犯人に告ぐ

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評判

犯人に告ぐの評価:

4.02/5点 レビュー 176件。 B ランク

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平均点4.02pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全143件 61〜80 4/8ページ
No.83
(4pt)

この後、話が動き出す?

長い前置きを読んだ感じです。下巻で話が動き出すのかなー、と。
警察ものは組織の仕組みや階級の序列などに詳しくないので、苦手意識があって
はとんど読まないのですが、この作品は警察内部についてはそんなにややこしく
書いてないので、とっつきやすかったです。
癖がなく読みやすい文章でした。話がどう進んでいくのか楽しみに下巻を読みたいと思います。
犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)より
4575511552
No.82
(5pt)

待望の文庫化

『火の粉』からの雫井ファン。
出版当初から気になっていたのだが、ここにきて文庫化。
本屋で即購入しました。
期待を裏切らない秀作です。
巻島という刑事の魅力にとりつかれます。
個人的には小川の存在感が何とも言えず気に入りました。
まぁ映画の方は見てないので何ともいえませんが、とりあえずは活字から入ることを薦めます。
犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)より
4575511552
No.81
(5pt)

実は下巻が本作のメインストーリー

上巻はなんと伏線でした。
長ーい導入部。
ある意味すごい作品ですね。(笑)
下巻、勢いがあります。
煮詰まった連続殺人事件、
左遷された警視、
TVを使った公開捜査。
巻島がよみがえり、
難事件に取り組みます。
最後の巻島の仕掛けた犯人への罠、
ニュース番組での巻島の言葉に痺れます。
本作、キャラクターの立ち方が半端じゃない。
そこが見所だと思います。
犯人に告ぐ 下 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐ 下 (双葉文庫)より
4575511560
No.80
(5pt)

よくできた警察小説

はまりました。
面白かった。
「チームバチスタ・・・」もよかったですが、
私はそれ以上に面白かった。
ひとえに巻島という主人公の魅力に尽きます。
アウトサイダーの矜持と事件の中で刑事が壊れていく様が見所です。
上巻の読みどころは、
誘拐事件の縄張り争い。
神奈川県警と警視庁の「帳場」争いのリアルさです。
組織の醜さと刑事事件のひりひりした描写に一気に惹き込まれました。
高村薫の一連の作品を思い出させます。
巻島を高村作品の合田と比較して読みました。
ディテールが警察小説として、よくできています。
更に加えると、本作、川崎、横浜、新宿、原宿が舞台です。
その土地の空気がよく表現されているので、
横浜、川崎市民の方々が読むと面白さ倍増です。
犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)より
4575511552
No.79
(5pt)

超名作

本作品の上巻を読み終えるや否や下巻を読み始めた。
ストーリーのテンポが良く、この類の作品ではかなり良い仕上がりと評価できる。
この下巻では、内部の裏切り行為や様々な人間模様が面白い。
特に、感動したのは息子を殺害された父親に刺された巻島氏がこの父親を庇い罪を不問としようとしたところと、終盤で徐々に家族の絆が強化されていく点である。
警察に限らず、サラリーマンの家族は父親と家族が仕事を理由に(気持ちとは裏腹に)疎遠にならざるを得ない時もあるが、家族はそれなりに父親を心配し、庇い、時には労いの言葉をかけてくれるなど、父親のパワーの源となる存在であると思う。本作品でもこうした家族の絆が垣間見える部分があり、幼児殺害といった残虐な犯罪をテーマにしている割には読みやすい内容なのであろう。
痛快だったのは、内部情報を漏らしていた上司の植草を嵌めたところである。
一般の企業でも、自分の保身や野心を最優先し出る杭を打つことに奔走している人間が多い中、巻島のように淡々と自分の使命をこなしていく人間像には強く惹かれるものがあった。
映画は観ていないが、書物以上の面白さを表現するのはかなり困難であろうと思う(しかし観てみたいが…)。
上下巻を一気に通読し完読後、久し振りに放心状態になるぐらいの感動があった。
強くお薦めできる作品です。
犯人に告ぐ 下 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐ 下 (双葉文庫)より
4575511560
No.78
(5pt)

