嫌われ松子の一生

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評判

嫌われ松子の一生の評価:

3.74/5点 レビュー 219件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.74pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全240件 121〜140 7/12ページ
No.120
(4pt)

しかし、結局、松子の末期の心理は誰にもわからない

どんどん人生の暗部を転がっていく松子のラストまでと、
死因の解明に焦点をあてた、下巻。
結局、著者は、女囚となった松子、シャブにおぼれる松子、
さまざまな男性遍歴によって転落の人生に加速がついていく
、そんな松子の数奇で、哀れな運命を、実は、感情をあまり交えず、
たんたんと描いていきます。
結局、随所で、読者にとっては、一人称で語られてきた松子の
最後のほうの孤独な死に至る、その心理のひだまでは、詳しく
描くのを、わざと避けて、たんたんと、第三者的に描いているの
かもしれません。
それは、甥の笙の追体験と、彼がたどりついた心理を通して
しか、松子への共鳴、感情の表明ができないのかもしれません。
実は、ラストのあり方に、ちょっと物足りなさを感じています。
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)より
4344405625
No.119
(4pt)

松子の謎を追っかけてどんどん引き込まれていきます

この上下巻で、上巻は、松子の謎の人生を知りたいと
いう、読者のデバガメ的好奇心を刺激され、主人公である、
笙と明日香と一緒に、松子の謎を追う、という追体験を共有
できます。
世間知らずなのか、のんきなのか、とにかく、秀才で器用で、
器量のいい若き松子は、節目の出来事で、なぜか、悪いほうへ
運命が傾いていく判断と行動を選択します。
笙と明日香、中学教師であった若き松子、教え子、龍洋一。
主要な登場人物が、現在と過去を、一人称で語る形式で、交互に
場面転換を語られることによって、緻密な構成により、読者
の好奇心をおおいに刺激し、上巻を一気に読ませます。
上巻の最後では、一家から見捨てられ、地域からも村八分に
され、ふるさとから逃げ出す、松子の悲しさで幕。
下巻に起こるであろう、松子のもっと数奇な運命の大展開を
読者におおいに期待させます。
最近では、結構、面白い、日本文学です。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.118
(5pt)

バカな女ほど愛しいものはない。

最初にタイトルを見たとき、どんな性格ブスの物語なのだろう思った。確かに教師時代は体裁と自己の評価を保つことだけに支配された高慢な女だった。
ところが窃盗事件に端を欲し家を飛び出したところから愛を希求する対象が父親から男へ変わる。セックス・ドラッグ・バイオレンス、揚げ句の果てには男を殺して服役する。
転落し続ける松子の人生。殴られても裏切られても引きずられても愛を乞う女。女であれば共感できる部分もあるのではないだろうか。それ以外の方法論を知らないというところに人格の歪みを感じるが、それがまた松子の魅力でもある。
著者が描きたかったのは打算や理性で幸福を掴み取る女ではない。まるで幼い子供のように泣きながら盲目的に愛を乞う女だ。例えバカだと言われようが、松子をそうさせるのは大人たちが失ってしまった純真な魂に他ならないからだ。
一方で松子の生涯を紐解いていくうちに大人へと成長を遂げる笙と明日香の視点も、若い世代に向けたメッセージを含んでいて素晴らしい。松子の視点で描写される過去、笙の視点で綴られる現在。ページをめくるごとに時間軸が近づけていく手法が読者をどんどん物語の中に引き釣り込んでいく。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.117
(4pt)

いろいろと言われているが…

低い評価をされる内容ではないと思います。
よく感情移入が全くできないなど書かれていますが、そもそも松子の一生に感情移入ができるように書かれていません。それに、この物語の軸となっているのは松子ではなく笙のはず。松子が落ちていくのだけを見せられればもちろん消化不良で不満も募ると思いますが、この作品では松子が現代に生きる笙や明日香に変化をもたらす役割として松子の一生を作者が書いていると思います。もちろん笙に与える影響というのは、松子の人生の経緯ではなく、松子が自分の人生に正面から向かっていく姿勢の事。松子の最後はもう一度正面から向かっていこうとしてあっけなく死んでしまいましたが、そこに不満を持つ人が多く見ていてイライラします。それを消化するために作者は明日香や笙に希望を持たせるようにし、松子の報われない思いを二人に託したのではないのですか?
作品はすごくおもしろかったのですが、一つ不満なのは言いたいことがいくつかあるせいで、その言いたい事がぼやけてしまったのが残念。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.116
(4pt)

