午後の行商人

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

午後の行商人の評価:

4.00/5点 レビュー 5件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.00pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(2pt)

南米3部作で止めておくべきだった。

「山猫の夏」「神話の果て」「伝説なき地」の南米三部作でまだ描き切れぬ事があったのだろうか? 舞台をメキシコに移した本作ではあるが、特にモチベーションがあるわけでもない主人公が有無を言わさぬ男に引き回される「山猫」の展開に、全てが泥濘に押し流される「神話の果て」のラストを繋ぎ合わせたようで、とかく使いまわしの継ぎ接ぎ芸の印象が否めない。

 何より「山猫」では主人公を引っ掻き回す無頼漢が先住民インディオ共和国の建設という壮大な大義と目標を持っていたのに比べると、今作で山猫の役回りを演じる行商人は個人的な復讐心で動いている上、溌剌さに欠ける初老の男のイメージもあって、どうしても卑小でロマンを感じることができない。 ホラー映画のラストのような後味の悪さもあって星二つ。 
午後の行商人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 午後の行商人 (講談社文庫)より
406273009X
No.1
(2pt)

南米3部作で止めておくべきだった。

「山猫の夏」「神話の果て」「伝説なき地」の南米三部作でまだ描き切れぬ事があったのだろうか? 舞台をメキシコに移した本作ではあるが、特にモチベーションがあるわけでもない主人公が有無を言わさぬ男に引き回される「山猫」の展開に、全てが泥濘に押し流される「神話の果て」のラストを繋ぎ合わせたようで、とかく使いまわしの継ぎ接ぎ芸の印象が否めない。

 何より「山猫」では主人公を引っ掻き回す無頼漢が先住民インディオ共和国の建設という壮大な大義と目標を持っていたのに比べると、今作で山猫の役回りを演じる行商人は個人的な復讐心で動いている上、溌剌さに欠ける初老の男のイメージもあって、どうしても卑小でロマンを感じることができない。 ホラー映画のラストのような後味の悪さもあって星二つ。 
午後の行商人 Amazon書評・レビュー: 午後の行商人より
4062088509