嫌われ松子の一生

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評判

嫌われ松子の一生の評価:

3.74/5点 レビュー 219件。 B ランク

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平均点3.74pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全60件 21〜40 2/3ページ
No.40
(3pt)

実は自分の選んだ一生

 ひどい男に不幸にされたとばかりはいえない。なぜ繰り返しそんな不実な人ばかり選ぶのか。そしてまた、なぜ己の人生を他人である男に賭けてしまうのか。自分の一生について、決定的に他力本願である。いかに努力しようと、いかに研鑽しようと、最終的に自分の生き様には自分で責任を持つという態度が、松子には決定的に欠けていた。
 そんな松子の姿勢を意図的にあぶりだしているのかというとそうでもなく、妹の久美の存在にしても、今ひとつ必然性がない。
 ただ、波乱万丈で悲劇的な女の一生を描いて面白い小説だった。
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)より
4344405625
No.39
(3pt)

縋るべきもの

 自称「寂しく生きている」自分には、ちょっとした怖さも感じるお話であった。自分にも縋(すが)るものがなく、そして縋りたいからだ。
 自分に手を差し伸べる人に対して素直に接することができず。自分が縋ろうとする人には捨てられる。そんなことは世間では当たり前のように起こることだ。小説はそれを大げさに見せてくれる。自分の人生と照らし合わせながらいろいろ考える部分もあり楽しめた。
 読みようによっては作者に宗教的な意図があって書かれたのでは思えなくもない。別に悪いことでもないが、自分は宗教ではなく松子のように誰かと支え合って生きたいと思う方だ。そうかだから怖かったのか。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.38
(3pt)

“激しく”、“濃く”、精一杯生きた松子

中谷美紀主演でミュージカル仕立ての映画になったことにより、’03年に書かれた本書が、原作として一躍ブレイクした。
川尻松子の、23才の新任中学教師時代から53才で孤独な死を迎える、昭和45年から現在までの波乱の生涯を描いている。
この小説は、映画とは異なり、松子の存在すら知らなかった甥が、彼女の辿った人生を追跡してゆく章と、松子自身が実際の出来事を語る章とが交互に交錯して展開してゆく。彼がつかんだ事実から謎が広がり、それを松子の一人称が明らかにしてゆく。さすがはミステリーの新人賞で世に出た著者ならではの、読み手の関心を先へ先へとどんどん進ませ、ページを繰る手を休ませない叙述スタイルである。
一般に本書は「転落の人生」、「男運のない女」、「流転の生涯」の物語として受け止められるのだろうが、私は読み終えてまた別の印象も受けた。
松子は、最初と最後の事件を除いて、情熱的で激情的な性格ゆえ、「今はこれしかない」、「思い込んだら命がけ」とばかりに、自ら過酷な状況に飛び込んで、いずれも裏目に出て幸せにはつながらないのだが、その時その時を精一杯生きたといえるのではないだろうか。
能天気で軽薄大学生だった甥は、はじめは興味本位だったが、次第に松子の人生の軌跡を追うことに没頭し、ついには裁判所の傍聴席で激情するまでになる。彼は単に松子の生涯の悲運に同情したのではなく、彼女の生き様の凄まじい迫力とか情念といったものに心を突き動かされたのだと思う。
本書では、松子の41才から50才までがわずか1ページで記されているだけだが、彼女は40代の10年間分をそれだけで済ませられるほど、それまでの20年弱を“激しく”、 “濃く”生きてきたのである。
嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1)より
4344811860
No.37
(3pt)

