嫌われ松子の一生

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評判

嫌われ松子の一生の評価:

3.74/5点 レビュー 219件。 B ランク

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平均点3.74pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全240件 81〜100 5/12ページ
No.160
(4pt)

不幸な一生?幸せな一生?

 ふとしたことで人生が転がってしまう物語。
 ただ、主人公の松子は不幸ななかでも一生懸命に生きていく、そんな姿が素敵です。
 誰もが語りつくせない数の経験を背負って生きているものです。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.159
(5pt)

松子に黙祷

…読み始めて数ページ、あまりにハラハラし一旦本を置きそこで腹を据えてからは一気だった。あまりに切なくって供養の思いで読み終えた本をしばらく部屋の特別な場所に安置してた。映画にするなら誰を松子にと心の中で模索してた。CMを見て魂消た。あんなになっちゃうってどういう事!逸れちゃった…。ソープで連日技の習得重ねた時の充実感。あそこでどうにか軌道修正出来てたら。でも松子も悪いよ。どうしてそっち選択しちゃうかなぁって何度も溜め息ついた。悔しかった。でも、もう少しだったのにね。山田宗樹の本は粗方読破。早く次下さい。
嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1)より
4344811860
No.158
(5pt)

松子に黙祷

…読み始めて数ページ、あまりにハラハラし一旦本を置きそこで腹を据えてからは一気だった。あまりに切なくって供養の思いで読み終えた本をしばらく部屋の特別な場所に安置してた。映画にするなら誰を松子にと心の中で模索してた。CMを見て魂消た。あんなになっちゃうってどういう事!逸れちゃった…。ソープで連日技の習得重ねた時の充実感。あそこでどうにか軌道修正出来てたら。でも松子も悪いよ。どうしてそっち選択しちゃうかなぁって何度も溜め息ついた。悔しかった。でも、もう少しだったのにね。山田宗樹の本は粗方読破。早く次下さい。
嫌われ松子の一生 Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生より
4344002857
No.157
(5pt)

「女の一生」にしては痛すぎます!救いがないのが辛いです!

内容はドラマなどになった通りで、、、
小学校教師だった松子おばさんが人生の落とし穴にはまって、、、
つぎつぎと転落の人生をたどり、最後は殺されてしまう、、、
という言わば「不幸な女の一生」なのですが、、、
作者が男性ということもあってか、女の私が読むと、、
松子さんの人生に救いや良い所が全く無く容赦が無い感じがして、
正直、読むと辛い気分になってしまいました!
もう少し松子さんの人生に救いがあれば良いのに、と、
老婆心ながら思わずにはいられない、のです、、、
心に余裕のあるときに読まないと、こたえます!
もう少し女の気持ちになった「女の一生」を書く作家さんは居ないのかしら、、、
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)より
4344405625
No.156
(5pt)

もう少し松子さんに救いが欲しかった!痛すぎます!

内容はドラマなどになった通りで、、、
小学校教師だった松子おばさんが人生の落とし穴にはまって、、、
つぎつぎと転落の人生をたどり、最後は殺されてしまう、、、
という言わば「不幸な女の一生」なのですが、、、
作者が男性ということもあってか、女の私が読むと、、
松子さんの人生に救いや良い所が全く無く容赦が無い感じがして、
正直、読むと辛い気分になってしまいました!
もう少し松子さんの人生に救いがあれば良いのに、と、
老婆心ながら思わずにはいられない、のです、、、
心に余裕のあるときに読まないと、こたえます!
もう少し女の気持ちになった「女の一生」を書く作家さんは居ないのかしら、、、
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.155
(4pt)

