サクリファイス

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評判

サクリファイスの評価:

4.19/5点 レビュー 247件。 A ランク

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平均点4.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全437件 401〜420 21/22ページ
No.37
(3pt)

石尾が。。

本屋大賞ですので、テンポもよく、内容もわかりやすいです。
この競技自体を知らない人には、よくわかりやすいし、薄いので、半日ぐらいでも読めてしまいます。
が、最初はいやなやつ扱いだった石尾が、最後には、とてつもなくすごいやつになるのが、ちょっと違和感あります。特に種明かしの最後の部分。ここまで、すごい人は、想像できないのです。
ほぼ同時期に読んだ、Boxの方が個人的には楽しいです。
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511
No.36
(5pt)

ロードレース作品としては非常に良くできている。続編をぜひ読みたい

作者はおそらくロードレースをよく知らない方だと思うが、綿密に取材された後がうかがえる。
ロードレースと言うマイナーな種目なため、競技の説明的な所が多い。がロードレースの雰囲気や心理は非常によく書けてている。
今までに自転車ロードレースを取り上げここまでリアルに描いた作品はないと思う。
ただ残念なのは、ミステリーの部分は根本的欠陥がある為ない方がよかったと思う。
作者の方にはぜひ続編を書いて欲しい。
できれば、世界選手権自転車競技大会ロードレースにチーム日本として佐藤とのレースを読んでみたい。
そのレースのなかで主人公がアシストからエースに変わる変化が見たい。
そして年をとりアシストに戻り、新しいエースを育てるようなアシストに変わる様を読みたい。
これれを読んだとき昔TVのツールド北海道のなかで、エースの今中大介にキャリアのあるアシストの真鍋選手がダメ出しをしていたのを思い出した。
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511
No.35
(4pt)

題名の威力

自転車レースにほとんど詳しくない自分にとっては、
レースにおけるエースとアシスト役の関係や、自転車の世界の
様々な「暗黙の了解」等も知ることができ、面白かった。
単純に“レースもの”として終わらせる作品にしても、
それはそれで良作になったと思うが、
作者はさらにそこに一味も二味も加えている。
話の展開を二転三転させる作者の力量は見事。
そしてこの「サクリファイス」という題名。
読み終えて、この題名が放つ威力を感じた。
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511
No.34
(5pt)

真の犠牲

空白が目立つ。ページ数もけして多くはない。
ちょっと割高感のある本だなぁ、と思っていました。
描写はいたってシンプルで、特に気の利いた比喩なんかも出てこない。
ただ、淡々とストーリーを追っていくだけ。
疾走するように、あっという間に読み終えてしまいました。
単純で、純粋で、勢いのある小説でした。
けして高くはなかった。
すぐにでも読み返したいと思えました。
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511
No.33
(4pt)

活字の魅力を追ってほしい

本屋大賞第二位ですので、レビューの数も多かったので、あえてレビューを書くつもりはありませんでした。
実際に皆様の賛否含めて、最もな意見も多いですので。
軽くだけ内容についての感想を書くと、面白くてすらすら読めました。自分の周りで4人読んだ人がいるのですが、その中で唯一評価が低かったのは、実際に自転車に乗り、多くの欧州の自転車レースをTVでずっとおっている人でした。要するにマニア向けではない作品なのでしょう。(これについてはランナーの私が三浦しおんさんの「風が強くふいている」を受け入れられなかったのと同じだと思います。)ただ、そのような方を除いた私を含めた感想では、自転車競技が身近に感じるように成りましたし、最後のサクリファイスは「え〜?!」と思いながらも、読んでよかった一冊でした。
さて本題の重い腰を持ち上げてこのレビューを書いた理由は、またしても本屋大賞から漫画化が決定したことです。やめてくれ〜!確かに映像や劇画の世界にして上手く行く作品もあるでしょうが、お願いだからやめてって言いたかったのです。活字だから浮かんでくる石尾やチカのイメージが狂うではないか!最近のこの安易な本屋大賞=漫画化路線に悲しみを感じます。漫画になる前に自分のイメージで読んでほしいです。
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511
No.32
(1pt)

