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ホテルウーマン



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【この小説が収録されている参考書籍】
ホテルウーマン
ホテルウーマン (講談社文庫)

ホテルウーマンの評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

読んで良かった

「花園の迷宮」からずっと著者のファンですが、どういうわけか、この作品だけは読もうという気になりませんでした。ドラマも見たことはなく(主題歌だけはよく聞きましたが)、粗筋もろくに知らなかったのですが、それが三十年近くたって、なぜかふと読みたくなり、読みました。
おもしろくて一日で読んでしまいました。柊子がつぎからつぎへともてるのが出来過ぎて違和感ありましたが、秀作でした。
一人で子を産み、男並みに働き、人間関係に揉まれてもへこまない彼女はすごいけれど、やっぱりこういう人は滅多にいないでしょう。
読んでいて、子持ちだということを言えばいいのに、と思うことが幾度かありました。当時はまだまだ言えない風潮だったのでしょうね。今は少しは変わったと思いますが、シングルマザーはやっぱり大変でしょう。
ホテルウーマン (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ホテルウーマン (講談社文庫)より
4061858939
No.1:
(4pt)

子を持った女の強さ

ニューヨークで不倫相手の子を宿した神尾柊子。 最後の別れ際に突然目の前で拳銃自殺。 衝撃の開幕始まる本作品は周子が子を生んで日本のホテルに就職し苦難を乗り越えていく作品だ。 サクセスストーリーでもなければお仕事作品でもない。 病気の息子を抱えながら賢明にホテル従業員の道を進もうとする野心に満ちている。 子供がいることを親にも、ホテルにも隠し続けるが、長続きはしない。 この事が発覚し仕事にもピンチが訪れる。 何故女はこんなにも強いのかを十分堪能させる物語に仕上がっている。 一般文学通算901作品目の感想。 2014/10/11 21:05
ホテルウーマン (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ホテルウーマン (講談社文庫)より
4061858939

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