名前探しの放課後

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評判

名前探しの放課後の評価:

4.04/5点 レビュー 94件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.04pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全192件 41〜60 3/10ページ
No.152
(5pt)

良かった

良かった
名前探しの放課後(上) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(上)より
4062145065
No.151
(5pt)

伏線回収

要所要所に散りばめられた伏線の回収にスカッとしました。
辻村深月さんの作品は心理描写がとても丁寧で大好きです。
名前探しの放課後(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(下) (講談社文庫)より
4062767457
No.150
(5pt)

伏線回収

要所要所に散りばめられた伏線の回収にスカッとしました。
辻村深月さんの作品は心理描写がとても丁寧で大好きです。
名前探しの放課後(下) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(下)より
4062145073
No.149
(4pt)

必ず二度読みしたくなります。

上巻もそうでしたが何か奥歯にものが挟まったような違和感を感じながら物語が進んでいきます。高校生の友情の物語。微笑ましいような、気恥ずかしいような。友人の自殺のXdayを過ぎたラストにどんでん返しがあり、物語がひっくり返ります。辻村深月お得意のパターン。「ああ。それであの台詞。あの心の声…」と納得。結末を知った後、もう一度読むと物語の違う角度から色々な事が読み取れます。いつかはタイムスリップしたのか、条件提示ゲームの結果なのか、未だに悩む私はかれこれ3回読みました。その結論が出ないので星4つ。でも、面白いです。
それにしても…登場人物、みんな演技派。そして友達思い。こんなキラキラした高校時代を送ってみたかった。
名前探しの放課後(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(下) (講談社文庫)より
4062767457
No.148
(4pt)

必ず二度読みしたくなります。

上巻もそうでしたが何か奥歯にものが挟まったような違和感を感じながら物語が進んでいきます。高校生の友情の物語。微笑ましいような、気恥ずかしいような。友人の自殺のXdayを過ぎたラストにどんでん返しがあり、物語がひっくり返ります。辻村深月お得意のパターン。「ああ。それであの台詞。あの心の声…」と納得。結末を知った後、もう一度読むと物語の違う角度から色々な事が読み取れます。いつかはタイムスリップしたのか、条件提示ゲームの結果なのか、未だに悩む私はかれこれ3回読みました。その結論が出ないので星4つ。でも、面白いです。
それにしても…登場人物、みんな演技派。そして友達思い。こんなキラキラした高校時代を送ってみたかった。
名前探しの放課後(下) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(下)より
4062145073
No.147
(5pt)

さすが、辻村作品。

読み応えあるボリュームなのに、最後まで飽きさせない。

途中で誰が自殺したか分かってしまったけど、それはそれで引き付けられた。

年代が行ったり来たりしても、登場人物がいっぱいでもちゃんとストーリーを楽しみながら追えた。

さすが辻村さん。

読んで良かった。
名前探しの放課後(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(下) (講談社文庫)より
4062767457
No.146
(5pt)

さすが、辻村作品。

読み応えあるボリュームなのに、最後まで飽きさせない。

途中で誰が自殺したか分かってしまったけど、それはそれで引き付けられた。

年代が行ったり来たりしても、登場人物がいっぱいでもちゃんとストーリーを楽しみながら追えた。

さすが辻村さん。

読んで良かった。
名前探しの放課後(下) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(下)より
4062145073
No.145
(3pt)

評価は読み手による

先生の作品の評価は読み手の状態に大きく左右される。
しっくりこない時は、時間をあけてみるのも一考かな。

たて続けに「スロウハイツの神様」「凍りのくじら」「子供たちは夜に遊ぶ」「僕たちのメジャースプーン」「名前探しの放課後」を読んできた。どの作品もだいたい中盤くらいから楽しくなってくる作風で、書いてある内容はそれほど大差ないと感じるが、その評価の振り幅は大きい。
それは内容に共感できた、かどうかが評価の分かれ目になるからなのかなと思う。
共感できる内容の作品の求心力は半端ではなく、文面を頭で理解するよりはやく身体が先にそれを感じるくらいだ。
逆の場合はただ短長な文をひたすら読まされることとなる。
このような事は誰のどの作品にでも起こり得ることだけど、現代的で癖が少い文体や表現で勝負する先生(偏屈だとは思う)は素直に応援したい。だからこそ。読者は万全な状態で読むべきだと、思った。

