ねじまき鳥クロニクル 第3部 鳥刺し男編

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評判

ねじまき鳥クロニクル 第3部 鳥刺し男編の評価:

4.08/5点 レビュー 132件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.08pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全204件 1〜20 1/11ページ
No.204
(4pt)

もはや懐かしい

30年ほど前に大学生のころに読んだ
懐かしくて再読。1部~3部まで一週間くらいで読み切った
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.203
(4pt)

もはや懐かしい

30年ほど前に大学生のころに読んだ
懐かしくて再読。1部~3部まで一週間くらいで読み切った
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.202
(4pt)

不思議な長編

著者の長編はいくつか読みましたが、このねじまき鳥は結構読み進めるのに苦労しました。特に3部。比喩が何を指しているのかを探るのが著者の作品の面白いところだと個人的に思うのですが、本作品は特に難しく感じました。

ただよくこれだけの長編を色々な人物の視点、過去の歴史、空想世界と合致させて構成できるなと素人ながら感動しました。

内容は正直謎なのですが、ただ個人という本質やら内面やらの重要性、人間の内側の部分が侵食されると、それに足掻いてもそれを抹殺するしか、もう本来の姿には戻ってこれないような印象を得ました。うまく言えないのですが、皮を剥ぐ人物や綿谷ノボルの本来の姿、クミコが主人公と一緒になることで自分を取り戻したい気持ち、けど不可能だったなどから考察した結果ですが。ようやく読了したので再度読む気力は今は無いのですが、時間をおいて再読するとまた新しい見え方があると想像するとワクワクします。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.201
(4pt)

不思議な長編

著者の長編はいくつか読みましたが、このねじまき鳥は結構読み進めるのに苦労しました。特に3部。比喩が何を指しているのかを探るのが著者の作品の面白いところだと個人的に思うのですが、本作品は特に難しく感じました。

ただよくこれだけの長編を色々な人物の視点、過去の歴史、空想世界と合致させて構成できるなと素人ながら感動しました。

内容は正直謎なのですが、ただ個人という本質やら内面やらの重要性、人間の内側の部分が侵食されると、それに足掻いてもそれを抹殺するしか、もう本来の姿には戻ってこれないような印象を得ました。うまく言えないのですが、皮を剥ぐ人物や綿谷ノボルの本来の姿、クミコが主人公と一緒になることで自分を取り戻したい気持ち、けど不可能だったなどから考察した結果ですが。ようやく読了したので再度読む気力は今は無いのですが、時間をおいて再読するとまた新しい見え方があると想像するとワクワクします。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.200
(5pt)

ここに描かれたものはなんだったんだろう。

分厚い3部作を読んだ感想が「なんだったんだろう」とは。
描かれていたのは、心と体、性、暴力、戦争。
普通の日常を送っていたはずの主人公が、巻き込まれていく世界。
引き込まれる展開でしたが、しかしこれが何の物語だったのかわかりません。
終盤で主人公が奥さんに繰り返す「僕は君を連れて帰る」のセリフは素敵でした。
村上春樹、やはりスゴすぎる。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.199
(5pt)

ここに描かれたものはなんだったんだろう。

分厚い3部作を読んだ感想が「なんだったんだろう」とは。
描かれていたのは、心と体、性、暴力、戦争。
普通の日常を送っていたはずの主人公が、巻き込まれていく世界。
引き込まれる展開でしたが、しかしこれが何の物語だったのかわかりません。
終盤で主人公が奥さんに繰り返す「僕は君を連れて帰る」のセリフは素敵でした。
村上春樹、やはりスゴすぎる。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.198
(5pt)

牛河

良く、あんなにしゃべれますね。
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410100143X
No.197
(5pt)

牛河

良く、あんなにしゃべれますね。
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4103534052
No.196
(4pt)

難解な作品だからこそ、audible向けなのか

村上春樹氏の作品の中でも、重層的で難解と感じていた本作品を、なぜラインナップしたのか、不思議に思っていました。audibleから村上春樹ワールドに入門される方は、カフカやノルウェイの方がコンテンツとして合っているように思えます。
audibleリスナー像としては、若いころリアルタイム(90年代)で書籍に挑戦し、わけのわからぬまま読了、でも何となく心に引っ掛かりつつも、家庭や仕事が忙しく、村上春樹どころではない中年。こんなところでしょうか。
ナレーションですが、第一部は違和感ありました。しかし間宮中尉や牛河、ナツメグが出てくるあたりは、ナレーターの方も井戸の底に落ちたかな、と思うくらいハマっていました。長時間の収録、おつかれさまでした。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.195
(4pt)

