(短編集)

東京バンドワゴン

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

東京バンドワゴンの評価:

4.10/5点 レビュー 89件。 B ランク

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平均点4.10pt

Amazonレビュー一覧

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未読の方はご注意ください

全161件 141〜160 8/9ページ
No.21
(4pt)

家族の愛って暖かい!

ウチのようなマンション暮らしでは、絶対にお目にかかれない4世代同居の
家族のお話は、とってもLOVEな物語でした。
タイトルにもなっている「東京バンドワゴン」とは、その家族が営んでいる
古本屋さんの屋号です。
で、その古本屋さんを舞台に起こる色々な問題を、家族8人家族が一致団結、
もしくはお父さんのLOVEで解決していきます。
ちなみに家族構成は、店主でちょっと頑固な江戸っ子のお祖父ちゃん。
そして、「LOVE」を何よりも大切にしているお父さん。その子ども達で、
個性的な面々の藍子、紺、青の三人と紺のお嫁さん。それから藍子と紺の
それぞれの子どもひとりずつ合計8人で、とてもにぎやかに暮らしています。
そして、なんと言っても、結構いろいろワケありでも、おおらかに受け入れて
いるところが、この家族のすばらしいところです。
話の内容は、
 ・一歩間違えると変質者「春―百科事典はなぜ消える」
 ・青の押しかけフィアンセのお話「夏―お嫁さんはなぜ泣くの」
 ・古書にまつわる事件3連発「秋―犬とネズミとブローチと」
 ・ひと目晴れ姿を・・・・「冬―愛こそすべて 」 
 
と、4つのお話からなっていますが、それぞれのお話の中にも、いくつかの小さな
謎が絡まりあっていたりして、それが解かれていく面白さあり、家族を一番大事に
するという愛がぎっしりありで、読み応え十分。
特に、最後のお話「冬―愛こそすべて 」では、子ども側からすると身勝手な母親
なんだけど、そんな彼女の願いを叶えようとするお父さんのLOVEに、読んでいて
ホロリとしたりします。
一番大切なのは、やっぱり愛!
家族愛をたっぷり感じたい時に読むにはバッチリな本です。
東京バンドワゴン (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 東京バンドワゴン (集英社文庫)より
4087462870
No.20
(5pt)

昭和のホ−ムドラマが帰ってきた

昭和の頃、お茶の間で家族揃ってみていたホ−ムドラマ。その世界がこの本の中によみがえった。
奇妙な構成、個性的な面々の家族やそこに絡んでくるご近所さんなど、向田邦子の世界を現代風にアレンジし、ミステリ−のふりかけを少しふって見ましたといった作品です。
あの頃、家族でホ−ムドラマを楽しんだ世代、その子の世代など幅広い世代に受け入れられる小説に仕上がっていますので、どなたにもお勧めできる楽しい作品です。
泣いて笑って、人生っていいなぁと思える、素晴らしい作品。
シリ−ズ化されてますので、次回作品も楽しみですね
東京バンドワゴン (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 東京バンドワゴン (集英社文庫)より
4087462870
No.19
(5pt)

大家族活劇でもって「日常の謎」を展開

テレビドラマのような大家族活劇でもって
「日常の謎」を展開する離れ業。それでも
個々のキャラクターがしっかりと立っていることから
先へ先へと読ませるリズムが心地いい。
『東京バンドワゴン』の続編であり
続編らしく個性的なキャラクターが
ますます生き生きと活躍する姿は
それだけで読書の満足を教えてくれる。
もし次回作があれば、全12連作となり、
テレビドラマがワンクール造れる分量である。
それを望んでいるのは私だけではないはずだ。
シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン Amazon書評・レビュー: シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴンより
4087753778
No.18
(5pt)

