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青鳥の如き囀るもの さんのレビュー一覧

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レビュー数9

全9件 1~9 1/1ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.9:
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

ミステリの皮をかぶったギャグ小説の皮をかぶった……

「自殺を密室殺人にでっちあげる探偵」
「わらべ歌になぞらえた連続殺人」
「2つの館のアリバイトリック」…。


最初はミステリだと思っていた。
しかし半分も読み終えた頃には「なんだ、ギャグ小説じゃないか」と肩の力を抜いた。

そして最後まで読んだ時。

これは「ミステリの皮をかぶったギャグ小説」の皮をかぶったミステリだった事に気づき唖然。

面白かった!!
猫間地獄のわらべ歌 (講談社文庫)
幡大介猫間地獄のわらべ歌 についてのレビュー
No.8: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

死と砂時計の感想

死刑囚専門の刑務所内で起こる、不思議な事件の数々。
設定は面白いけど……それぞれの事件の真相はややパンチが足りない印象。

しかしそれでも、最後の最後に判明するある人の陰謀には驚かざるを得なかった!!
そのビックリを他の皆さんにもぜひ味わってみてもらいたいです。
死と砂時計 (創元推理文庫)
鳥飼否宇死と砂時計 についてのレビュー
No.7:
(7pt)

警察がダメ…でもそれがいい???

他の方も書かれていますが、警察がマヌケ。
取り返しのつかないうっかりミスが多過ぎる。
読んでいて「おい!!」とか「何やってんだよ!?」と、心の中で何度叫んでしまった事か 笑

しかしそれは逆に言うなら、それだけ犯人が自由に動き回り、どんどん事件を展開してくれるという事。
目まぐるしいとも言えるスピードで事件が何度も発生する為、ハラハラドキドキが止まりません。

50年以上前の作品ですが、「不連続殺人事件」と同様、現在でも読み応えがあるミステリ作品だと思いました。
リラ荘殺人事件 (角川文庫)
鮎川哲也りら荘事件 についてのレビュー
No.6: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

名探偵に薔薇をの感想

名探偵の活躍よりも、名探偵という存在が背負う宿命に焦点を当てた作品。
グロテスクな見立て殺人が続く第一部と、真相が二転三転するのが面白い第二部。
私は第二部がお気に入りです。
名探偵・瀬川みゆきのその後を読んでみたい…。
名探偵に薔薇を (創元推理文庫)
城平京名探偵に薔薇を についてのレビュー
No.5:
(8pt)

公開処刑人 森のくまさん ―お嬢さん、お逃げなさい―の感想

ちょっとずつ読んでいくつもりが、一気読み。
前作とは打って変わって面白かった。
ただし完全な続編ものなので、前作を読んでいなければあまり楽しめないと思う。
公開処刑人 森のくまさん ―お嬢さん、お逃げなさい― (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
No.4:
(7pt)

探偵ザンティピーの休暇の感想

初めての小路さん。

タイトルが「休暇」とあるように、ハードボイルド探偵が妹の嫁ぎ先である温泉旅館でゆるりとしながら、おじいちゃんや子供達を相手にのんびりと調査をする。
探偵は日本語が堪能なのだが、なぜか寅さん口調なのが面白い。
全体的にほのぼのとしていて、ミステリとしては物足りないかもしれないが、○○○○の正体はロマンが溢れていて良かった。
探偵ザンティピーの休暇 (幻冬舎文庫)
小路幸也探偵ザンティピーの休暇 についてのレビュー
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

霧越邸殺人事件の感想


▼以下、ネタバレ感想
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霧越邸殺人事件<完全改訂版>(上) (角川文庫)
綾辻行人霧越邸殺人事件 についてのレビュー
No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

黒い家の感想

「ウシジマくん」的な、ある種の人間が持つ邪悪感が詰まった名作。
特に後半に差し掛かってからはヒヤヒヤするシーンばかりで、読後はドッ…と疲れてしまった。
比率としては、ミステリー3:サスペンス7という所か。

▼以下、ネタバレ感想
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黒い家 (角川ホラー文庫)
貴志祐介黒い家 についてのレビュー
No.1: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

面白かった

事件の"真相"よりも、事件の"結末"の方に驚かされた。

続編が出るならぜひ読んでみたい。
折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)
米澤穂信折れた竜骨 についてのレビュー