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なおひろ さんのレビュー一覧

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レビュー数65

全65件 61~65 4/4ページ

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No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

ひまわりの祝祭の感想

妻が自殺した後ひっそりと何もせず暮らしていた男。突然昔の知り合いが訪ねて来た事から事件が始まると言う、典型的な巻き込まれ型のハードボイルドです。主人公はストイックでセンチメンタル、他の人物達も非常に魅力的で、大変面白い作品でした。話の流れはほぼ予想出来た結末へ進み、あまり意外性は有りませんでしたが、これで良いんです。こう言う文体、世界観、物語が自分は好きなのだな、と再確認させられた文句なしの名作。ホントに格好良い話ですよ、オススメします。
ひまわりの祝祭 (講談社文庫)
藤原伊織ひまわりの祝祭 についてのレビュー
No.4: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

天使の囀りの感想

次々と自殺する人々、いったい何があったのか、を明らかにして行くと言うのがメインの謎であります。ジャンルとしては、ホラーでありSFでもあり、ミステリーとは少しイメージは違うかもしれません。専門的な説明文が多い為くどくも感じますが、文章が読み易いので意外とさくさく読めます。とにかく最高に面白い。極上のエンターテイメントであるのは間違いありません。結構グロイ描写が多いので、余程ホラーが嫌いな方は避けた方が良いでしょうが、その他のみなさんは必読です。最後まで続く恐怖、おぞましさ、そして悲しみに震えて下さい。
天使の囀り (角川ホラー文庫)
貴志祐介天使の囀り についてのレビュー
No.3: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ラットマンの感想

エアロスミスを聴くのは好きですが、自分では楽器演奏は出来ません。それでもこの作品では、バンドを続ける人間関係の楽しさ、難しさが味わえました。ミステリーとしても、先の見えないどんでん返しの連続で、かなり完成度は高いです。

▼以下、ネタバレ感想
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ラットマン (光文社文庫)
道尾秀介ラットマン についてのレビュー
No.2: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

第三の時効の感想

文句なしに面白い。どの話も最後に意外な真相が明かされ、何とも言えない余韻を残して鮮やかに解決します。濃密な本格ミステリーと言う点でも楽しめますが、この作品をここまで高めているのは、主人公達の強烈なキャラクターでしょう。みんなどこかが壊れている、そんな感じがあり、捜査にかける執念は物凄いのですが、同じくらい警察内での手柄争いにも必死です。その凄まじく暑苦しい状況を、冷静な視線で淡々と描いている。1話読み終わる度、心にグッと来ます。単に謎解きがすごいだけでは無い。満点です、これこそ傑作。
第三の時効 (集英社文庫)
横山秀夫第三の時効 についてのレビュー
No.1: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

赤朽葉家の伝説の感想

すごく楽しめたお話でした。著者渾身の傑作と言えるでしょう。普通の謎解き小説とは少し違いますが、三世代の女性の人生とそれぞれの時代の空気をシミジミ味わう事ができ、素晴らしい作品だと思います。個人的な好みでは、第二部の展開が結構突飛で付いて行けない所があるのと、全体を通した恋愛の描写や考え方が女性目線なので、その部分に違和感を感じた所がマイナスでした。しかし、第一部の幻想的な雰囲気は最高でしたし、物語の序盤から張られた伏線がきれいに回収され、さわやかなエンディングを迎える第三部は非常に良い読後感で、ぜひ多くの方にオススメしたい作品です。

赤朽葉家の伝説
桜庭一樹赤朽葉家の伝説 についてのレビュー