今は「ハケンアニメ!」を読んでいますよ!
名前探しの放課後(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(下) (講談社文庫)より
4062767457
No.144
(3pt)

評価は読み手による

先生の作品の評価は読み手の状態に大きく左右される。
しっくりこない時は、時間をあけてみるのも一考かな。

たて続けに「スロウハイツの神様」「凍りのくじら」「子供たちは夜に遊ぶ」「僕たちのメジャースプーン」「名前探しの放課後」を読んできた。どの作品もだいたい中盤くらいから楽しくなってくる作風で、書いてある内容はそれほど大差ないと感じるが、その評価の振り幅は大きい。
それは内容に共感できた、かどうかが評価の分かれ目になるからなのかなと思う。
共感できる内容の作品の求心力は半端ではなく、文面を頭で理解するよりはやく身体が先にそれを感じるくらいだ。
逆の場合はただ短長な文をひたすら読まされることとなる。
このような事は誰のどの作品にでも起こり得ることだけど、現代的で癖が少い文体や表現で勝負する先生(偏屈だとは思う)は素直に応援したい。だからこそ。読者は万全な状態で読むべきだと、思った。

今は「ハケンアニメ!」を読んでいますよ!
名前探しの放課後(下) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(下)より
4062145073
No.143
(5pt)

今作も誰にでもオススメしたい大感動の神作品ですO(≧∇≦)o

まず、自殺から救う奥の手=真相が『凄まじく仰天するアイデア』で、初読み時は物凄く驚いたし、大感動しました!

今回は真相だけは覚えてるから、果たして感動出きるか?という懸念がありましたが、
今作の素晴らしい所は、『タイムリープSF要素は単なる添え物』であり、
メインは『丁寧にリアルに描く自殺を救おうとする必死の過程』なので、
真相を知っていてもグイグイ引き込まれ、再び大感動しました!

たまたま最近、3作品続けてタイムリープSF物を読みましたが、SF要素が魅力の大きな一端を占める2作と異なり、
SF要素は別にセールポイントでも大きな魅力でもない今作は、『苦しむあなたを助けたい』という尊い願いに満ちた『最良質な神作品』でした(*^-゜)⌒☆

そして、丁寧に登場人物やテーマを描き、現実感を鮮やかに表現する様は、さすが辻村さんだな!とレベルの違いも感じさせられました(^^)

自殺という面で言えば、
僕は『犯罪被害の後遺症から守りきれずに婚約者を自殺で亡くし、
自分も後追い自殺の果てに奇跡的に生き延び、
婚約者と同じ犯罪被害者を自殺から救ったり、僕と同じ虐め被害トラウマ者を自殺から救ったりしていた時期もあり』と、
様々深く関わってきたテーマでして、

その上で今作の『自殺から救うアイデア』は本当に素晴らしく感動的で、神懸かっていました!

また今作は、『ぼくのメジャースプーン』の後日談的な要素もあり、最後で関係が明かされますが、
『ぼくのメジャースプーンと無関係でも神作品』だけど、
『ぼくのメジャースプーンとの関係を加える事で、より作品世界が深く楽しめる』という、理想的なバランスの関連作品だったという点も素晴らしく、
今作を読むなら是非、『ぼくのメジャースプーン』を先に読んで欲しいですし、
今作も誰にでもオススメしたい大感動の神作品ですO(≧∇≦)o
名前探しの放課後(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(下) (講談社文庫)より
4062767457
No.142
(5pt)

今作も誰にでもオススメしたい大感動の神作品ですO(≧∇≦)o

まず、自殺から救う奥の手=真相が『凄まじく仰天するアイデア』で、初読み時は物凄く驚いたし、大感動しました!