やり切れなさが残るなぁ

人の人生の中には、「れば」とから「たら」と言う事が浮かんでは消えるもの。
あそこでこうしていれば、あの時項だったら。。。
そんな思いにかられながらも、そこそこの人生でそこそこに幸せと不幸せがあって、それでも何とか過ぎてきた。
そんなところが、おおよその中年の自分の人生への採点ではないだろうか。
ところが松子の場合はそうは行かない。
この題名が不思議な題で、「嫌われ」と言うところはよく分からない。
いったい誰が嫌っただろうか。あえて言うなら、人生の女神に嫌われたというところか。
だいたいが、人生の女神はそこそこに平均律がお好きで、どっか帳尻を合わせてくれるもんだが、松子の場合、限りなく自分でその帳尻をフイにしているとこらがないではない。
全く、生きるのがヘタというか、わざわざややこしくしているというか。
いくつもいくつもあったその帳尻あわせのチャンスを自分で放り投げているような気がするね。
きっと、同じ題材でも浅田次郎ならもう少しいろんな意味で人情味を加えて、ウィットと救いをトッピングしたんではないかしら。その点が、主人公松子の甥の世代を持ってきて狂言回しにしているんだけど微妙にそれは成功していない。
松子の人生に結局一番影響を受けたのが甥っ子かも知れないけど、そのこととほとんど関係なく、甥の恋人が自立して彼から去って行く、なんてのはどうも話としてわざわざここに入れ込む必要があるとは思えない。
松子の内面を甥が明らかにして行く格好で読者の前に露にしているけど、その手法は必ずしも成功していないという気がする。
他人の余りの不幸は、自らの幸福を再認識するという、そう言う効果を認める事はできますよねぇ。
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)より
4344405625
No.154
(4pt)

原作と映画とドラマと・・・

 内山理名主演のドラマを見たあとに読んだため
“小説として”正しく鑑賞できなかったかもしれません。
(ドラマは原作をかなり忠実に再現しているため、
読んでいても、しばしばドラマの映像を思い返してしまうという有様だったので。)
もし順番が逆だったら両方とももっと楽しめたのかも。
次々展開される悲劇のオンパレードは、ドラマでは「えっ、なんでそんなことするの?
どうしてそんなふうになっちゃうの?」と思わず首を傾げる場面も少なからずあったのですが、
小説では松子の心理状態というか心の襞みたいなものが克明に描かれているため
彼女のエキセントリックな言動にもそれなりに納得できたからです。
映像ではなかなか表現しきれないそのへんの微妙なところを原作で理解したうえでドラマを見たら、
首を傾げる回数も激減し、彼女に感情移入しながら見ることができたのかもななんて思いました。
(勿論そんな相互補完なんてのは作家にとってもドラマ制作者にとっても許されないことだとは
思いますが・・・)
 とまれ、あらかじめストーリーを知った上での読書だったので驚くべき速さで読了しましたが、
もしそうでなかったとしてもジェットコースターのようなストーリー展開にぐいぐいひっぱられて
あっというまに読み終えてしまっただろうなと思います。
ちなみに映画は未見。小説・ドラマと比較しながら見てみるつもりです。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.153
(5pt)

読み応え充分!!

幸せが、まるで砂のように指の間からこぼれ落ちていく。這い上がろうと、もがけばもがく
ほど深い穴に落ちていく。松子の人生はそんなふうだったに違いない。狂い始めた歯車は、
元には戻らなかった。決して松子ばかりが悪いわけではないのに。彼女はいつも一生懸命
だった。ただひたむきに生きていこうとしていた。いつも愛に飢えていた松子・・・。
現実的にはありえないと思うところもあったが、人の運命はどうなるのか分からないという
ことを、じっくりと考えさせられた。笙が松子の人生を追うことで、松子の人生にもほんの
少し光が射したように思う。読み応えのある、面白い作品だった。
嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1)より
4344811860
No.152
(5pt)

読み応え充分!!

幸せが、まるで砂のように指の間からこぼれ落ちていく。這い上がろうと、もがけばもがく
ほど深い穴に落ちていく。松子の人生はそんなふうだったに違いない。狂い始めた歯車は、
元には戻らなかった。決して松子ばかりが悪いわけではないのに。彼女はいつも一生懸命
だった。ただひたむきに生きていこうとしていた。いつも愛に飢えていた松子・・・。
現実的にはありえないと思うところもあったが、人の運命はどうなるのか分からないという
ことを、じっくりと考えさせられた。笙が松子の人生を追うことで、松子の人生にもほんの
少し光が射したように思う。読み応えのある、面白い作品だった。
嫌われ松子の一生 Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生より
4344002857
No.151
(4pt)