愛され松子

松子の不幸はますます容赦がなくなってきます。
私はこの小説は「負のおとぎ話」だと思っています。シンデレラストーリーに幸福のゴールがあるように、この物語にもちゃんと不幸のゴールがあります。こうなるより他ないんです。これはそういう物語なのです。しかし、それは決して映画「ダンサーインザダーク」や「フランダースの犬」のような、外的環境に翻弄される「弱いものいじめ」ではなく、すべては松子自身の責任において堕ちていくところが熱いのです。
ミステリー小説などでは、しばしば賢明な若い女性の登場人物が、一条の光を投げかける存在として描かれますが、ここでは、松子の甥の笙の彼女である明日香という女の子がその役割をしているように思います。
おそらく松子とは正反対の明るい人生を送るであろう明日香に、本来真面目で努力家な一面をもっている松子が歩めなかった人生を重ねてしまいました。
「嫌われ松子」は一生を終えることで、「愛され松子」になったのでしょうか。
松子が実家に帰ったとき、子供だった甥っ子の笙に出会う場面と(笙はそれを覚えていない)、松子の最期の場面は、少しせつないです。
賢く生きるって実は簡単なことで、体と情で生きることのほうがずっとずっと大変なのかもしれませんね。
それにしても、この文庫、解説がよくないです。こんな視点で解釈してしまったら、読後のテンションがぐ〜んと下がってしまいますよ。
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)より
4344405625
No.115
(4pt)

愛すべき松子

松子は愚か、松子は自堕落、松子は短絡的、松子は哀れ、松子は運がない・・・なのに、松子に共感を覚えてしまう部分が否めないのは、私が女だからか、それとも松子と同じような要素が自分にあるからなのか。
これは負のおとぎ話です。
めくるめくシンデレラストーリーなんて滅多にないように、この物語のような不幸で悲惨な人生もそうそうあるものではありません。そういう意味でこの小説は、登場人物も含め、とても「空想物語然」としているとも言えるので、安心して読むことができます。映画がファンタジックな発想で作られているらしい点もわかるような気がします。
しかし、男性作家の作品であるのに、ときおりぎょっとするほど女性の心理が巧みに描かれている点には少し感心しました。とくに松子の、父親と妹に対する思いや葛藤には、同じ経験があるわけでもないのに妙に感情移入してしまえるから不思議です。
冗長にならず、先を読ませる勢いがあるのはミステリ作家らしい著者の力量なんでしょうか。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.114
(5pt)

タイトル以上のインパクト

九州の堅実な家庭で育った女教師が女性なら意外と誰にでも起こりうる事件?
がきっかけでジェットコースターのごとく転落していくストーリーです。ありがちなストーリーではありますが松子は違います!ソープランドでもプロ意識で頑張る!誰がみても駄目な男にも頑張る!殺人を犯しても頑張る!こう書くと松子はただのポジティブ馬鹿ですが松子が翻弄される姿は昼メロばりの急展開で有りながらリアリティはもちろん心理描写も見事でこちらにまで松子の体臭や息遣いが伝わってきます。ラスト松子の死の真相は読者の淡い期待さえ許さないグロテスクなものですがその結末さえこちら側に訴えかける力強さがありました。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.113
(4pt)

人生とは・・・part2

 上巻に続き、下巻も松子の壮絶かつ大胆な人生が事細かに記されている。
私であったらこのような人生を歩む勇気が無い。しかし、このような人生を歩むということは同性からは確かに嫌われるかもしれない。でも、この松子の人生に共感できる部分がたくさんある。
 最後の結末にこの物語の壮絶さや、人生の儚さ、世の中の矛盾が含まれている。
 お勧めの本です。
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)より
4344405625
No.112
(4pt)

人生・・・part1

 読み始めは、どのような内容か、どのような流れになっていくか、タイトルから見て取れるように不快な内容なのか?などいろいろな事を考えながら読み始めました。
 読み始めてからは、『松子の一生』に食い入るようになり、人生の波・よい時悪い時は誰にでもあるということを思い知らされました。
 人生のどん底にいる方や、人生が嫌になっている、最近刺激がない方など・・・ぜひ読んでみてください。人生の雲が晴れていくかもしれません。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.111
(4pt)