大家族活劇でもって「日常の謎」を展開

テレビドラマのような大家族活劇でもって
「日常の謎」を展開する離れ業。それでも
個々のキャラクターがしっかりと立っていることから
先へ先へと読ませるリズムが心地いい。
語り手の特異な存在など、随所今風で
技巧的すぎる部分も無いとは云えないが、
日本の在りし日のノスタルジアへ
丹精こめたオマージュは無碍には出来まい。
登場人物の「その後」が読みたくて
すぐに続編を手にとってしまう、
夢中になれるそんな一冊。
東京バンドワゴン Amazon書評・レビュー: 東京バンドワゴンより
4087753611
No.17
(5pt)

涙がでます

 前作に続き、心温まる、実家の母の元に返りたくなるような物語でした。筆者も書いているように、昔のホームドラマを見ているような思いです。小学生のころ東芝日曜劇場が大好きだった私は、またあんなドラマが始まらないかなーと常々思っていたものでしたが、この物語はそれにかなり近いものが感じられます。
 アパート暮らしの私は、読んだ本の置き場所に困り図書館に寄贈するのですが、本作品を読んでまた前作が読みたくなり、図書館に行って自分が寄贈した前作を借りてきて、今読んでいます。
シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン Amazon書評・レビュー: シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴンより
4087753778
No.16
(4pt)

テレビドラマ向き?

お話の舞台は、明治時代から続く東京の下町の古書店とその一部を改造して作られた今時のカフェ。登場人物はその古書店を経営している家族。今の時代にはなかなかない、4世代同居。、次から次へと家族それぞれに関する事件が起きていきます。お話の中にちりばめられていることが後から関連してくるけど上手く丸く収まります。
この一家の食事の時の会話は誰が何を話しているかというのがはっきり書かれていない。「 」のみ。なので誰の発言かを想像しながら読むのも楽しみです。にぎやかさが伝わってきます。これをテレビの映像で見たら楽しいだろうな。
ひ孫の成長を見ていると、食事しながら会話することや家族が関ることが、お互いを思いやる気持ちを育てる基本なんだと思いました。
語り部のおばあちゃん幽霊の穏やかな口調がホッとします。
古書店のお商売の様子もわかり、本屋好きはその点でも楽しめます。
東京バンドワゴン Amazon書評・レビュー: 東京バンドワゴンより
4087753611
No.15
(4pt)

気楽に楽しい。

前作より、内容が深く文章がうまくなっている感じで面白い。
不覚にも、泣いてしまいました。
家族が好きな人、家族が嫌いだけど気になる人に読んでほしい作品。
シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン Amazon書評・レビュー: シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴンより
4087753778
No.14
(5pt)

スラップスティック状態?

「東京バンドワゴン」という明治時代創業の珍奇な名前の古書店兼カフェを
舞台にした物語の第二弾。
登場人物は前作よりも更に増えてはいるが、前作同様故人(曾祖母)語り部
にすることによって、ストーリーを特定の登場人物の目線に偏ったものに
しない、中立的な視点で物語を展開することができるだけではなく、それ
ぞれの登場人物に均等に目を配ることが出来、読者に混乱をきたさない工
夫がなされている。
前作は春夏秋冬各一話完結、今作は冬春夏秋各一話完結で合計八話。ネタ
バレになるので詳しい内容には敢えて触れないが、本作の終盤に幾つもの
伏線を埋め込んでいるので、更なる続編があるという事を示唆しているの
でしょうか?
次回作も同様のスタイルで描かれるとしたら、合計十二話でテレビドラマ
1クール分のエピソードが溜まることになる。もしかしたら、狙っているのか?
また、続編にありがちな『以前の設定の一部は無かった事にする』という
真似をしていないので、裏設定(本文には登場しない、登場人物や大道具・
小道具に関するディテール)をしっかり決めてから書き上げたか、最初から
続編を書き上げるつもりでいたものと思われます。
シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン Amazon書評・レビュー: シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴンより
4087753778
No.13
(5pt)