“激しく”、“濃く”、精一杯生きた松子

中谷美紀主演でミュージカル仕立ての映画になったことにより、’03年に書かれた本書が、原作として一躍ブレイクした。
川尻松子の、23才の新任中学教師時代から53才で孤独な死を迎える、昭和45年から現在までの波乱の生涯を描いている。
この小説は、映画とは異なり、松子の存在すら知らなかった甥が、彼女の辿った人生を追跡してゆく章と、松子自身が実際の出来事を語る章とが交互に交錯して展開してゆく。彼がつかんだ事実から謎が広がり、それを松子の一人称が明らかにしてゆく。さすがはミステリーの新人賞で世に出た著者ならではの、読み手の関心を先へ先へとどんどん進ませ、ページを繰る手を休ませない叙述スタイルである。
一般に本書は「転落の人生」、「男運のない女」、「流転の生涯」の物語として受け止められるのだろうが、私は読み終えてまた別の印象も受けた。
松子は、最初と最後の事件を除いて、情熱的で激情的な性格ゆえ、「今はこれしかない」、「思い込んだら命がけ」とばかりに、自ら過酷な状況に飛び込んで、いずれも裏目に出て幸せにはつながらないのだが、その時その時を精一杯生きたといえるのではないだろうか。
能天気で軽薄大学生だった甥は、はじめは興味本位だったが、次第に松子の人生の軌跡を追うことに没頭し、ついには裁判所の傍聴席で激情するまでになる。彼は単に松子の生涯の悲運に同情したのではなく、彼女の生き様の凄まじい迫力とか情念といったものに心を突き動かされたのだと思う。
本書では、松子の41才から50才までがわずか1ページで記されているだけだが、彼女は40代の10年間分をそれだけで済ませられるほど、それまでの20年弱を“激しく”、 “濃く”生きてきたのである。
嫌われ松子の一生 (幻冬舎スタンダード) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (幻冬舎スタンダード)より
4344009142
No.36
(3pt)

“激しく”、“濃く”、精一杯生きた松子

中谷美紀主演でミュージカル仕立ての映画になったことにより、’03年に書かれた本書が、原作として一躍ブレイクした。
川尻松子の、23才の新任中学教師時代から53才で孤独な死を迎える、昭和45年から現在までの波乱の生涯を描いている。
この小説は、映画とは異なり、松子の存在すら知らなかった甥が、彼女の辿った人生を追跡してゆく章と、松子自身が実際の出来事を語る章とが交互に交錯して展開してゆく。彼がつかんだ事実から謎が広がり、それを松子の一人称が明らかにしてゆく。さすがはミステリーの新人賞で世に出た著者ならではの、読み手の関心を先へ先へとどんどん進ませ、ページを繰る手を休ませない叙述スタイルである。
一般に本書は「転落の人生」、「男運のない女」、「流転の生涯」の物語として受け止められるのだろうが、私は読み終えてまた別の印象も受けた。
松子は、最初と最後の事件を除いて、情熱的で激情的な性格ゆえ、「今はこれしかない」、「思い込んだら命がけ」とばかりに、自ら過酷な状況に飛び込んで、いずれも裏目に出て幸せにはつながらないのだが、その時その時を精一杯生きたといえるのではないだろうか。
能天気で軽薄大学生だった甥は、はじめは興味本位だったが、次第に松子の人生の軌跡を追うことに没頭し、ついには裁判所の傍聴席で激情するまでになる。彼は単に松子の生涯の悲運に同情したのではなく、彼女の生き様の凄まじい迫力とか情念といったものに心を突き動かされたのだと思う。
本書では、松子の41才から50才までがわずか1ページで記されているだけだが、彼女は40代の10年間分をそれだけで済ませられるほど、それまでの20年弱を“激しく”、 “濃く”生きてきたのである。
嫌われ松子の一生 Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生より
4344002857
No.35
(3pt)