松子の末路

下巻になると松子の周りはさらに慌しくなる。ヒモ同然の男、小野寺はシャブ中であり、麻薬を打たれそうになった松子は小野寺を殺してしまう。逃亡、束の間の幸せそして逮捕、服役。捕まるか捕まらないかの違いはあるが松子の逃亡人生は、すでに犯人は死亡しているが、いくつもの顔を替えて逃亡した福田和子にも似て見える。辛酸を嘗め尽くした松子の前に再び現れるのが、かつての教え子で、松子が学校を去る原因を作った龍洋一。教師時代から松子に思いを募らせていた洋一の告白をきっかけに一緒に暮らし始める松子。しかし洋一も暴力団員であり、麻薬の常習者になっていた。洋一の逮捕そして松子2度目の服役。服役中に美容師の資格を取り、今度こそと洋一の出所を刑務所前で待つ松子の目の前で再び洋一は愛を受け入れることができずに逃亡してしまう。
そして最終的に松子にふりかかる事件、そして運命。最後は若干期待はずれというか、あっけないような気もするが、ここまで悲しく、転落の人生が描かれるのは小説だからだろう。次から次に降りかかる運命を前向きに乗り切ろうとする松子の強い意志もさること、松子の周辺に登場する男性にも目を向けてみると個人的に印象的だったのは松子の死の真相を探る中で、笙が出会う洋一が最終的には更正して神に近い場所で魂を浄化しているということで、せめてもの救いになっている気がした。今年、映画化が予定されているらしいけれど
映画化するには変化に富んでいて面白い作品になるのではと思った。
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)より
4344405625
No.110
(4pt)

そそられて、一気に…

友人に勧められて読んだのですが、まず、ストーリーの展開の速さと、これでもかというくらい強引で濃厚な内容は一気に読ませると同時に下巻を手に取らずにいられなくなるほど面白かった。物語は主人公松子が一人暮らしのアパートで殺され、その片付けを命ぜられた甥の笙が松子の軌跡、生い立ちをたどりながら松子の死の真相、生き様を探ってゆくという形で進んでゆく。国立大学を卒業して中学の教師になった松子。ある事件をきっかけに学校を追われる羽目になって以来、松子の転落人生が始まる。実家を追われ、貧乏な文学青年との同棲、彼の自殺、親友との不倫、そして修羅場。落ちた先は今でいう風俗嬢。何事にも生真面目で優秀な松子はその店でナンバー1になるのだが、しだいに追い落とされて、ヒモ同然の男と駆け落ち。そして下巻につながる大きな波に再び飲み込まれてゆく。普通すぎる女教師の松子があっという間におちてゆく過程もすごいが、ここまでジェットコースターのように激しい物語になるのはさすが小説だからか。上巻だけではおさまらないということで星4つです。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.109
(4pt)

感動の涙はないかも知れない。でも心に残る作品です。

主人公の松子の一生には、あまり読者を勇気づける
要素は無いかも知れない。年を重ねるごとにどんどんと
転落していってしまう人生だからだ。松子の取る一連の
行動は、彼女の不器用なまでの一途さを感じさせるが
それが彼女の人生に好転をもたらすものではない。彼女を
取り巻く人々に救いを求めることも出来ない。無能な父、
異常なまでに拒絶的な弟、そして私の目からみると最低の
男達。彼らの中に一人でもまともな人間がいたなら、この
物語は全く趣の異なるものとなっただろう。作者がなぜ、
そうしなかったのかは疑問だ。この小説は、幸せな人生
を送っている読者には理解不能なものだと思う。ただ、晩年
の松子の孤独を実感できる人なら、この小説は強烈な印象を
残すだろう。しかし、その印象がただの悲しさで終ってしまう
のが、この小説の限界なのである。
嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1)より
4344811860
No.108
(4pt)

感動の涙はないかも知れない。でも心に残る作品です。

主人公の松子の一生には、あまり読者を勇気づける
要素は無いかも知れない。年を重ねるごとにどんどんと
転落していってしまう人生だからだ。松子の取る一連の
行動は、彼女の不器用なまでの一途さを感じさせるが
それが彼女の人生に好転をもたらすものではない。彼女を
取り巻く人々に救いを求めることも出来ない。無能な父、
異常なまでに拒絶的な弟、そして私の目からみると最低の
男達。彼らの中に一人でもまともな人間がいたなら、この
物語は全く趣の異なるものとなっただろう。作者がなぜ、
そうしなかったのかは疑問だ。この小説は、幸せな人生
を送っている読者には理解不能なものだと思う。ただ、晩年
の松子の孤独を実感できる人なら、この小説は強烈な印象を
残すだろう。しかし、その印象がただの悲しさで終ってしまう
のが、この小説の限界なのである。
嫌われ松子の一生 Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生より
4344002857
No.107
(5pt)