泣いて笑って喧嘩して、どっこい生きてる。

「東京バンドワゴン」という明治時代創業の珍奇な名前の古書店兼カフェを舞台に
した四世代の九人家族とその取り巻きの日常を描いた作品。登場人物が多すぎる
のは普通は読み手が混乱をきたしてしまうものなのだが、登場人物の個性が非常
に強いのでその心配は無い。読み進めていくうちに、これは『寺内貫太郎一家』
や『サザエさん』、或いは『時間ですよ』などといった、ホームドラマ(的な)
作品へのオマージュではないか?と思っていたら、最後の謝辞に『あの頃、たく
さんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ。』とあったので、
やはり、作者も頭の中で映像化されたものを文字に起こしていく様に書き上げ
たのだなと思った。1クール(3ヶ月)であれば映像化も出来るのでははないか?と
個人的には思うのだがどうだろう。
東京バンドワゴン Amazon書評・レビュー: 東京バンドワゴンより
4087753611
No.12
(5pt)

次は、イギリス取材になりそう‥?

 シリーズ物(‥になってしまったらしい。)第2作。
 前作にくらべて、テンポが速く、この一冊で一年過ごしてしまった。
 大体、シリーズ物は月日の流れがあいまいにされることが多いのに、きっちり中学校の入学、
出産など、折り目折り目のエポックが描かれていて、次回作がどうなるのか、ちょっと心配。
 ま、大きなお世話だけれど‥。
 大勢の登場人物にも慣れたせいもあったか、今回は非常に読み易い。
 楽しく読めて、ちょっとホロリ。場面の展開、変化も多くて前作より数段出来が良い。
 安心してオススメできる、一冊。
 
 
シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン Amazon書評・レビュー: シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴンより
4087753778
No.11
(5pt)

こちらも良い

全4編からなります。
堀田家の1年を描いてます。
冬には赤ちゃんが置き去りにされ、
春には恋のバトルが
夏には幽霊が
秋には新しい命が。
どの話も心があったかくなり
胸がキューンとなる。
特に夏の話は本当に涙が。
勘一の言葉にグッと来ました。
大家族の物語なのに、
家族みんながちゃんと存在感が大きくて
(小説の中では紺の存在感が薄いなんてありますが)
ちゃんとキャラが描ききってあるのがいいですよね。
これからは登場人物も増えていくし、
さらに大騒ぎになっていくような気がしますが
もっともっと続編を読みたい、と思う作品です。
シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン Amazon書評・レビュー: シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴンより
4087753778
No.10
(4pt)

ありえないけど、おもしろい。

「こんな一家ないよー」とつっこみをいれたくなる家族運のあまりない私ですが、
それでも面白く読めてしまうのは、その家族像を強調して書いていないから。
春夏秋冬を通じて各回に、それぞれでてくるわけありな人を通じて、
家族が少しずつ変化していく様子を自然に書いているのが面白い。
そろそろ、家族の誰かをクローズアップして各回で主役を変えていくという
小説の手法に飽きてきている人にもオススメ。
東京バンドワゴン Amazon書評・レビュー: 東京バンドワゴンより
4087753611
No.9
(5pt)

家族って、本当はこんな形をしていたのではないかと思う。

昭和30年代の家族模様を書いたようなほのぼのとした一冊です。「Loveだろっ」って口癖のように言うロッカーくずれのとうさんも頑固一徹の爺さんも古本屋も大好きだ!泣きました。だって、家族って、ガヤガヤしていて、でも本当は「Love」なんです。
東京バンドワゴン Amazon書評・レビュー: 東京バンドワゴンより
4087753611
No.8
(4pt)

Loveだねぇ。

天国のおばあちゃんを語り手に進む、古本屋と喫茶店を営む
一家のたわいもないお話ではあるけれど、ちょっと
謎有り?
おばあちゃんの語り口が、私の思うおばあちゃんの
語りかたと違うので、ちょっとなぁ、という意味も
あって星4つ。
でも、こんな家族の一員になれたら楽しいだろうし、
テレビドラマで見てみたい。
東京バンドワゴン Amazon書評・レビュー: 東京バンドワゴンより
4087753611
No.7
(5pt)