“激しく”、“濃く”、精一杯生きた松子

中谷美紀主演でミュージカル仕立ての映画になったことにより、’03年に書かれた本書が、原作として一躍ブレイクした。
川尻松子の、23才の新任中学教師時代から53才で孤独な死を迎える、昭和45年から現在までの波乱の生涯を描いている。
この小説は、映画とは異なり、松子の存在すら知らなかった甥が、彼女の辿った人生を追跡してゆく章と、松子自身が実際の出来事を語る章とが交互に交錯して展開してゆく。彼がつかんだ事実から謎が広がり、それを松子の一人称が明らかにしてゆく。
さすがはミステリーの新人賞で世に出た著者ならではの、読み手の関心を先へ先へとどんどん進ませ、ページを繰る手を休ませない叙述スタイルである。
一般に本書は「転落の人生」、「男運のない女」、「流転の生涯」の物語として受け止められるのだろうが、私は読み終えてまた別の印象も受けた。
松子は、最初と最後の事件を除いて、情熱的で激情的な性格ゆえ、「今はこれしかない」、「思い込んだら命がけ」とばかりに、自ら過酷な状況に飛び込んで、いずれも裏目に出て幸せにはつながらないのだが、その時その時を精一杯生きたといえるのではないだろうか。
能天気で軽薄大学生だった甥は、はじめは興味本位だったが、次第に松子の人生の軌跡を追うことに没頭し、ついには裁判所の傍聴席で激情するまでになる。彼は単に松子の生涯の悲運に同情したのではなく、彼女の生き様の凄まじい迫力とか情念といったものに心を突き動かされたのだと思う。
本書では、松子の41才から50才までがわずか1ページで記されているだけだが、彼女は40代の10年間分をそれだけで済ませられるほど、それまでの20年弱を“激しく”、 “濃く”生きてきたのである。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.34
(3pt)

作者の勉強不足

シナリオとしてはいいのであろうが、本の読者は時代の設定や空白の時間を埋めるものが一切書かれていないことに不満を感じるであろう。
腑に落ちないところが山程でてくる。いくら家が厳しいからといって、はじめから幼馴染がいない、あるいは友人がいないこと。国立大学を出ているのに学生運動などもでてこない。
作者にもっと勉強してほしいと思いました。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.33
(3pt)

晩年の寒々しさ

松子さんは一言で言うと、ターニングポイントで普通の人が九割がた選ばない選択肢を選ぶ人。そこへ毎度のように悪運が重なり、とんでもない場所に転がりつく。本来美徳のはずの一途さすら、裏目裏目に出て恨めしく思われてきます。
昼ドラばりのジェットコースター的展開の一生を一冊の本に(文庫では二冊ですが)収めるのですから、掘り下げ・書き込みが浅くなるのはいたしかたないのでしょうか。悲惨な中にも「救い」を匂わせる終わらせ方ですが、消化不良の感は否めませんでした。ですが、読み始めたら途中でやめられなかったのもまた事実。
最後の方で、松子さんの40代から50代の記述が不自然なほどポンと飛ぶのですが、そこに松子さんの空虚で壊れた生活があらわれているようで、寒々しく、恐ろしかったです。
嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)より
4344405625
No.32
(3pt)

一番のインパクトは、タイトル!?

松子さんは一言で言うと、ターニングポイントで普通の人が九割がた選ばない選択肢を選ぶ人。そこへ毎度のように悪運が重なり、とんでもない場所に転がりつく。本来美徳のはずの一途さすら、裏目裏目に出て恨めしく思われてきます。
昼ドラばりのジェットコースター的展開の一生を一冊の本に(文庫では二冊ですが)収めるのですから、掘り下げ・書き込みが浅くなるのはいたしかたないのでしょうか。悲惨な中にも「救い」を匂わせる終わらせ方ですが、消化不良の感は否めませんでした。ですが、読み始めたら途中でやめられなかったのもまた事実。
いつか映像化されるだろうなと思っていましたが、とうとう映画になるのですね。中谷美紀さんが松子さんとのこと。はまりそうですね。主演女優賞を意識した気合の入った演技をなさっていることでしょう。怖いもの見たさで関心がつのります。語るべきことの多すぎる松子さんの一生。多数の情報を一度に見せられる映像の方が、この物語を表現するにはもしかしたら適しているのかもしれません。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.31
(3pt)

起こり得る?得ない?