単なるあらすじ

ロードレースという素材に頼りきりのあらすじ。
小説ではない。
筋書きを並べただけの本が売れるんだね。
ロードレースを走る自分としてもつまらない。
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511
No.31
(5pt)

エースの本質

 この物語の真の主人公は、アシストのチカではなく、エースの石尾だ。
 彼にとって、「勝利」とは何なのか。
 アシストのチカは、単なる語り部にすぎない。
 エースの石尾の生き方が、強烈で、そして爽やかだった。
 「非情にアシストを使い捨て、彼らの思いや勝利への夢を喰らいながら、
  俺たちは走っているんだ」
 エースとしての勝利への執念。
そしてその彼が、最後に選んだ行動とは。。。
 エースの石尾を、もっともっと見ていたかったよ。
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511
No.30
(4pt)

ヨーロッパの青空と乾いた空気が似合う,カラっとした作品

3000m走で高校総体を獲りながら,勝利の期待を背負って走ることを嫌って自転車に転向した白石誓。この駆け出しのプロロードマンは,エースのために風を受け,時にわざとリタイアまでするアシストこそ「自由な走り」と言い切ります。
前半は主人公の属するチームがツール・ド・ジャポンを戦うさまが描かれます。レース描写は生々しく,ドキュメンタリーを読むような感じ。後半は舞台がベルギーに移りますが,一転してミステリタッチの展開に。
物語中の伏線はキレイに回収されるものの,その展開は山を下るレーサーのごとく速く,ミステリとしては正直軽い印象がぬぐえません。しかしそれを差し引いても,ヨーロッパの青空と乾いた空気が似合うカラっとした作品に仕上がってます。
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511
No.29
(4pt)

ミステリーだと思わなければ

ツルツル読めます。
自転車のロード・レースの知識が全くなかったので
本の評判は聞いていましたが手に取れずにいました。
エースとアシストの関係とか先頭交替の暗黙のルールなどなど
かなり独特なシステムが根気よくわかりやすく書かれていて
ロード・レースの雰囲気が伝わりそれだけでも楽しめました。
ただストーリーはというと
登場人物の心理描写が薄いため作品の方向性があいまいです。
ミステリーに持ち込もうとするあまり強引なラストになってしまい
駆け足で後づけの説明に終始した感があります。
主人公の元彼女という女性の扱いも後味悪かったなぁ。
「クライマーズ・ハイ」での横山秀夫の匂いがしたので
いっそ泣かせに徹した作品に仕上げても良かったのでは.....
それでもあまり馴染みのない自転車のロード・レースという設定は斬新で
レース部分は十分楽しめたので読んで損はないと思います。
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511
No.28
(4pt)

軽い感動もの

ロードレース入門的なストーリーに軽快なリズムの軽いミステリーをこめた小説。
小さくまとまっていて、軽く読めるしどんでん返しも重層化していて小説としてはとても面白い。
が、女性がロードレースを座学で勉強した、という空気のある内容で、コアなアスリートには物足りないかもしれない。自分も自転車に乗るので、分かりやすさは評価しつつも、ほとばしるような熱気と汗は感じられなかった。
ヒューマンドラマとしても、もう少し主人公以外の内面描写が加えて登場人物の人物像に厚みを持たせると良かったかもしれない。
しかし十分に楽しめるレベル。
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511
No.27
(1pt)