ほのぼのホームドラマ

ほのぼのしてるし、物事はすべていい方へ向かって行っちゃうけど
それがまたいい雰囲気です。一昔前の雰囲気。確かに。
でも、時代背景はきちんと今ですね。
伝説のロッカー、私のイメージでは
CHARさんか、内田裕也さんかな?
東京バンドワゴン Amazon書評・レビュー: 東京バンドワゴンより
4087753611
No.6
(5pt)

懐かしい雰囲気

とにかく登場人物が多い。
そしてそれぞれが活躍したり、問題を起こしたりするので
感覚が開いてしまうと
どんな話だったかわからなくなってしまいます。
それはこちらの理解力の乏しさのせいかもしれませんが。
語り手は
もう他界してしまっているおばあちゃん。
彼女の夫が一家の大黒柱で
その息子と(モデルは内田裕也さんですか?)
孫3人、孫の嫁そしてひ孫が2人の大所帯。
そこにもう一人の孫の婚約者。
多すぎますよ。
語り手のおばあちゃんも戸惑ってるんじゃない?
ただ、一人ひとりの性格付けはしっかりしているので
読み手にも混乱は起こりませんけどね。
この一家に大小さまざまな問題が持ち込まれ、
といっても家族の仲が壊れるような問題じゃなく、
周りの問題なんだけど、
なぜかそれをこの一家が解決していっちゃう、そんな話です。
読み進めていって
何故だか懐かしい、そんな感じを持ちました。
うちは3世代同居の家だったから
そう感じたのかもしれません。
ノスタルジックな感慨にふけることの出来る一冊でした。
物語自体は
語りがおばあちゃんだからか、
柔らかい感じで
ものすごく読みやすいものでした。
そこへんに好き嫌いがでるかもしれませんが。
孫の名前が 藍子 紺 青 というのも筆者のこだわりでしょうか?
すべて青系統の色でまとめられているとこがなんか、いいですよね。
東京バンドワゴン Amazon書評・レビュー: 東京バンドワゴンより
4087753611
No.5
(3pt)

落語みたいな構成

語り手が亡くなった70代の祖母にし、昔懐かしいホームドラマ仕立ての謎解きもの。
構成が落語調で好きな人には堪らないと思う。
繰り返される短編謎解きの1冊なので、何度もその世界が堪能出来ます。
その世界を愉しめないと、苦痛以外何ものでもありません。
東京バンドワゴン Amazon書評・レビュー: 東京バンドワゴンより
4087753611
No.4
(4pt)

大家族小説

 古書店屋を舞台にした大家族物。体格がよくてべらんめえの大じいちゃんを中心に一族10人がワイワイ暮らす。伝説のロッカーというちょいワルじいさんは、岩城晃一って感じかなあ。4世代がそれぞれの血縁に絡む小さな秘密を持つ。
 キャラクターが多すぎて、この一冊では活躍し切れていない者もいる。刑事の茅野さんとか…。しかし、歯切れのいい会話とポンポン進む物語展開が小気味いい。
 死んだ大ばあちゃんが語り役になるなど、作者自身がテレビドラマのような設定を楽しんでいるフシがある。狙い通りの楽しい小説に仕上がった。
東京バンドワゴン Amazon書評・レビュー: 東京バンドワゴンより
4087753611
No.3
(3pt)

懐かしきテレビドラマへのオマージュ

登場人物の多さ、設定の安易さに最初はちょっとたじろぐ。
だけど、この世界が居心地良いのは確かで、
毎章ごとの謎解きは物足りないもののお話としては
楽しめるレベルになっている。
どこかで読んだ事のあるような、あるいはいつか見たことのある
ドラマのようなそんな話なんだけど、それが不快かというと
そうでもない。それが作者の狙いなのかもしれない。
自分がプロデューサーになったつもりで、各登場人物に
役者を当てていく作業も楽しいだろう。
東京バンドワゴン Amazon書評・レビュー: 東京バンドワゴンより
4087753611
No.2
(3pt)

落語

70代の亡くなった祖母を語り手に古本屋を営む彼女の家族の話だが、小路幸也のこれまでの作風と文体を変えてきた。
落語を好きな人には愉しめる。
東京バンドワゴン Amazon書評・レビュー: 東京バンドワゴンより
4087753611