超名作

たった今、本書の下を読み終えたが、本作品はかなり良い仕上がりと評価できる。
雫井氏の作品を読んだのはこれが初めてであったが、是非他の作品も読んでみたい。
内容は幼児誘拐や幼児の無差別殺人といった題材を取り上げているものの、ドロドロした印象はなく、むしろ警察内部で実際にあり得るような職場の人間関係や葛藤がひとつの売りであると思う。
本書を読み終えるや否や下巻を手に取りました。
強くお薦めします。
犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)より
4575511552
No.77
(5pt)

一気に読みました

どうもベストセラー、映画化といった作品は読む気がしないのですが、家族が読んで面白いというので、とりあえず読んでみました。面白かったです。上下巻一気に読みました。次の日本屋に行き、虚貌の上下と火の粉の文庫を買いました。そちらはこれから読みます。
犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)より
4575511552
No.76
(4pt)

魅力溢れる巻島に注目!

巻島は捜査官の代表としてTVで有名人になった。
しかし、華やかさのあるプラスイメージの反面、
終盤で巻島が桜川に刺される場面にあるように
警察への逆恨みといったマイナスメージまで
請け負っているのも事実だ。
職務を全うするために闘った彼に拍手を送りたい。
犯人に告ぐ Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐより
4575234990
No.75
(5pt)

秀逸な警察小説

全体にただよう”軽さ”で評価が分かれる作品だと思う。
同じような題材で横山秀夫が書いたら、どろどろと加齢臭のただよう重い作品になったと思う。
私はこの”軽さ”で、幼児誘拐殺人事件という重い題材を一気に読ませていると思う。
数年前、幼児誘拐殺人事件で大失態を演じた巻島が、新たに挑む幼児連続殺人事件。
捜査に手詰まりをみせていた県警本部は、左遷されていた巻島を呼び戻した。
そこで行われる”劇場型捜査”とは?
プロットは斬新で、スクリプトも面白い。犯人との攻防、県警内部の対立、警視庁との争い、テレビ局間の競争、複数のストーリーが同時進行する。
犯人について最後まで存在感が薄いのは、現実の捜査の感じを出したかったからではないだろうか?
誰が犯人だというようなことは、こういった無産別殺人では表現しきれないだろう。
いずれにせよ、楽しめる作品だ。
犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)より
4575511552
No.74
(5pt)

大人のエンタメ 大作

「我々はようやくお前を追い詰めた。今夜は震えて眠れ」
児童連続殺人犯を追う前代未聞の「劇場型捜査」の行方は?
タイトルやあらすじだけを見ると、少年漫画的な勧善懲悪ヒーローものを想像してしまうが、実は全く違う。
事件解決には手段は選ばず、手柄は独り占めし責任は部下に押し付ける切れ者本部長。私情から機密情報を横流しする上司。視聴率至上主義で手のひらを容易に返すマスコミ。無責任な世論。
過去に暗い記憶を抱える、クールでハードボイルド、それでいて家族想いの主人公・巻島は、そうしたさまざまな思惑を抱えた人々と虚虚実実の「大人の」駆け引きを繰り広げる。自分の捜査の邪魔者を排除すべく巻島が取る方法は、単純な糾弾ではなく、なんとも「大人なやり方」だ。思わずうなってしまう。
人情派の刑事や、「チョンボ君」など脇役のキャラも立っており、登場人物の描写にも深みが感じられる。
本格ミステリーというよりも、ヒリヒリとした大人のやり取りを楽しむエンタメ小説。一気に読みきれること間違いなしのおすすめ作品!
犯人に告ぐ 下 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐ 下 (双葉文庫)より
4575511560
No.73
(5pt)

ラストは、泣けました。

怒涛のごとくストーリーが展開する「上」から、勢いよく「下」に入ると、
ちょっと様子が変わってくる。
この主人公が抱えている心のわだかまりが、徐々に明らかになってくる。
その純粋さゆえに凝り固まった気持ちが、ほぐれていく過程を知ることができ、
どんどん感情移入されていく。
警察やマスコミのいやらしさや個人の欲との対比から、どんなに純粋気持であるかが、
さらに際立つ。そしてそして、最後は、ほんとに泣けました。
これは、犯人を推理していく小説ではなく、人間の本質をかたった本です。
犯人に告ぐ 下 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐ 下 (双葉文庫)より
4575511560
No.72
(4pt)

