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二度目の破滅



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二度目の破滅の評価: 3.86/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

detective, painter and summoner

Sunny Randall novels 2/6 (2000)。主人公Sunny Randall(探偵、画家)が初登場した前作では、彼女は保護した家出少女Millicentのことを案じつつも、女性としてそして人間としてどのように生きるべきか、ということに頭を悩ませていた。しかし今回は、優雅な専業主婦であまり仲の良くない姉のElizabeth、仕事と子育てを両立している親友のJulie、いわゆる勝ち組の二人の家庭が同時多発的に崩壊していくためSunny自身は悩んでいる暇がなく、むしろ吹っ切れたようにゲイの友人Spike、前夫Richie(Burke Familyを含む)、警察関係はもちろんギャングスターTony Marcusまでも自由自在に召喚して問題を解決していく。

今回の依頼人はGreat Strides社のCEO Mary Lou Goddard。feministかつlesbianとくれば否が応でも思い出すRachel Wallace(彼女ほど若く美しくはないようだけれど)と探偵Spenserの間には小さな友情が芽生えたが、果たして今回は…。
二度目の破滅―サニー・ランドル・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:二度目の破滅―サニー・ランドル・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.6:
(5pt)

生き方をあれこれ

探偵小説としても楽しめるが,登場人物たちが自分の生き方をあれこれ模索しているのが面白い.主人公のサニーは,自立したプロフェッショナルとしての女性を模索しつつ,男性に対する「頼り方」をああでもない,こうでもないと試行錯誤することに.これを男性のパーカーが絶妙に描いているところがまた面白い.スペンサーシリーズ同様,ボストン周辺に実在するレストランがいくつも出てきて,登場人物がそこの料理についてあれこれ会話するシーンなどは,ボストン在住者としてはとても楽しめた.
二度目の破滅―サニー・ランドル・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:二度目の破滅―サニー・ランドル・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.5:
(4pt)

気楽に読めるサスペンス

 人が何人も死ぬが、基本的には気楽に読める。警官上がりの女性探偵がマフィアで別れた夫やマッチョの友人の助けを借りながら、事件の核心に迫るという、安心して読める内容。 今回は事件の真相を知るために別れた夫に全面的に頼ったので、ちょっと物足りなかったが、ページ数も少なく、気軽に読める。 会話の部分で分かり難い部分もあるが、基本的に読みやすいので、気にしなければ楽しんで読めると思います。
二度目の破滅―サニー・ランドル・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:二度目の破滅―サニー・ランドル・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.4:
(2pt)

高校生でもスラスラ読める

女性探偵で離婚しており、犬を飼っている。Sara Paretsky の女性探偵  V.I.Warshawski を思わせるのはそればかりではない。V.I.はオペラを歌うのが趣味だが、こっちは絵を描くのが趣味。もっとも、V.I.のような深みはなく、性格も軽ければ文章も軽い。然るに、高校生でもスラスラ読める。それが、最大のセールスポイントではないだろうか・・・。
二度目の破滅―サニー・ランドル・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:二度目の破滅―サニー・ランドル・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.3:
(4pt)

一言で言えば「女スペンサー」

このシリーズは、一言で言えば「スペンサーの跡継ぎ」とも言える。他のパーカーの作品の特徴である頑固な男性、強い女性という傾向が見られる。ある意味で、単調だが、気に入れば飽きない内容で、最後まで読者を引き付けている。おそらく、今後シリーズが続くのならば、本編にスペンサーが登場する日も近いだろう。
二度目の破滅―サニー・ランドル・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:二度目の破滅―サニー・ランドル・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150756775
No.2:
(5pt)

2冊目はさらにおもしろかった(^^♪

サニーの女探偵としての仕事の仕方やポリシーがよくわかります。ロジー(サニーの愛犬)はサニーといつも一緒だけど、犬嫌いのクライアントが探偵を依頼するのに、愛犬が一緒にいないと依頼はうけない…(笑)など、ハードボイルドの女版で、男性も脱帽いたします。元夫の父がマフィアであるため離婚、それでも愛し合っている2人、マッチョでお茶目なスパイク、家族の中で最も頼れる?相棒ロジーと…楽しく読めました。Family honor から続けて読んだのですが、犬とたわむれる描写がところどころにあり、英文でも一番よくわかる場面なのでほっと(^^ゞしました。
二度目の破滅―サニー・ランドル・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:二度目の破滅―サニー・ランドル・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150756775
No.1:
(4pt)

おもしろかった!一気に読みました。

ロバートBパーカーのスペンサーシリーズが気に入って、そればかりを読んでいたので、今回この作品に挑戦しました。個人的には、スペンサーシリーズよりも面白かった。主人公の個人探偵Sunnyの姉の問題は、私にはよく理解できなかったけど、元旦那Richieと少し距離をおいていながら協力しあう間柄には共感!話が進行するにつれてその重要度が増してきて、最後の彼女の事件解決に大きな役割を果たして・・・男性的な強さと女性的な面が同居している彼女を主人公にした他の話も読みたいと思いました。
二度目の破滅―サニー・ランドル・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:二度目の破滅―サニー・ランドル・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150756775

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