今回は真相だけは覚えてるから、果たして感動出きるか?という懸念がありましたが、
今作の素晴らしい所は、『タイムリープSF要素は単なる添え物』であり、
メインは『丁寧にリアルに描く自殺を救おうとする必死の過程』なので、
真相を知っていてもグイグイ引き込まれ、再び大感動しました!

たまたま最近、3作品続けてタイムリープSF物を読みましたが、SF要素が魅力の大きな一端を占める2作と異なり、
SF要素は別にセールポイントでも大きな魅力でもない今作は、『苦しむあなたを助けたい』という尊い願いに満ちた『最良質な神作品』でした(*^-゜)⌒☆

そして、丁寧に登場人物やテーマを描き、現実感を鮮やかに表現する様は、さすが辻村さんだな!とレベルの違いも感じさせられました(^^)

自殺という面で言えば、
僕は『犯罪被害の後遺症から守りきれずに婚約者を自殺で亡くし、
自分も後追い自殺の果てに奇跡的に生き延び、
婚約者と同じ犯罪被害者を自殺から救ったり、僕と同じ虐め被害トラウマ者を自殺から救ったりしていた時期もあり』と、
様々深く関わってきたテーマでして、

その上で今作の『自殺から救うアイデア』は本当に素晴らしく感動的で、神懸かっていました!

また今作は、『ぼくのメジャースプーン』の後日談的な要素もあり、最後で関係が明かされますが、
『ぼくのメジャースプーンと無関係でも神作品』だけど、
『ぼくのメジャースプーンとの関係を加える事で、より作品世界が深く楽しめる』という、理想的なバランスの関連作品だったという点も素晴らしく、
今作を読むなら是非、『ぼくのメジャースプーン』を先に読んで欲しいですし、
今作も誰にでもオススメしたい大感動の神作品ですO(≧∇≦)o
名前探しの放課後(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(上) (講談社文庫)より
4062767449
No.141
(5pt)

今作も誰にでもオススメしたい大感動の神作品ですO(≧∇≦)o

まず、自殺から救う奥の手=真相が『凄まじく仰天するアイデア』で、初読み時は物凄く驚いたし、大感動しました!

今回は真相だけは覚えてるから、果たして感動出きるか?という懸念がありましたが、
今作の素晴らしい所は、『タイムリープSF要素は単なる添え物』であり、
メインは『丁寧にリアルに描く自殺を救おうとする必死の過程』なので、
真相を知っていてもグイグイ引き込まれ、再び大感動しました!

たまたま最近、3作品続けてタイムリープSF物を読みましたが、SF要素が魅力の大きな一端を占める2作と異なり、
SF要素は別にセールポイントでも大きな魅力でもない今作は、『苦しむあなたを助けたい』という尊い願いに満ちた『最良質な神作品』でした(*^-゜)⌒☆

そして、丁寧に登場人物やテーマを描き、現実感を鮮やかに表現する様は、さすが辻村さんだな!とレベルの違いも感じさせられました(^^)

自殺という面で言えば、
僕は『犯罪被害の後遺症から守りきれずに婚約者を自殺で亡くし、
自分も後追い自殺の果てに奇跡的に生き延び、
婚約者と同じ犯罪被害者を自殺から救ったり、僕と同じ虐め被害トラウマ者を自殺から救ったりしていた時期もあり』と、
様々深く関わってきたテーマでして、

その上で今作の『自殺から救うアイデア』は本当に素晴らしく感動的で、神懸かっていました!