難解な作品だからこそ、audible向けなのか

村上春樹氏の作品の中でも、重層的で難解と感じていた本作品を、なぜラインナップしたのか、不思議に思っていました。audibleから村上春樹ワールドに入門される方は、カフカやノルウェイの方がコンテンツとして合っているように思えます。
audibleリスナー像としては、若いころリアルタイム(90年代)で書籍に挑戦し、わけのわからぬまま読了、でも何となく心に引っ掛かりつつも、家庭や仕事が忙しく、村上春樹どころではない中年。こんなところでしょうか。
ナレーションですが、第一部は違和感ありました。しかし間宮中尉や牛河、ナツメグが出てくるあたりは、ナレーターの方も井戸の底に落ちたかな、と思うくらいハマっていました。長時間の収録、おつかれさまでした。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.194
(4pt)

最後まで読むと面白くて満足感はあるが、長い

1、2部はオーディブルで聴き放題対象でしたので、キャンペーンのオーディブルお試し期間で無料で聴きました。3部まであると知らず、3部は聴き放題対象ではありませんでした。「3部は買ってね」ってことらしく、まんまとマーケティング戦略にハマりましたが、続きが気になったので買いましたよ。

最後まで読むと面白いですが、とにかく長いです。1部の時点で何度か読むのを止めました。言い回しも所々回りくどく、正直まどろっこしさが否めません。もっと工夫して削れるところは削ったほうが洗練された感じは出るかと。これだと原稿の文字数稼ぎに見えなくもない為、ノーベル賞などは難しいでしょうね。

1部の前半部分で引き込む力が弱いです。オーディブルで普段は内容の濃いビジネス書を聴いていて頭が疲れた時、気晴らしにぼーっと聴けるものとして、小説を聴き流すというのを繰り返し、この小説もその流れで聴いてました。1部は聴きながら他の事を考えてたり、いつの間にか他の事をしてたりと、正直、読者をのめり込ませる強さに欠けます。面白い小説はそのような事が起こりません。2部辺りのなんたら中尉やら娼婦の独白あたりで、小説ならではの追体験の醍醐味が出てきてようやく引き込まれました。

笠原メイでしたか、16歳の設定のようですが、ちょっとませ過ぎですね。24歳くらいが適当な感じがします。こういった違和感を含めて、全体を通して、作者の女性に対する「男が知り得ない認知領域を女性は持っていてしかるべき」というある種の羨望を交えた思い込みが伺えます。翻って、作者は男なのに女性心理を良く理解している印象も受けます。深い人間洞察とそれを言語を使って浮き彫りにする能力は有していると言えるでしょう。

コンピュータを使ったチャットに関しては、完全に作者の想像で書かれたものというのが手に取るように分かり、ちょっと吹き出しました。でも、30年も前に書かれたものですし、そのような表面的なことは物語の本質ではないので許容範囲です。

精神世界と現実世界が交錯し、優男がハードボイルド化していく意外性とその結末が、なかなかよくできていて満足感を与えてくれます。読んで損はない一品ですが、とにかく長いです。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.193
(4pt)

最後まで読むと面白くて満足感はあるが、長い

1、2部はオーディブルで聴き放題対象でしたので、キャンペーンのオーディブルお試し期間で無料で聴きました。3部まであると知らず、3部は聴き放題対象ではありませんでした。「3部は買ってね」ってことらしく、まんまとマーケティング戦略にハマりましたが、続きが気になったので買いましたよ。

最後まで読むと面白いですが、とにかく長いです。1部の時点で何度か読むのを止めました。言い回しも所々回りくどく、正直まどろっこしさが否めません。もっと工夫して削れるところは削ったほうが洗練された感じは出るかと。これだと原稿の文字数稼ぎに見えなくもない為、ノーベル賞などは難しいでしょうね。

1部の前半部分で引き込む力が弱いです。オーディブルで普段は内容の濃いビジネス書を聴いていて頭が疲れた時、気晴らしにぼーっと聴けるものとして、小説を聴き流すというのを繰り返し、この小説もその流れで聴いてました。1部は聴きながら他の事を考えてたり、いつの間にか他の事をしてたりと、正直、読者をのめり込ませる強さに欠けます。面白い小説はそのような事が起こりません。2部辺りのなんたら中尉やら娼婦の独白あたりで、小説ならではの追体験の醍醐味が出てきてようやく引き込まれました。