典型的運痴小説

スポーツをしない作家によるスポーツ小説は、すぐにわかる。
「何故走るか」ということをクドクドと説明しているからだ。
走っている人なら、そんなことは説明できることでもすべきことでもない
ということをカラダで知っている。「そこに山があるから」という言葉は
スポーツをしないと決して理解することができないのだ。
そういう意味で、この本は、この地上で最も過酷なスポーツを舞台にして
いながらスポーツ小説ではない。
ミステリとしても悪役が弱いし、主役も日本人女性作家によるスポーツ小説に
よくあるとんとん拍子の爽やか君だ。
そしてそのとんでもない結末はいくらなんでも有り得ない。脱力したよ。
とんでもない結末へ導くにはそれなりの力量が要るが、作者の力不足は明らかで、
せっかくの題材が死んでしまった。
何となく集英社刊か?と思ってしまった。
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511
No.26
(4pt)

駆け引きの難しい競技ですね・・・

チームには勝つことを義務づけられたエースがいる。
そして彼を勝たせるためにサポートするアシストがいる。
アシストはエースのためならば、
たとえ自分の成績を犠牲にしてまでもエースのために働かねばならない。
とにかく私のようにロードレースに無知な人間は、
理解に苦しむこのルールにまずはただただ驚きました。
同じチームなのに、
誰が何を考えているのかわからないというもどかしさ。
アシストであっても、自分の力を見せつけて優勝したいという葛藤。
どう判断することが正解なのか?
答えの見つけられないもどかしさが読んでてたまりませんっ!
最後の最後に真実がわかった時には、
「サクリファイス」というタイトルが重く重くのしかかってきます。
一度、ロードレースをしっかり見てみたい。
実際の勝負の駆け引きを見ないことには、
この作品の真髄には触れたとは言えない気がするのです。
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511
No.25
(5pt)

近藤史恵のイメージが変わった

某ミステリー本ランキング雑誌に載っていたので、読んでみました。今までは歌舞伎を題材にしたシリーズものしか読んでいなかった近藤史恵作品。今回の本で、イメージが変わりました。ランキングに入っていたことに納得しました。とてもよかったです。表紙を見たときは、普通にスポーツものと思っていました。最初のページでえ?これって誰のこと?と思い、読み進むと驚きが次々と…。しかも、自転車ロードレースのことなどまったく知らなかった私が読んでも、わかりやすく書かれていたのもよかった。タイトルの意味がわからなかったので、カタカナ語辞典で調べて、そうなのかと改めて納得。とにかく、スポーツミステリーを読みたい人はもちろん、スポーツミステリーを読んだことのない人にもオススメ。
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511
No.24
(4pt)

私にとってこの本の意味

内容自体は他の方も書いてらっしゃいますが、
ページ数も多くなく、自転車競技を深すぎ浅すぎもせず描写し、
人物描写は直接的ではなく会話やストーリで語るため深くなく、
ミステリーは程よいどんでん返し。
あっさりと一気に読める作品としてはちょうどいいです。
しかし、そういうことではなく、私にとってのこの本の価値は、
■人が何に対して、どこまで、自らを犠牲にできるのか
ということを考えさせられたということです。
恋愛?家族?仕事?趣味?
人は、自分は何にどこまで自分をささげられるだろう、
そしてどういう風に。。。
話自体は本屋大賞を取った後の帯になるのかな、
「読後の印象は前向きで、とても清清しい」
に同感。でもそれ以上に個人的には重い作品でした。
個人的には(趣味で、ですが)ロードバイクに乗るので
登場人物の非情さに、より感慨深いものがありました。
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511
No.23
(5pt)

素晴らしき自転車レース!

「sacrifice」の意味は、「犠牲者」や「いけにえ」。
自転車レースの特殊性は、チーム内の一人のエースを勝たせるために、
複数のアシストが自分の勝利や成績を犠牲にして、持てる力の全てを
捧げるところにある。
自分もなかなかそのようなスポーツを理解しがたかったが、本作品には
そのエッセンスと素晴らしさが詰め込まれている。
スピード感ある内容で一気に読み切れる本作品。
結末には読者の期待を裏切らない感動のゴールが待っている!!
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511
No.22
(3pt)