「松子の不幸」という表層的な面だけを見てはならない

 何か映画作家もレビュアーも何か変に「不幸な人生」を強調し、その是非についてあれやこれや論じていますが、この話は私は別のところに意味があるのだと思いますよ。
 松子という、1人の人間の一生を心から理解しようとし、そしてした主人公+それを追体験した私たちがどのように彼女を捉えて行くか、最終的に彼女の人生をしっかりと背負った主人公がどうしてあのような行動を取ったのか。そこを理解できるかどうかでこの本の良し悪しがガラっと変わると思うなぁ。
 それを表しているのは物語が主人公パートと松子パートを平行して展開してゆくところからも明らかではないだろうか。 
 でもさ、映画はやっぱり松子中心なんだろうなぁ…不幸だからハッピーじゃないっつーの。小説読み終わったあと公式HP見たら('・ω・`)ショボーン
嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1)より
4344811860
No.106
(5pt)

「松子の不幸」という表層的な面だけを見てはならない

 何か映画作家もレビュアーも何か変に「不幸な人生」を強調し、その是非についてあれやこれや論じていますが、この話は私は別のところに意味があるのだと思いますよ。
 松子という、1人の人間の一生を心から理解しようとし、そしてした主人公+それを追体験した私たちがどのように彼女を捉えて行くか、最終的に彼女の人生をしっかりと背負った主人公がどうしてあのような行動を取ったのか。そこを理解できるかどうかでこの本の良し悪しがガラっと変わると思うなぁ。
 それを表しているのは物語が主人公パートと松子パートを平行して展開してゆくところからも明らかではないだろうか。 
 でもさ、映画はやっぱり松子中心なんだろうなぁ…不幸だからハッピーじゃないっつーの。小説読み終わったあと公式HP見たら('・ω・`)ショボーン
嫌われ松子の一生 Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生より
4344002857
No.105
(4pt)

最初は・・・

リアリティが無い主人公だなぁ、と感じながら読み進めた。
ただ不幸(と男)に流されるだけの松子に徐々に親近感を覚え始めたのも確か。結構のめり込みました。
不幸な体質というのは現実にありえること、その事を残酷かつ冷静に描いてるお話。
甥っ子さんの成長というテーマを盛り込んだことで作品としてまとめているが、それが無くても良作です。
不幸になるなら、自らの覚悟をもってありたい。
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)より
4344405625
No.104
(4pt)

上手に生きられない人に・・・

まさに男性が書いた女の一生、女の性という本である。男の為に人生をくるわされ、しかも生き方が不器用な彼女を見ていると女性としてはあまりにも悲しく、非常に痛々しく感じる。。。昔の田舎社会を追われた人はこのような生き方しかなかったのか?東京に生きる孤独な中年女性の一生が悲しくリアルに描かれている。読んだ後、重い気分になってしまう。上手に生きられない人、男で苦労している女性は、読んでみるといいかも。
嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1)より
4344811860
No.103
(4pt)

上手に生きられない人に・・・

まさに男性が書いた女の一生、女の性という本である。男の為に人生をくるわされ、しかも生き方が不器用な彼女を見ていると女性としてはあまりにも悲しく、非常に痛々しく感じる。。。昔の田舎社会を追われた人はこのような生き方しかなかったのか?東京に生きる孤独な中年女性の一生が悲しくリアルに描かれている。読んだ後、重い気分になってしまう。上手に生きられない人、男で苦労している女性は、読んでみるといいかも。
嫌われ松子の一生 Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生より
4344002857
No.102
(5pt)

教訓

 男を信じすぎ、頼りすぎるとこういう運命になってしまうのかなぁ〜・・・と思いました。裏の世界に足を踏み入れると、こういう目に遭いやすいのも確かだ!!と思ったので真面目に生きたいと思いました。。いろんな意味で、教訓を得た作品でした。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.101
(4pt)

面白いからこそもうひとつ

閉鎖的な地方で優等生として育ち地元の教師になった松子が、
ひとつの事件をきっかけにして、身を落としていく物語。
転落のきっかけとなる事件については、優等生が陥りがちな
保身に走る人間の弱さとあさましさを痛々しい程に描いており、
その後の転落の過程でも、窮地や逆境に陥るたびに大切な人にまで
悪態をつき、一方的に男にすがり、と、主人公松子をこれでもかと
いうほど生々しい女性として描いている。
しかし松子が不器用なまでに猛進型で、生のままに行動するが故に嫌いになれない。
物語としては転落の過程が昼のメロドラマの様に派手で読みやすい。
最初に変死があり、そこから人生を語る描き方にも引き込まれる。
ただ、物語の軸のひとつである松子の甥や、その彼女については
ひとつの決着が与えられてはいるものの、何か物足りない。
ひとつの壮絶な人生があり、それを知った周囲の人間に何をもたらすのか。
甥の父(松子の弟)もからめてもう一歩描いて欲しかった。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617