上下巻、通勤時間など利用して2日くらいで読み終わりました。面白いとか、感動とか、哀しいとかでもないのに、なんかどんどん読み進んでいってしまう本。一生を通して歯車があわずにどんどん悪い方へはまっていく松子。まじめで教師だった松子が、ただ流されて男に依存して生きてるのがなんかミスマッチな気がしました。人ってもしかしたら、小さなことがきっかけとなって松子みたいに不幸にはまっていくのかな?って思ったけれど、やっぱりここまで堕落してしまうのはそうそうない、と思いたい。絶対に自分におこる可能性がないわけじゃないという危機感を感じたりもする。松子みたいにはならないように、しっかり生きていこうと読み終えて思った。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.30
(3pt)

秀作。

保守的な家庭に生まれ育った真面目だった女、松子。
親の言いつけを守り、地元の中学の先生となっていた。それなりに人気者で、それなりに美しく、それなりの人生を送っていた。
校長と修学旅行の下見に行くまでは…。
真面目であったが故の転がり続ける人生。
何処を、どう回り続けたか、自室で他殺体として発見される。
その頃には、若かりし頃の面影などなく、太った中年女だった。
「小説ってこうやって書くんだね」
と感じさせるお手本的な作品。
ただ、松子の人生を描くのでなく、現代に生きる甥にその時間を追わせることで、物語の広がりを生み出してる?
松子の悲惨さ、馬鹿さ加減による切なさはよく伝わるんだけど、そこまで現代を過去をクロスさせる必要性を感じなかったのが残念。よって、星三つ。
嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1)より
4344811860
No.29
(3pt)

秀作。

保守的な家庭に生まれ育った真面目だった女、松子。
親の言いつけを守り、地元の中学の先生となっていた。それなりに人気者で、それなりに美しく、それなりの人生を送っていた。
校長と修学旅行の下見に行くまでは…。
真面目であったが故の転がり続ける人生。
何処を、どう回り続けたか、自室で他殺体として発見される。
その頃には、若かりし頃の面影などなく、太った中年女だった。
「小説ってこうやって書くんだね」
と感じさせるお手本的な作品。
ただ、松子の人生を描くのでなく、現代に生きる甥にその時間を追わせることで、物語の広がりを生み出してる?
松子の悲惨さ、馬鹿さ加減による切なさはよく伝わるんだけど、そこまで現代を過去をクロスさせる必要性を感じなかったのが残念。よって、星三つ。
嫌われ松子の一生 Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生より
4344002857
No.28
(3pt)

甥っ子・笙の姿に救われる

アパートの一室で惨殺された女性の生涯を、描いた作品。
 主人公の松子は、教師を退職後、次々に悲惨な運命をたどる。その原因となっているのは、ほとんどが男。見る目がないのだ。本人的には幸せを求め行動しているつもりだが、深く考えず、先を見ないで行動するため、結局うまくいかない。その繰り返しで、読んでいてつらくなる。自分は男だが、「こうはならない」と100%いえるのか、といわれると断言できない気もする。
 救われるのは、松子の生涯を調べ、成長していく甥っ子、笙の姿だ。彼が読者の気持ちを代弁してくれる。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.27
(3pt)

哀しい物語・・・

 この小説は、昭和40年代、高学歴で教師というお堅い職業に就き、きっと周囲や本人も明るい未来を信じて疑わなかったであろう一人の女性の転落人生についての物語です。 人から見れば愚かな女、ということになるかもしれませんが、きっと松子は幼児期の体験により、人から愛されること・必要とされることを渇望するようになっただけの、愛に飢えていたかわいそうな人なんだな、と思いました。 そして彼女の人生の終焉は、なんだかリアル過ぎて、居たたまれない気持ちになりました。 物語の内容からして読後感は決していいものではありませんが、物語に入り込んで一気に読めてしまうし、そういう意味ではおすすめの一冊です。
嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1)より
4344811860
No.26
(3pt)

哀しい物語・・・

 この小説は、昭和40年代、高学歴で教師というお堅い職業に就き、きっと周囲や本人も明るい未来を信じて疑わなかったであろう一人の女性の転落人生についての物語です。 人から見れば愚かな女、ということになるかもしれませんが、きっと松子は幼児期の体験により、人から愛されること・必要とされることを渇望するようになっただけの、愛に飢えていたかわいそうな人なんだな、と思いました。 そして彼女の人生の終焉は、なんだかリアル過ぎて、居たたまれない気持ちになりました。 物語の内容からして読後感は決していいものではありませんが、物語に入り込んで一気に読めてしまうし、そういう意味ではおすすめの一冊です。
嫌われ松子の一生 (幻冬舎スタンダード) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (幻冬舎スタンダード)より
4344009142
No.25
(3pt)