絶妙に張られた伏線……

 絶妙に張られた伏線、計算されつくしたプロットが見事な作品でした。しかも、その伏線の一つ一つがドラマになっているので、伏線じみておらず、その部分部分で充分に楽しめます。ただストーリー上のウネリをこれでもかとばかりにラスト4分の1程に詰め込んでいるので、少し忙しかったです。ストーリーに忙しい余り、人物の苦悩・傷み・焦りなどにシンパシーを感じることが出来ませんでした。小説の狙いをストーリーに置きすぎて、人物描写がやや薄くなったという印象です。私には、種明かしの始まる前、自転車競技のリアルな場面の方が楽しめました。
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511
No.21
(4pt)

犠牲・・・

主人公:白石誓が所属するオッジは国産自転車メーカーがスポンサーのロードレースチームである。同期の伊庭は鼻持ちならない性格ではなるが,スプリンターの才能を持ち,オッジのエース石尾をも脅かす存在である・・・
めずらしくロードレースを舞台とした物語である。タイトルの通り「犠牲」を主題とした話である。自分もバスケットをしており,どちらかというとブルーワーカー的役割であり,主人公の『自分の勝利ではなくチームの勝ちのアシスト』に対する気持ちはよくわかり,共感できる者である。しかし,物語の中ではいろいろな形での『犠牲』を描いている・・・読みやすく一気に読める本であるが,内容的にはいろいろな意味で深く重い本であった。最近読んだ本の中ではお薦めの一冊である。
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511
No.20
(4pt)

ロードレースファン必読

自転車ロードレースと言う日本ではマイナーなスポーツを題材にした小説です
ロードレースだけに縛られないストーリー展開は
ロードレースを知らない方にも十分受け入れられると思いますし
ロードレース・ファンには間違いなく賞賛される内容だと思いますので一読の価値ありです
アシストというエースの踏み台役の若者にスポットを当てているので
悲遇な重たいテーマかと思いきや読んでみると
そのテーマは決してイヤミではなくサラリと読めます
非常によくできたスポーツ娯楽小説だと思います
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511
No.19
(5pt)

評判どおり(私は自転車乗り派です)

 自転車ロードレースの世界が書かれているので読みました。
 序章の出だしはこう始まります。「静かだと思った。日本語とフランス語の入り混じった怒号と、近づいてくるヘリコプターの音やオートバイのエンジン音、耳元で誰かがが成り立てているのに、なにも僕の心には響かない。んrつに出とけたアスファルトに、少し筒赤い血が広がっていく、、、、、、、、、、、、、、どこからやりなおせば、この結果が避けられるのだろう」 とあります。この序章は下手だなあと思ってましたが、うまく私は最後近くまでだまされてしまいました。(だまされたという意味では、タイトルのもつダブルの意味にも)というのも、思った何倍も自転車に対する描写が正確なんで、そちらに気を取られていました。いや完敗です。
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511
No.18
(4pt)

勝負の世界の厳しさ、切なさ

一般にはあまり馴染みのない自転車のロードレースがテーマとなっているが、前半でストーリーを進める傍ら競技へのイントロダクションが盛り込まれているので、予備知識なしでも無理なく物語に入ってゆける。主人公の挫折、ライバル、昔の恋人、競争意識や野心、様々な出来事を経た成長…など内容はてんこもりだが、ある程度展開が読めなくはない。
ネタバレになってしまうので、詳細は避けるが、この競技独特の「自分が勝利するという目的を捨てて他人を勝たせることに専念する(=サクリファイス)」ということが全編を通してテーマになっていて、ただ事件を追うだけでない深みがある。
それにしても、ロードレースほどハッキリと資質による役割分担を強いたりしないのかも知れないけれど、勝負の世界とは、才能とは、何と残酷で厳しいものか。選手は文字通り全てを犠牲にして競技に打ち込んでいるのに。どんな競技でも同じだけれど、それがとても切ない。
サクリファイス Amazon書評・レビュー: サクリファイスより
4103052511