生きる事は儚い

それ故に小さな光に喜びを感じ動けるのだとそう思う。松子のいく先が気になって、なんとかドラマの最終回までには読み終えたい一心で読んだ。ラストはやるせない。色んな意味で切ない。物語的にすごくおもしろかっただけにこのラストは不完全燃焼を感じる。今更涙?みたいな...
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)より
4344405625
No.150
(5pt)

家族に嫌われてしまった松子さんの悲しい人生

最後まで孤独な松子さん。
ほんの些細な弾みで、人生が暴走していく。
解説の人も書いていますが、これは誰にでもありうること。
ほんの小さなきっかけでダメにもなるし、良くもなるし、そしてまた再生していくことも出来る。
松子さんの場合は、そのきっかけがつかめないままひたすら暴走していったという感じ。
でも、私にとっては、”嫌われ松子”は愛すべき存在。
自分の不幸をすべて他人のせいだと思うのは、誰しもあること。
最後の最後までかわいそうな松子さんの人生をあざ笑うことは出来ない。
山田宗樹氏の作品を初めて読んだ。面白い!他の本も読んでみようと思う。
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)より
4344405625
No.149
(4pt)

負から正へ感情が揺れた物語

はじめ、なんだか砂を噛んだような、
口の中にざらりとしたような感触があった。
違和感を感じつつ、眉をひそめながら読み進む。
松子のあまりにも私と違う価値観に腹が立つ。
しかし、なぜそう生きる?と疑問に思いながらもこの本にのめりこんだ。
あっと言う間に読み終わった。
下巻の本当に最後のほう、そこに全てがあったような気がする。
松子は転落したけれど、私もいつどこでどうなるかわからない。
もうひとりの主人公である甥の笙が言うように、
松子のことを他人ごとのように考えてしまうけれど、
この先私に同じことがないという保障はない。
感動して涙する本はたくさん読んだけれど、
感情が負から正へと大きく動かされた本はそうそうない。
読み終えた後は、爽快ですらある。
最初の負が大きかったから余計にそう感じたのかもしれないが、
この本はそういった意味でも私にとって印象に残る本だ。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.148
(5pt)

松子を誰が嫌っていたの?

松子を誰が嫌っていたの?
人生を自分の思うがままに生きて
それが上手くいかずに
死んでいった松子
題名とテレビを見て読んでみた
松子の一生を知ることにより
人とのかかわりを学び取った甥っ子
読み物としては面白いが
これは小説ではなく脚本です
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.147
(4pt)

松子よ,永遠に。

なぜ,こういつもいつも裏目に出てしまうのか,なぜ,ひたむきであればあるほど,前向きであればあるほど,それに反比例するように堕ちていってしまうのだろう,読み進めていくほど,松子の運命にやりきれない思いが募っていき,このままストーリーが終わったら鬱々たる気分しか残らないという不安に襲われながら読み進めました。
しかし,何をする気力もなく悲惨の極みとも言うべき松子が生涯を閉じるその瞬間,意識が懐かしい我が家へと向かい好きだった父や妹と対面するに至って,松子はその持つ本来の素直さと優しさを取り戻したのであり,このとき松子の生涯すべてが肯定されたのだと感じました。幸薄い生涯を送りながらもその持つ大きな愛は,その死後ですら親族である笙青年の心を動かさずにはおかないのです。本書の末文が象徴的で,やっと救われた思いになれます。一読をお薦めできる作品です。
嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1)より
4344811860
No.146
(4pt)

松子よ,永遠に。

なぜ,こういつもいつも裏目に出てしまうのか,なぜ,ひたむきであればあるほど,前向きであればあるほど,それに反比例するように堕ちていってしまうのだろう,読み進めていくほど,松子の運命にやりきれない思いが募っていき,このままストーリーが終わったら鬱々たる気分しか残らないという不安に襲われながら読み進めました。
しかし,何をする気力もなく悲惨の極みとも言うべき松子が生涯を閉じるその瞬間,意識が懐かしい我が家へと向かい好きだった父や妹と対面するに至って,松子はその持つ本来の素直さと優しさを取り戻したのであり,このとき松子の生涯すべてが肯定されたのだと感じました。幸薄い生涯を送りながらもその持つ大きな愛は,その死後ですら親族である笙青年の心を動かさずにはおかないのです。本書の末文が象徴的で,やっと救われた思いになれます。一読をお薦めできる作品です。
嫌われ松子の一生 Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生より
4344002857
No.145
(5pt)

