レビュー一覧
iisan さんのレビュー一覧
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
「砂男」の最後でサーガ警部に撃たれて川に流されたはずのシリアルキラー・ユレックが蘇り、再びヨーナとサーガの破滅を画策する。その悪魔の手はヨーナとサーガが愛する人々にありとあらゆる手段で迫ってくる。驚異的な頭脳と体力を持つ怪物に追い詰められたヨーナとサーガは、命を賭けた戦いに打って出た…。
レクター博士を筆頭に、悪の権化のような犯人が登場する作品は犯人の怪物性が際立つほど面白いと言えるが、それも限度があり、本作ほどスーパーなキャラクターだと正直白けてしまう。論理的、緻密にサスペンスを楽しもうとすると粗が目立ち過ぎる。また、必要以上に残虐なシーンが多いのにも興ざめする。それでもエンターテイメント作品として成立しているのは展開のスピードと犯行手段に巧みなアイデアがあるから。
第4作「砂男」と深く連動する作品なので、絶対に「砂男」を読んでから手に取ることをオススメしたい。