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ジャム さんのレビュー一覧

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レビュー数349

全349件 341~349 18/18ページ

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No.9:
(7pt)

ジョーカーの感想

本格のギミックがこれでもかと積み込まれた幻影城殺人事件!ここまでやるか、の2転3転・・・する真相は凄い!としか言えない。まあ、ひっくり返りすぎて、最後はやっぱり言葉遊びに終始していますがこれはこれで好きでした(笑)
ジョーカー 旧約探偵神話 新装版 (星海社FICTIONS)
清涼院流水ジョーカー についてのレビュー
No.8:
(7pt)

コズミックの感想

第2回メフィスト賞受賞作!JDC、密室卿、ここまでやるか!というほどミステリのギミックがたっぷりの衝撃のデビュー作!
高校時代に読んだのもあって、このやりすぎ感が自分好みだった(笑)ここまで言葉遊びを徹底できるのは後にも先にも流水だけでしょう(笑)
コズミック流 (講談社文庫)
清涼院流水コズミック についてのレビュー
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

冷たい密室と博士たちの感想

森博嗣、事実上の処女作!鋭利な論理と密室トリックが光る傑作!
冷たい密室と博士たち (講談社文庫)
森博嗣冷たい密室と博士たち についてのレビュー
No.6: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (3件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

夜想曲(ノクターン)の感想

俳優の桜木和己は自らの手に残る感触から自分が人を絞め殺したのではないかと疑っていた。そんな和己のもとに届けられた一つの小説は、彼が記憶を失っていた間に起きた不可解な連続絞殺事件だったのだ! これは、第3章を読み終わった時激しい違和感を感じてある一つの推論が浮かんだんですが、それが意味するところがわからず真相を読んでみたら「ああ、結構惜しいとこまで見当つけてたのにもう一つ詰めが甘かった!」と悔しい思いをしました(笑)「偽の真実と本当の真実の論証が実は同じ」というある一つのネタを軸とした隠れた新本格の傑作!



夜想曲(ノクターン) (角川文庫)
依井貴裕夜想曲(ノクターン) についてのレビュー
No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ローウェル城の密室の感想

恵と保理の高校生コンビはある日「三次元物体二次元変換機」により少女漫画「ローウェル城の密室」の世界に入ってしまう!そして、そこで待ち受けていたのは世にも恐ろしい密室殺人だったのだ!密室トリックについては前代未聞の仕掛けで正に本作でしか通用しないしろものなのでそれが明かされたときは思わず唖然としましたが、密室が出てくるのは話も中盤以降にさしかかったところでそれまでは女の決闘あり、ガーベル族との諍いあり・・・と当時16歳でこれを書いたのが信じられないほどの物語の魅力に溢れておりこの世界にどっぷり嵌りました!
ローウェル城の密室 (ハルキ文庫)
小森健太朗ローウェル城の密室 についてのレビュー
No.4: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

体育館の殺人の感想

麻耶雄嵩がデビューした「91年」に生まれ、麻耶さんと同じく「21歳」でデビュー。しかも体育館という密室を傘一本から推理を組み立てて解決していくという「クイーン」の論理展開で、しかも探偵役は学校内に住む学年トップの「アニヲタ」・・・。この運命的とも言える組み合わせで鮎川賞を受賞しデビューした青崎さんに少し嫉妬を覚えつつも、久しぶりに論理に論理を積み重ねるガチガチの正統派本格ミステリを紡ぐ大型新人の出現に大いに興奮してしまいました(笑)これからの本格を担っていく若手の一人だと思うので、第2作以降にも期待です!
体育館の殺人 (創元推理文庫)
青崎有吾体育館の殺人 についてのレビュー
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

人格転移の殺人の感想

西澤作品との出会いの1冊。マスカレードというSF設定を用いた異色ミステリー。結末もすっきりしているし、これはおすすめですよ!また、その後の著作のほとんどに共通していますがちょっとエッチな視点も西澤さんならではでいいです(笑)

人格転移の殺人 (講談社文庫)
西澤保彦人格転移の殺人 についてのレビュー
No.2: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

密室蒐集家の感想

祝!第13回本格ミステリ大賞受賞!戦前、戦後、そして現代。異なる時代に密室殺人あれば必ずどこからともなくやってくる密室専門の名探偵。その名も、「密室蒐集家」!探偵をあくまで「推理装置」としてのみ機能させ、「密室」という本格ミステリの宝石をスマートでロジカルに輝かせてみせる著者の本格魂が炸裂の傑作短編集!特に一発ネタと少年少女の心の葛藤が見事に合わさった「少年と少女の密室」、雪密室で容疑者に仕立てられた不運な女性が巻き込まれた事件の真相が切ない「佳也子の屋根に雪ふりつむ」が良かった!また、蒐集家にほのかな想いを寄せた千鶴ちゃんの存在も良し!

密室蒐集家 (ミステリー・リーグ)
大山誠一郎密室蒐集家 についてのレビュー
No.1:
(8pt)

裁くのは誰か?の感想

森博嗣のルーツミステリ100から。これは、一発ネタが見事に決まった隠れた本格ミステリの傑作です!
裁くのは誰か? (創元推理文庫)
ビル・プロンジーニ裁くのは誰か? についてのレビュー