選択の過ち

松子が何故転落人生の道を辿ったのかといえば、原因はやはり松子自身が判断したイザというときの人生の選択がすべてマイナスの方向であったということだろう。教師になるまでの順調な人生から一変、彼女はこれまでかというくらい選択を誤ってどつぼにはまっていく。なんでそっちいっちゃうかなあ、と客観的にあきれるくらいだが、そうした本人は気づかない誤った選択が松子を通して作者が描きたかった人間の弱さなのかもしれない。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)より
4344405617
No.24
(3pt)

結構すらすら読めました。

全てにおいて技術を身につける能力は持っているんだけど、判断を必ず誤まる松子。気が小さくて、一人じゃ手に負えない事件が起きても自分の中だけで片付けようとしてしまう。 修学旅行の事件は気持ちは良く分かりました。オレも自分が損するとか悪評を受けることで事態が収拾されるなら、それでいいと思ってしまう小心者なので。周りに流されすぎるのもそっくり。 オレはこの小説をミステリーと勘違いしてしまったのか半分までいったところで、松子を殺した犯人は出てきているはずだと推理しながら読んでしまいました。 松子の救われない死に方、あれが松子らしいのかな?
嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (幻冬舎コミックス漫画文庫 そ 1-1)より
4344811860
No.23
(3pt)

結構すらすら読めました。

全てにおいて技術を身につける能力は持っているんだけど、判断を必ず誤まる松子。気が小さくて、一人じゃ手に負えない事件が起きても自分の中だけで片付けようとしてしまう。 修学旅行の事件は気持ちは良く分かりました。オレも自分が損するとか悪評を受けることで事態が収拾されるなら、それでいいと思ってしまう小心者なので。周りに流されすぎるのもそっくり。 オレはこの小説をミステリーと勘違いしてしまったのか半分までいったところで、松子を殺した犯人は出てきているはずだと推理しながら読んでしまいました。 松子の救われない死に方、あれが松子らしいのかな?
嫌われ松子の一生 Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生より
4344002857
No.22
(3pt)

す、すさまじい女の一生

ある事件をきっかけに学校を追われ、故郷も捨てた美人教師「松子」
レイプ、失恋、不倫、恋人の自殺、水商売、シャブ中、殺人、刑務所、これでもかといわんばかりの松子の坂道の転がり方に読書にも加速がついてしまった。一気に読めた。そして悲哀というより同情というより滑稽な物語の展開が何だか面白かった。凄すぎていちいち感情移入は出来なかったが、惨殺死体となって見つかった松子について興味をもった甥の青年の人間性が少しずつ変わってくるのが良い。法廷で犯人に怒鳴ったラストシーンでは胸がこみ上げた。映像化されるのならきっと誰もが観るでしょう。
嫌われ松子の一生 (幻冬舎スタンダード) Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生 (幻冬舎スタンダード)より
4344009142
No.21
(3pt)

す、すさまじい女の一生

ある事件をきっかけに学校を追われ、故郷も捨てた美人教師「松子」
レイプ、失恋、不倫、恋人の自殺、水商売、シャブ中、殺人、刑務所、これでもかといわんばかりの松子の坂道の転がり方に読書にも加速がついてしまった。一気に読めた。そして悲哀というより同情というより滑稽な物語の展開が何だか面白かった。凄すぎていちいち感情移入は出来なかったが、惨殺死体となって見つかった松子について興味をもった甥の青年の人間性が少しずつ変わってくるのが良い。法廷で犯人に怒鳴ったラストシーンでは胸がこみ上げた。映像化されるのならきっと誰もが観るでしょう。
嫌われ松子の一生 Amazon書評・レビュー: 嫌われ松子の一生より
4344002857