傑作ミステリー

すごく読みやすく、おもしろいです。
いろいろな場面の描写や心情が、妙にリアリティがあります。
頭脳戦で裏切り者をはめるところとか、読んでてスカッとします。
ただ、ミステリーとしてはすばらしいですが、決して推理小説ではないのでその点間違えないようにしましょう。
映画化されるらいしいですが、楽しみです。
犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)より
4575511552
No.71
(4pt)

下巻の方が面白い

雫井 脩介の作品はこれが初めて。
父に、話題になってる本だ、と勧められて読み始めた。
最初はちょっととっつきにくいかなぁ…って感じがあって
短い通勤電車の中でちょこちょこと読み進めていたんだけど
下巻に入ってからは一気に読破。
なかなか面白かったかな?
帯のトヨエツを見たからか巻島のイメージが完全にトヨエツ化されてたのは
よかったのか悪かったのかw
ま、でも結構ぴったりだったんじゃないかな、と。
犯人探しのようなミステリー感はないけれど
警察内部のゴタゴタやら報道機関やマスコミとの駆け引き等
色々調べたんだろうなぁ…って思った。
それにしても、この『劇場型捜査』
実際でもあっておかしくないように思ったのは私だけか。
ま、実際すればもっとすごいことになるとは思うけどw
ラストはちょっとあっけなかったかな?
もう少し色々と書き込めたような気もなきにしもあらず。
でも、あれぐらいで終わってた方が意外とよかったのかも。
そして、私的には津田長のキャラが一番好きだ。
これは、映画化ってのいいんじゃない?
てか、寧ろ早く観てみたい。
犯人に告ぐ 下 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐ 下 (双葉文庫)より
4575511560
No.70
(5pt)

ドキドキ

推薦されて読みました。
巻島の孤独、不安、葛藤など心理を読み取る作業に夢中で、あっという間に読み終えてしまった。
本作は、雫井さん初体験となりましたが、雫井ワールドにもっと入り込もうと思えた1冊。
犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)より
4575511552
No.69
(4pt)

終盤が残念

上司をパージするところまでは非常にいいのに、
終盤は、別人が書いたように話が軽くなってしまったのが残念。
その終盤のせいで、作品自体が軽くなった印象は否めない。
もう少し重厚さがあれば、すごい作品になったであろう。
その点、万民向けであるともいえるのだが。
著書の作品は初めてだが、わりと好き嫌いがはっきりする作家なのかなぁと思う。
いわゆる本格推理小説好きには「軽すぎて」という感じがする。
逆に重いものが嫌いという人たちには圧倒的に支持されそう。
重厚なミステリーを求める方にはお薦めしない。
話題作だし、とりあえず読んでみるかという方にはぜひお薦めである。
文庫でなら、損はさせないと思う。
犯人に告ぐ 下 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐ 下 (双葉文庫)より
4575511560
No.68
(5pt)

ちょっと軽いけど

メルギブソン主演の映画(題名は忘れたけど、わが子を誘拐した犯人に賞金かけてTVの力を借りて追い詰めてゆく)をみたときから、やがてこういう劇場型捜査の話を誰か書くだろうと思っていた。
私の予想では、五十嵐貴久か荻原浩あたりだろうと思っていたのだが。
上巻は、あまり軽さを気にさせずにぐいぐい引っ張っていってくれる。
文章も癖がなく読みやすいし、著書の他の作品も読んでみようかという気にさせる。
下巻が楽しみである。
犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)より
4575511552
No.67
(5pt)

作品自体も劇場型(映画向き)