笠原メイでしたか、16歳の設定のようですが、ちょっとませ過ぎですね。24歳くらいが適当な感じがします。こういった違和感を含めて、全体を通して、作者の女性に対する「男が知り得ない認知領域を女性は持っていてしかるべき」というある種の羨望を交えた思い込みが伺えます。翻って、作者は男なのに女性心理を良く理解している印象も受けます。深い人間洞察とそれを言語を使って浮き彫りにする能力は有していると言えるでしょう。

コンピュータを使ったチャットに関しては、完全に作者の想像で書かれたものというのが手に取るように分かり、ちょっと吹き出しました。でも、30年も前に書かれたものですし、そのような表面的なことは物語の本質ではないので許容範囲です。

精神世界と現実世界が交錯し、優男がハードボイルド化していく意外性とその結末が、なかなかよくできていて満足感を与えてくれます。読んで損はない一品ですが、とにかく長いです。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.192
(5pt)

予習完了、最近では稀有の読書体験でした

10/10、10/17、10/24と一巻ずつ読了して完読しました。謎めいた登場人物たちとミステリー&サスペンス風の構成・語り口で、最後まで飽きることなく味読できました。最近では稀有の充実した読書体験でした。(最後の「東電OL」風のオチは、どうなのかとは思いましたが・・・)物語としてはいろいろな軸というか切り口で剖解できるかと思いますが(その意味で、次回の「100分de名著」での謎解き(というか、答え合わせ)を楽しみにしてます)、本書を分析的に語ることは却って味わいを損ねてしまうように思います。読み手がそれぞれに、本書全体を読了・把握したうえで自分の物語なりを主体的に紡ぎ出していくことを求めているような、そういうパワーを本書から感じ取りました。

私見ですが、「100分de名著」を観る方は、観る前に読んでおいた方がお得ではないかと考えます。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.191
(5pt)

予習完了、最近では稀有の読書体験でした

10/10、10/17、10/24と一巻ずつ読了して完読しました。謎めいた登場人物たちとミステリー&サスペンス風の構成・語り口で、最後まで飽きることなく味読できました。最近では稀有の充実した読書体験でした。(最後の「東電OL」風のオチは、どうなのかとは思いましたが・・・)物語としてはいろいろな軸というか切り口で剖解できるかと思いますが(その意味で、次回の「100分de名著」での謎解き(というか、答え合わせ)を楽しみにしてます)、本書を分析的に語ることは却って味わいを損ねてしまうように思います。読み手がそれぞれに、本書全体を読了・把握したうえで自分の物語なりを主体的に紡ぎ出していくことを求めているような、そういうパワーを本書から感じ取りました。

私見ですが、「100分de名著」を観る方は、観る前に読んでおいた方がお得ではないかと考えます。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.190
(5pt)

井戸から脱出する

前半では、主人公の「僕」は、近所の空井戸に落ちてしまうが、加納マルタの妹によって救助される。後半で、また空井戸に落ちてしまうが、今度は、赤坂シナモンに助けてもらう。最後は感動的な青春ドラマ風の落ちになる。これをお話の骨格にして、この間、いろんな工夫・・・自分なりの表現、残酷なエピソード(ノモンハン事件とか満州でのカワハギ殺人とかバットでの撲殺とか)、エッチなもの(奥さんが激しい浮気で発情していた)、とか、スター政治家への怨嗟とかが出てきて、読者をひっぱりこむ。私もひっぱりこまれました。でもあとには何も残ってません。ひっぱり技術を評価して5点。現代日本小説の最高峰。日本の文芸・芸術の担い手は、今やコミック(劇画、漫画)であると確信。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.189
(5pt)

井戸から脱出する

前半では、主人公の「僕」は、近所の空井戸に落ちてしまうが、加納マルタの妹によって救助される。後半で、また空井戸に落ちてしまうが、今度は、赤坂シナモンに助けてもらう。最後は感動的な青春ドラマ風の落ちになる。これをお話の骨格にして、この間、いろんな工夫・・・自分なりの表現、残酷なエピソード(ノモンハン事件とか満州でのカワハギ殺人とかバットでの撲殺とか)、エッチなもの(奥さんが激しい浮気で発情していた)、とか、スター政治家への怨嗟とかが出てきて、読者をひっぱりこむ。私もひっぱりこまれました。でもあとには何も残ってません。ひっぱり技術を評価して5点。現代日本小説の最高峰。日本の文芸・芸術の担い手は、今やコミック(劇画、漫画)であると確信。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.188
(4pt)