ドラマと合わせると効果的

 一流大学を卒業して、音楽の教師になった 松子は ある瞬間から不幸になる。
この不幸たるや並ではなく、不幸のオンパレードという表現が相応しい。
松子は非常に純粋で、どこにでもいるようなタイプだ。途中、人生をやり直せる
機会、また友人との出会いもあるが、ことごとくマイナスの方向に進む。
物語がフィクションと分かっていながらも、不幸の連続についついのめりこんだ。
まだ、読んでいない人はドラマと合わせると効果的かも。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.144
(4pt)

−祈り−は通じたのかも

タイトルから「いじわるばあさん」並みのコメディを予想していた為
のっけから暗くてなかなか浮上できませんでした。
いざと言う時、物事を的確に対処出来る人は少ないのではないだろうか。
松子は特別いい人という訳ではないが悪い人でもない、ごく普通の女性だった。
ただ、いくつかの岐路にたった時、弱さに流された選択の結果が残酷にも、
のちの松子の人生に跳ね返ってくる。
松子が特別なわけではなく、誰もがこのような運命と背中合わせだったりするかもしれない。
救いは法廷での甥の笙の姿。最初は松子の事に関心がなかった笙だったが。
笙の「怒り」を松子が知る事はない。いや、あるいはもしかしたら・・・。
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)より
4344405625
No.143
(4pt)

誰にでも起こりえる話

 中谷美紀さんが松子を演じたかったということを知り、
松子がどんな人だったのか知りたくて読んでみました。
松子の一生は側から見てると、極端に転落していく不幸な生き方に
見えます。でも松子が生きる過程で経験する事柄は、普段わたしたちが
ニュースや新聞で当たり前のように見聞きする話です。当事者として経験していく
松子を見ていると、このようにして事件は起こっているのかもしれない、そして
松子に起こった出来事は誰にでも起こりえることかもしれない、と思わされます。
もしかしたら、明日のあなたかもしれない身近な話だと思います。
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)より
4344405625
No.142
(5pt)

こんなにシリアスな話だとは。。。

 本の表題からは想像がつかぬほど、シリアスな話。。。松子の転落人生が甥の「笙」の調査と交互に描かれ、最後に一つにまとまる。松子のその最期はあまりのむなしさに絶句してしまう。終盤は生気を失った彼女がやる気を取り戻した矢先だっただけに悲しい。
 でもこの出来事を通じて「笙」が成長する様子や、松子自身の一生懸命に何かを信じて、すがって生きていく姿は心を打つ。
 決してスカッとする本ではないが、読んで損はない。
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)より
4344405625
No.141
(4pt)

良質なエンターテイメント、松子はむしろ平凡な女性

岡野は奥さまを愛してないと言ったよ、私を選んでくれると言ったよ。
島津はプロポーズしてくれた、だから私の出所を待ちわびている筈。
龍洋一は私と一緒に生きていきたいと思わない筈がない・・
いじらしく、一途に男を思いつめるものの、次から次へと裏切られる。
その度に転落してゆく。なんとも切なく哀れである。
恋に不器用で駆け引きひとつできないのがもどかしい。
今の時代は、例えば江国香織の小説のように、
奔放に自由気ままにたっぷりと恋の美酒を堪能する若い女性が
増えた一方、松子のような奥手で、純情な、古めかしい、つまりは平凡な女性も少なくないと思う。
松子は愛し、愛される男性をつよく求めていただけで、高尚な大義などつい持ち得なかった。
だから、40歳以降抜け殻になってしまった。
私が本書の中で、1番許しがたいのは松子の実弟の紀夫。
もうアンタはいないことになっている・・・・2度と来るな。・
・・松子が殺人事件を起こしたのだから、避けたいのは分かるが、弁明ひとつ聞いてやろうとしないこの冷酷さ。
松子が壊れるワケだ。
ここまで感情移入できたのはひたすらリズミカルでコミカルな文体と筋
運びが光る本書のおかげ。良質なエンターテイメント、といったところか。
嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1)より
4344811860