■スポンサードリンク


tqsvay さんのレビュー一覧

tqsvayさんのページへ
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.17pt

レビュー数12

全12件 1~12 1/1ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.12: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

invert 城塚翡翠倒叙集の感想

前作は必読なので注意。題名の通り倒叙ものになっていて、読者に犯人が明かされた後で探偵の推理する過程を楽しむ作品になっている。古畑任三郎オマージュらしいネタも見られ、読者を楽しませてくれる。前作とは少し趣向が違うので、同じようなものは期待しない方が良いだろう。私もどちらかといえば、作中でも苦言が呈されている「推理よりも驚きを求める人間」なのであまり人のことは言えないが。最後の作品が特に面白かったが、少々問題があるような気もするので評価が難しい。キャラクターは魅力的なのでまだまだ続けてほしい。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
invert 城塚翡翠倒叙集
相沢沙呼invert 城塚翡翠倒叙集 についてのレビュー
No.11: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

楽園とは探偵の不在なりの感想

2人殺すと地獄行き、という設定は面白いものの、探偵論や過去のトラウマ的なところにはそれほど惹かれなかった。ミステリ部分含め、どうにも最後まで乗り切れず残念。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)
斜線堂有紀楽園とは探偵の不在なり についてのレビュー
No.10: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

アンデッドガール・マーダーファルス 3の感想

特殊設定推理の1巻、冒険活劇の2巻と来て、3巻はどちらもありの豪華な内容。ミステリとしては素晴らしい内容で大満足。物語やバトル描写も面白い。願わくば次巻が早く読めると良いのだが。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
アンデッドガール・マーダーファルス 3 (講談社タイガ)
No.9: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

誰が死んでも同じことの感想

刑事と相棒のコンビもの。いわゆる本格ミステリにおいては推理の根拠から外すことがルールとなっている、「動機」をもとに捜査するという趣向。当然謎もホワイダニットが主軸になってくる。十分ひねられているとは思うが、好みの方向性ではなかったのが残念。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
誰が死んでも同じこと
円居挽誰が死んでも同じこと についてのレビュー

No.8:

黄

雷鈞

No.8: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

黄の感想

第4回島田荘司推理小説賞受賞作。中国の話かと思っていたら、最初にドイツが舞台になっているところからして新鮮味がある。魅力的な物語に引き込まれ、ミステリとしての満足感も十分に与えてくれた。なかなかの傑作といっていいだろう。他の作品が邦訳されればぜひ読んでみたいと思う。
黄
雷鈞 についてのレビュー
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

さよならよ、こんにちはの感想

ルヴォワールシリーズの外伝的作品。達也に再び会えるだけでも嬉しいが、あまり本編では描かれなかった達也の越天学園時代が描かれるとなれば読まないわけにはいかない。「DRDR」はドラクエ未履修のため、そこまで楽しめず無念。越天学園シリーズは大いに楽しんだ。その他、とあるネタは分かる人には爆笑もの。そしてこの上なく綺麗な幕引きに、実に満足しながら読了した。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
さよならよ、こんにちは (星海社FICTIONS)
円居挽さよならよ、こんにちは についてのレビュー
No.6:
(6pt)

語り屋カタリの推理講戯の感想

5W1Hそれぞれの謎に対し、講義を挟みながら解決していく連作短編集。舞台設定も特殊で少しマニアックな作品。大技こそないもののそれなりに楽しめた。
語り屋カタリの推理講戯 (講談社タイガ)
円居挽語り屋カタリの推理講戯 についてのレビュー
No.5:
(9pt)

河原町ルヴォワールの感想

ルヴォワールシリーズ最終巻にふさわしい傑作。ここまで読んできた読者なら言わずもがなで必読。
河原町ルヴォワール (講談社文庫)
円居挽河原町ルヴォワール についてのレビュー
No.4:
(7pt)

今出川ルヴォワールの感想

ギャンブルがメインとなり、今までとは少し趣向が違った作品。しかし円居節は健在で、十分に楽しませてくれた。
今出川ルヴォワール (講談社文庫)
円居挽今出川ルヴォワール についてのレビュー
No.3:
(6pt)

スティームタイガーの死走の感想

ユーモアが溢れているが、事件は結構凄惨。物語にも疾走感があり、一気読みさせてくれる。実に企みに満ちた作品でまずまずの満足だった。
スティームタイガーの死走 (角川文庫)
霞流一スティームタイガーの死走 についてのレビュー
No.2:
(9pt)

烏丸ルヴォワールの感想

1作目に劣らず様々な企みが施された作品。
烏丸ルヴォワール (講談社文庫)
円居挽烏丸ルヴォワール についてのレビュー
No.1: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

丸太町ルヴォワールの感想

双龍会という私的裁判を舞台にあらゆる手段を用いた騙し合いが繰り広げられる。騙し合いといっても伏線は張ってあるので後出し感もなく、本格ミステリとして楽しむことができる。ここまであの手この手で愉しませてくれる作品はなかなかない。
丸太町ルヴォワール (講談社文庫)
円居挽丸太町ルヴォワール についてのレビュー