「根源的な悪」の退治方法として、バットで殴るという手段は、カタルシスがなくて個人的に納得できない。

全3巻読み終えた。
ハルキが、長編で初めて夫婦の問題を描いた。主人公の夫が、間接的に伝えらえる妻の別れたいという言い分に納得しないのはなぜだろうと思った。今まで、愛情抜きのセックスを描いてきたハルキにとって、妻というものの重要性はさしてないものだと思っていたのだが、この作品では様相が異なり、また、最後で妻は重要なことを行う。

ハルキの重要なモチーフである「根源的な悪」の退治方法は自殺(「羊をめぐる冒険」、「ダンス・ダンス・ダンス」)、声援を送る(「カエルくん、東京を救う」)と異なり、本作では井戸から抜け出た異界でバットで殴るという直接的かつ矮小な暴力的手段がとられる。退治方法の変化は興味深いが、バットで殴るという手段は、カタルシスがなくて個人的に納得できない。

作中では皮剥ぎ男など暴力的なシーンもあり、一方で、綿谷ノボルの行った暴力行為の内容がどう読んでも不明瞭であるなど、作者は「根源的な悪」の描写に意図的に差異を設定している。
週刊誌の記事、シナモンの書いている物語に本質が書いてあるなど、物語構造も凝っている。

しかし、一言で言って「1Q84」より読みにくい。疲れた。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.187
(4pt)

「根源的な悪」の退治方法として、バットで殴るという手段は、カタルシスがなくて個人的に納得できない。

全3巻読み終えた。
ハルキが、長編で初めて夫婦の問題を描いた。主人公の夫が、間接的に伝えらえる妻の別れたいという言い分に納得しないのはなぜだろうと思った。今まで、愛情抜きのセックスを描いてきたハルキにとって、妻というものの重要性はさしてないものだと思っていたのだが、この作品では様相が異なり、また、最後で妻は重要なことを行う。

ハルキの重要なモチーフである「根源的な悪」の退治方法は自殺(「羊をめぐる冒険」、「ダンス・ダンス・ダンス」)、声援を送る(「カエルくん、東京を救う」)と異なり、本作では井戸から抜け出た異界でバットで殴るという直接的かつ矮小な暴力的手段がとられる。退治方法の変化は興味深いが、バットで殴るという手段は、カタルシスがなくて個人的に納得できない。

作中では皮剥ぎ男など暴力的なシーンもあり、一方で、綿谷ノボルの行った暴力行為の内容がどう読んでも不明瞭であるなど、作者は「根源的な悪」の描写に意図的に差異を設定している。
週刊誌の記事、シナモンの書いている物語に本質が書いてあるなど、物語構造も凝っている。

しかし、一言で言って「1Q84」より読みにくい。疲れた。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052
No.186
(4pt)

春樹の小説は、習慣性になるのでは?

文章に入りやすく、一巻から三巻通して読み終えました。若い夫婦の、妻がある日突然いなくなった話で、それに。いろいろな関係者が、現れ、戦前の戦争の話、近所の高校生、他それぞれ少しずつつながりがあり。白日夢のような感覚、性体験があり、読者を引き込んでいきます。村上ランドに浸っていく。読み終えると。何かけだるい感じはします。今の世の中すっきりしないことが多いので、時代にあっているのかも。麻薬のようなところがあり、また次の小説が読みたくなるような。出版社にはよいですね。以上はあくまで素人の感想です。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)より
410100143X
No.185
(4pt)

春樹の小説は、習慣性になるのでは?

文章に入りやすく、一巻から三巻通して読み終えました。若い夫婦の、妻がある日突然いなくなった話で、それに。いろいろな関係者が、現れ、戦前の戦争の話、近所の高校生、他それぞれ少しずつつながりがあり。白日夢のような感覚、性体験があり、読者を引き込んでいきます。村上ランドに浸っていく。読み終えると。何かけだるい感じはします。今の世の中すっきりしないことが多いので、時代にあっているのかも。麻薬のようなところがあり、また次の小説が読みたくなるような。出版社にはよいですね。以上はあくまで素人の感想です。
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編 Amazon書評・レビュー: ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編より
4103534052