期待していた以上に面白かった。
主人公・巻島警視と犯人との駆け引きが物語の多くを占めるもの、と思っていたのが良い意味で裏切られました。
「劇場型犯罪vs劇場型捜査」が進行する裏で展開される巻島警視の孤立無援の戦い。
テレビ局と世論、味方であるはずの捜査本部を相手にまで駆け引きを迫られていく過程は、物語全体の緊迫感を小気味良く高めていく。
また、他のレビュアーの方も例に挙げていた宮部みゆきの『模倣犯』では、被害者や当該事件の犯人の目線でも多くが語られ、そのことが読み進める上でかなりのストレスになっていた(当然それが面白さでもあった)というのが個人的な感想なのだけれど、本作ではそういったものを出来るだけ省き(例えば、巻島の家族への嫌がらせなどが詳細に語られたらかなり気が滅入ると思う)、あくまで巻島が挑む情報戦・心理戦をメインにしている印象。
それが「児童連続殺人」というテーマの負荷をいい意味で軽減し、読み進めやすさ・テンポの良さに直結させた点が、私からの評価☆5の最たる理由です。
この上巻では、単なる「優秀かつ個性的な捜査官」ではなく、単に「失敗をカテに強くなった」わけでもない巻島警視の人物設定と、それを生んだ6年前の事件がページ数の大半を使って描かれます。
否が応でも掻き立てられる巻島の「その後」への興味。
彼が左遷先から呼び戻される理由とその経緯にストーリーが至る頃には、すぐにでも「下巻」を買わずにいられなくなっているはず。
犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)より
4575511552
No.66
(5pt)

マジ、おもしろい!

書店でベストセラーとなっていると宣伝されていたので、
買って読んでみたが、
上下巻、一挙に読み進められる、非常におもしろい内容。
殺人事件の解決を行う刑事物という意味で、
それほど新しさがあるわけではない。
史上初の劇場型捜査がユニークかといっても、
そういうわけではない。
トリックが複雑とか意外な犯人とか、
そういうのもまったくない。
にもかかわらず、おもしろくて読み進めさせてしまう何かがある。
多分、事件そのものとかミステリーより、
主人公の生き様やそれぞれの刑事の立場での人間模様が、
何よりおもしろいからではないかと思う。
終わり方もなかなかいい。
最後あっけないのと、
上巻の後半、植草についての描写がやや長い感じがするが、
それでもこの作品のおもしろさは変わらない。
犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)より
4575511552
No.65
(5pt)

文庫化、映画化を機に一気に話題を集める作品となった

2005年版このミス 8位
2004年文春ミステリーベスト10 1位。
文庫化を機会に再読してみた。
幼児誘拐事件の捜査失敗の結果、マスコミの対応も誤り、閑職にとばされた巻島だが、6年後難航する新たな連続幼児誘拐殺人事件の捜査のため、特別捜査官として呼び戻される。
彼に与えられた任務は、テレビのニュース番組を使った、日本初の特別公開捜査であった。警察内での様々な思惑や、テレビ局間の視聴率争い、愉快犯など、様々な妨害の中、犯人「バッドマン」に行き着くことができるか。そして、巻島は事件の捜査を通して、6年前の事件とも向き合うようになる。
特別公開捜査という設定、ストーリーの展開、脇役も含めた魅力的な人物造型など、非常によくできたミステリーである。特に終盤、巻島が「犯人に告ぐ」シーンは、迫力にあふれていた。
強いて難をあげるとすれば、「運」が結末を左右するところか?(これ以上かくとネタバレになるが・・・)
単行本の刊行時には、作品の完成度が高いわりにあまり注目を集めなかったのだが、文庫化、映画化(クローズドノートを含む)を機に一気に話題を集める作品となった。優れた作品が正当な評価を受けるよい機会になったと思う。
犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)より
4575511552
No.64
(4pt)

ぐいぐい読みすすめてしまう作品。おもしろい!

昔担当した誘拐事件の失態により、干された刑事ヤングマンこと巻島が主人公。
髪が長く、とても刑事には見えない男であり、
警察組織に対しても、こびへつらうことなく自分の思う捜査を貫く姿勢がかっこいい。
家族を愛し、大切にしている姿に、どんどん共感がわいてくる。
ニュース番組で繰り広げられる「劇場型捜査」の展開は、
本当におもしろく、ぐいぐい読めてしまう。
出世と自分の恋愛ばかりを気にしているエリート刑事の動向が、
すごく気になる・・・。
さっそく、下巻へいきます!
犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 犯人に告ぐ〈上〉 (双葉文庫)より
4575511552