また今作は、『ぼくのメジャースプーン』の後日談的な要素もあり、最後で関係が明かされますが、
『ぼくのメジャースプーンと無関係でも神作品』だけど、
『ぼくのメジャースプーンとの関係を加える事で、より作品世界が深く楽しめる』という、理想的なバランスの関連作品だったという点も素晴らしく、
今作を読むなら是非、『ぼくのメジャースプーン』を先に読んで欲しいですし、
今作も誰にでもオススメしたい大感動の神作品ですO(≧∇≦)o
名前探しの放課後(下) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(下)より
4062145073
No.140
(5pt)

今作も誰にでもオススメしたい大感動の神作品ですO(≧∇≦)o

まず、自殺から救う奥の手=真相が『凄まじく仰天するアイデア』で、初読み時は物凄く驚いたし、大感動しました!

今回は真相だけは覚えてるから、果たして感動出きるか?という懸念がありましたが、
今作の素晴らしい所は、『タイムリープSF要素は単なる添え物』であり、
メインは『丁寧にリアルに描く自殺を救おうとする必死の過程』なので、
真相を知っていてもグイグイ引き込まれ、再び大感動しました!

たまたま最近、3作品続けてタイムリープSF物を読みましたが、SF要素が魅力の大きな一端を占める2作と異なり、
SF要素は別にセールポイントでも大きな魅力でもない今作は、『苦しむあなたを助けたい』という尊い願いに満ちた『最良質な神作品』でした(*^-゜)⌒☆

そして、丁寧に登場人物やテーマを描き、現実感を鮮やかに表現する様は、さすが辻村さんだな!とレベルの違いも感じさせられました(^^)

自殺という面で言えば、
僕は『犯罪被害の後遺症から守りきれずに婚約者を自殺で亡くし、
自分も後追い自殺の果てに奇跡的に生き延び、
婚約者と同じ犯罪被害者を自殺から救ったり、僕と同じ虐め被害トラウマ者を自殺から救ったりしていた時期もあり』と、
様々深く関わってきたテーマでして、

その上で今作の『自殺から救うアイデア』は本当に素晴らしく感動的で、神懸かっていました!

また今作は、『ぼくのメジャースプーン』の後日談的な要素もあり、最後で関係が明かされますが、
『ぼくのメジャースプーンと無関係でも神作品』だけど、
『ぼくのメジャースプーンとの関係を加える事で、より作品世界が深く楽しめる』という、理想的なバランスの関連作品だったという点も素晴らしく、
今作を読むなら是非、『ぼくのメジャースプーン』を先に読んで欲しいですし、
今作も誰にでもオススメしたい大感動の神作品ですO(≧∇≦)o
名前探しの放課後(上) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(上)より
4062145065
No.139
(5pt)

素敵な作品。あえて過去作読まないのもアリだと思います

名前探しの放課後から辻村作品を読み始めた者です。
本当にこの作品が好きで、何回も繰返し繰返し読んでいる大切な作品です

どんでん返しとか伏線の回収とかももちろん秀逸ですが、それ以上に青春小説としての素晴らしさ!!
読み終える頃にはあすなといつかがいとおしくてたまらなくなります。不器用な二人が距離を縮めていく感じがすごく好きで、何回読んでもほっこりします。

かなり終わりの方まで何が起きるというわけでもないんですが、クリスマスのシーンに集約されるような、優しくてあたたかい雰囲気がすごく素敵な作品です。
終盤になると、何が起きるか分かっているのに、いつも同じシーンで泣いてしまいます

しかし…

間違いなく人生で一番好きな小説ですが、実は辻村深月自体はそんなに得意な方ではありません。名前探しが好きすぎて、同じ感動を期待して全作読んでるけれど当たりはほとんどない。むしろ読んだことを後悔するもの多数…

いろいろな方が、メジャースプーンを読んでから名前探しを読んだ方がいいとおっしゃっていますが、そうかなぁ?と

大好きな名前探しの唯一嫌いなポイントとして、本筋に全く関係ない過去作のキャラやネタが露骨に盛り込まれていること
予習なしでこれを読んだので、最初は「?」でしたが、他の方の感想で元ネタがあると知り、わくわくして読んでみたものの、グロテスクで暗い話ばかりで読後感の良さも名前探しとは比べ物にならず、がっかりしました

