazon書評・レビュー: アメリカの夜より
4062071738
No.20
(1pt)

で?

で?何が言いたいのの一言で存在意義が粉砕される小説
アメリカの夜 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アメリカの夜 (講談社文庫)より
406273057X
No.19
(1pt)

で?

で?何が言いたいのの一言で存在意義が粉砕される小説
アメリカの夜 Amazon書評・レビュー: アメリカの夜より
4062071738
No.18
(5pt)

映像的でスピーディーで、かつ疎外感の哀愁

作者が思っていること、と、違う部分もあるし、その辺の分裂も、小説の味ですけど、ただ主人公が感じている、周りとの分断、それでいいよ、と思っていても、なんかイライラする、そうした世界の情景と、バイト先の公益美術館で。本を読んでいた、神聖喜劇も失われた時を求めても
でもなんらかの周りの圧力で、ダメだろうね~となっていき、
主人公がとにかく思考的に布石を打って、そんなのは当然だし恨んでいないし、別にあることができるようでよかった、という酸っぱい葡萄まで用いることによって、
やなんだろうなあ、と読者が共感して同情する部分が好きです。本を読む、というのは、いつでもどこでもできるのでなく、ある種の閉鎖空間、の方が的確にできることが多く、自宅では他の不機嫌なことでも起きると難しいわけで、
かつなんか疎外されている状況の
読むことによって、勝ってないんだけど
そう言う奴らに勝っている知的なオレ(そんなことは本人は認めないがなんとなく思ってしまうもの)を追求するために本を読みたい、しかしその知的自由さまで、公共圧力で、ヤツら(誰ということもなく)全体が遮る。
苦しい。その苦しさの、ぶつけ形、どう破滅することなく、主人公は切り抜けていくのか、
が、とても強い気分にさせてくれると思います。絶対にできないことだけど
粉々に破壊したい。でも、捕まるわけにはいかない。みたいな色んな怖さと、ジリジリとしたソレが最高に好きでした。これとIPが、大変にその線で、好きで
そして好みでしょうからこっちの自由ですが、その作品以降、本当に目に見える形で作者が破壊するようになったので、(あくまで僕は)抑制を感じなくなり、面白さがなくなりました。
本当に憎い奴を殴ったりするわけでもない
その辺が
学生の頃の頑張りと、アイツの憎さ、でも我慢を感じて、大変に上手に、この作品に思いました。
アメリカの夜 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アメリカの夜 (講談社文庫)より
406273057X

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