しかも、元ネタを読んでしまってからの方が、名前探しでの露骨な「ファンサービス」が目について仕方ない。もっと分からないくらいぼかすか、逆にもっとはっきりとさっぱり書いて、未読の人はスルーできる感じにすればいいのに、思わせぶりなのがとても嫌いです。
自己満足の「ファンサービス」のために、魅力的なキャラクターたちが不自然な動きをさせられているのもとてもとても残念です
多くの人に愛されるべき素晴らしい作品が、こんなつまらないことで嫌われてしまう。こんな悲しいことはありません。

もっと書き方を配慮する必要はありましたが、過去作を読まなくてもラストの独白だけで十分タイムスリップの仕組みが説明できています。
(辻村ファンも、それまでのくどい「ファンサービス」がなくても、この独白で彼が誰なのか分かると思うので、本当は過去作リンクはここだけで良いと思うのですが…)

他作品を読まなくても名前探しの放課後という作品が素晴らしいことに変わりはなく、元ネタたちがあまりに名前探しと雰囲気が違うので、無理に読まなくて良いのではないかと思うのです。

とりあえず「冷たい校舎の時は止まる」か「子供たちは夜と遊ぶ」を読んでみて、面白いと思った人はメジャースプーンやくじらを読んでからの方が楽しいかと思います
このへんが合わなかった方は他の作品を予習しなくて大丈夫です。基本ああいう感じなので、辻村深月って苦手だなって思ってしまうだけだとおもいます

名前探しは単体でも完結しているし、やさしい物語と爽やかな読後感の素敵な作品です
たくさんの方に心から楽しんでもらいたいと思っています
大好きな名前探しの放課後への精一杯のおせっかいでした。
名前探しの放課後(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(上) (講談社文庫)より
4062767449
No.138
(5pt)

素敵な作品。あえて過去作読まないのもアリだと思います

名前探しの放課後から辻村作品を読み始めた者です。
本当にこの作品が好きで、何回も繰返し繰返し読んでいる大切な作品です

どんでん返しとか伏線の回収とかももちろん秀逸ですが、それ以上に青春小説としての素晴らしさ!!
読み終える頃にはあすなといつかがいとおしくてたまらなくなります。不器用な二人が距離を縮めていく感じがすごく好きで、何回読んでもほっこりします。

かなり終わりの方まで何が起きるというわけでもないんですが、クリスマスのシーンに集約されるような、優しくてあたたかい雰囲気がすごく素敵な作品です。
終盤になると、何が起きるか分かっているのに、いつも同じシーンで泣いてしまいます

しかし…

間違いなく人生で一番好きな小説ですが、実は辻村深月自体はそんなに得意な方ではありません。名前探しが好きすぎて、同じ感動を期待して全作読んでるけれど当たりはほとんどない。むしろ読んだことを後悔するもの多数…

いろいろな方が、メジャースプーンを読んでから名前探しを読んだ方がいいとおっしゃっていますが、そうかなぁ?と

大好きな名前探しの唯一嫌いなポイントとして、本筋に全く関係ない過去作のキャラやネタが露骨に盛り込まれていること
予習なしでこれを読んだので、最初は「?」でしたが、他の方の感想で元ネタがあると知り、わくわくして読んでみたものの、グロテスクで暗い話ばかりで読後感の良さも名前探しとは比べ物にならず、がっかりしました

しかも、元ネタを読んでしまってからの方が、名前探しでの露骨な「ファンサービス」が目について仕方ない。もっと分からないくらいぼかすか、逆にもっとはっきりとさっぱり書いて、未読の人はスルーできる感じにすればいいのに、思わせぶりなのがとても嫌いです。
自己満足の「ファンサービス」のために、魅力的なキャラクターたちが不自然な動きをさせられているのもとてもとても残念です
多くの人に愛されるべき素晴らしい作品が、こんなつまらないことで嫌われてしまう。こんな悲しいことはありません。

もっと書き方を配慮する必要はありましたが、過去作を読まなくてもラストの独白だけで十分タイムスリップの仕組みが説明できています。
(辻村ファンも、それまでのくどい「ファンサービス」がなくても、この独白で彼が誰なのか分かると思うので、本当は過去作リンクはここだけで良いと思うのですが…)

他作品を読まなくても名前探しの放課後という作品が素晴らしいことに変わりはなく、元ネタたちがあまりに名前探しと雰囲気が違うので、無理に読まなくて良いのではないかと思うのです。

とりあえず「冷たい校舎の時は止まる」か「子供たちは夜と遊ぶ」を読んでみて、面白いと思った人はメジャースプーンやくじらを読んでからの方が楽しいかと思います
このへんが合わなかった方は他の作品を予習しなくて大丈夫です。基本ああいう感じなので、辻村深月って苦手だなって思ってしまうだけだとおもいます

名前探しは単体でも完結しているし、やさしい物語と爽やかな読後感の素敵な作品です
たくさんの方に心から楽しんでもらいたいと思っています
大好きな名前探しの放課後への精一杯のおせっかいでした。
名前探しの放課後(上) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(上)より
4062145065
No.137
(3pt)

プロットはすごくいいのですが…自殺の理由が「???」

(ちょっとネタバレです)
タイムスリップ、過去を変えるための冒険にミステリーの謎解きを加えて、ガールミーツボーイをブレンドして、さらにラストは衝撃の大どんでん返しが、という、初期の作者さんらしいてんこ盛りのエンターテイメントなので面白いのですが、2人の人物の自殺衝動の理由がピンと来なかったです。
女の子の間の不条理な人間関係を描かせたら、右に出る者はいない!と思うくらい素晴らしい作者さんですが、今作は女の子同士ではないトラブルが描かれているせいか、ほかの作品と比べると、いじめの被害もそれほど深刻な感じがしないですし(それはプロット上仕方ないのですが、だとしてももっとリアルに騙せたのでは?)、もう1人の理由も、こんなにいい環境ですくすく育ったのに、そそんなに絶望しちゃダメなのでは????、と謎が渦巻きました。
ミステリーの構造的にものすごい傑作になりえたと思う作品なだけにそこだけが個人的に残念です。
でも、これだけの物語を作れる力ってすごいなぁと思います。登場人物もとても魅力的です。
名前探しの放課後(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(下) (講談社文庫)より
4062767457
No.136
(3pt)

(ネタバレだったらごめんなさい) どこがミステリー? 水泳大会? これも計算?

こちらで名作の評判が多かったので買いました。
初期の辻村さんならではの「すこしふしぎ」な設定は非常に魅力的で出だしはよかったのですが、仲間集め⇒自殺者を推理しながら探していく⇒やっと見つけたと思ったら大どんでん返しが…、という内容かな?、と思っていたら、やけに簡単に自殺者が判明するし、「いじめ」の理由も方法もなんだかリアリティがなくて小学生みたいだし、どう考えても犯罪なんだから警察に行けばいいのにと思ったり、そんなに簡単な脅しで解決するならもっと早くやってあげればいいのに、と思うシーンがあったり、ミステリーと言ってるわりには延々と水泳大会みたいな青春ドラマが続くし、もうなんだか違和感がいっぱいで下巻はついつい飛ばし読みしてしまいました。ラストでその違和感の理由は分かることは分かるのですが、ミステリーなら読者をもっとうまくだましてくれないとカタルシスが得られないような気がしました。
ここで絶賛している人は私が抱いた違和感を全く持たずに読んだのでしょうか? それともイライラさせることも含めて作者さんの企てなのでしょうか? 色々考えたのですが、やっぱり飛ばし読みさせないようなドラマ性やリアリティがないとこのミステリーは成立しないような気がします。前評判ほどには楽しめず、ちょっと消化不良でした。すみません。
メイントリックとは関係ないと思うのですが、『ぼくのメジャースプーン』は非常に面白いので、ぜひ先に読んでおいてください。
名前探しの放課後(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(上) (講談社文庫)より
4062767449
No.135
(3pt)

(ネタバレだったらごめんなさい) どこがミステリー? 水泳大会? これも計算?

こちらで名作の評判が多かったので買いました。
初期の辻村さんならではの「すこしふしぎ」な設定は非常に魅力的で出だしはよかったのですが、仲間集め⇒自殺者を推理しながら探していく⇒やっと見つけたと思ったら大どんでん返しが…、という内容かな?、と思っていたら、やけに簡単に自殺者が判明するし、「いじめ」の理由も方法もなんだかリアリティがなくて小学生みたいだし、どう考えても犯罪なんだから警察に行けばいいのにと思ったり、そんなに簡単な脅しで解決するならもっと早くやってあげればいいのに、と思うシーンがあったり、ミステリーと言ってるわりには延々と水泳大会みたいな青春ドラマが続くし、もうなんだか違和感がいっぱいで下巻はついつい飛ばし読みしてしまいました。ラストでその違和感の理由は分かることは分かるのですが、ミステリーなら読者をもっとうまくだましてくれないとカタルシスが得られないような気がしました。
ここで絶賛している人は私が抱いた違和感を全く持たずに読んだのでしょうか? それともイライラさせることも含めて作者さんの企てなのでしょうか? 色々考えたのですが、やっぱり飛ばし読みさせないようなドラマ性やリアリティがないとこのミステリーは成立しないような気がします。前評判ほどには楽しめず、ちょっと消化不良でした。すみません。
メイントリックとは関係ないと思うのですが、『ぼくのメジャースプーン』は非常に面白いので、ぜひ先に読んでおいてください。
名前探しの放課後(上) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(上)より
4062145065
No.134
(5pt)

読む順番に気をつけて!

「凍りのくじら」「子供たちは夜と遊ぶ」「ぼくのメジャースプーン」読了済みです。
本書のレビューの前にこれらの作品を読んでいないと楽しめない作品かと思います。
知らない人でも物語としては完成していますが、知っている人だけが楽しめる要素が多分に含まれているためです。
是非読む順番をお間違えのないよう。

前作と同じく、後半にかけての伏線回収はお見事でした。
物語単体でも面白かったですが、前作の伏線(いいすぎ?)なども綺麗に回収されていて
あーこうなっていたのか!と感動できました。
ここでの満足感がこちらの3作品を読んでいる方とそうでない方とではっきり分かれてしまっている原因かと思います。

次の作品は「ロードムービー」らしいのですが、「冷たい校舎の時は止まる」との繋がりがあるらしく
こちらの作品の内容をあまり覚えていないので読み直そうか考え中ですw
名前探しの放課後(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(上) (講談社文庫)より
4062767449
No.133
(5pt)

読む順番に気をつけて!

「凍りのくじら」「子供たちは夜と遊ぶ」「ぼくのメジャースプーン」読了済みです。
本書のレビューの前にこれらの作品を読んでいないと楽しめない作品かと思います。
知らない人でも物語としては完成していますが、知っている人だけが楽しめる要素が多分に含まれているためです。
是非読む順番をお間違えのないよう。

前作と同じく、後半にかけての伏線回収はお見事でした。
物語単体でも面白かったですが、前作の伏線(いいすぎ?)なども綺麗に回収されていて
あーこうなっていたのか!と感動できました。
ここでの満足感がこちらの3作品を読んでいる方とそうでない方とではっきり分かれてしまっている原因かと思います。

次の作品は「ロードムービー」らしいのですが、「冷たい校舎の時は止まる」との繋がりがあるらしく
こちらの作品の内容をあまり覚えていないので読み直そうか考え中ですw
名前探しの放課後(上) Amazon書評・レビュー: 名前探しの放課後(上)より
4062145065