カラスの親指 by rule of CROW's thumb

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

カラスの親指 by rule of CROW's thumbの評価:

4.10/5点 レビュー 271件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全345件 341〜345 18/18ページ
No.5
(5pt)

どんでん返しも満足。そして何より高いリーダビリティ

ひょんな事から一緒に暮らし始めた詐欺師の中年男二人。そこにさらにかわいい女の子とその姉、姉の恋人がくわわり、おかしな共同生活が始まる。
暗い過去を持つ主人公、闇金とやくざ、と来たもんだからこれは私の苦手な「ハードボイルド系」かと思いきや、ちょっと違うタイプ。コメディタッチで笑える所も沢山。
登場人物はみんな過去に重いものを抱えつつ、ユーモラスで温かい。そしてその抱えた傷を作者が丁寧に浮き彫りにしていく。読む側は思わず主人公の気持ちに同化していくのだ。
そしてハラハラさせる大計画。その中で次々とあらわになる事実。
とにかく退屈させず、ページをめくる手が止まらない。そして色々予想していたにもかかわらず、予想を越える結末は秀逸。
でも、読んだ後、「面白かった!」だけで終わらず、家族とは何か、人を思う気持ちとは何かをゆっくりを考えさせられるのは、初めから最後まで作者が、重い荷物を背負った登場人物たちの心を丁寧にやさしく描いているからだろう。
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb Amazon書評・レビュー: カラスの親指 by rule of CROW’s thumbより
4062148056
No.4
(5pt)

簡単には終わらない

ふとしたことから借金をつくり闇金融と係わりをもつ詐欺師、タケ。
そのアパートへ転がり込んでくるカギやのテツさん。
ミステリーと思いきやハードボイルドでサスペンスな勢いで物語は走り出します。

カラス>玄人、親指>お父さん。
おもわせぶりなタイトル「カラスの親指」の意図するところは
会話のなかで何度か語られますが
読者は納得した気分でそのじつ まんまと何度も騙されます。

仕掛けが大きいので、映画を観ているように場面が二転三転し
深く考える間もなくどんどん物語に取り込まれ.....
いつのまにか作者の術にハマっていた自分を
妙なすがすがしさと透明感のあるラストのなかに見つけます。

読後の良い秀作のミステリーです。

カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)より
4062769778
No.3
(5pt)

簡単には終わらない

ふとしたことから借金をつくり闇金融と係わりをもつ詐欺師、タケ。
そのアパートへ転がり込んでくるカギやのテツさん。
ミステリーと思いきやハードボイルドでサスペンスな勢いで物語は走り出します。
カラス>玄人、親指>お父さん。
おもわせぶりなタイトル「カラスの親指」の意図するところは
会話のなかで何度か語られますが
読者は納得した気分でそのじつ まんまと何度も騙されます。
仕掛けが大きいので、映画を観ているように場面が二転三転し
深く考える間もなくどんどん物語に取り込まれ.....
いつのまにか作者の術にハマっていた自分を
妙なすがすがしさと透明感のあるラストのなかに見つけます。
読後の良い秀作のミステリーです。
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb Amazon書評・レビュー: カラスの親指 by rule of CROW’s thumbより
4062148056
No.2
(5pt)

何度も騙されてしまった!!

カラスとは、玄人の詐欺師の事。そして、親指は父親の象徴であり且つ周りを用意周到に見渡す事が出来るという例え。*道尾さんの作品の中では、一番好みの作品でした。そして、著者の作品らしく二転三転するので飽きる事なく楽しめます。*詐欺を生業とするタケさんとテツさん。ひょんな事からそこに可愛い女の子とその仲間が加わり共同生活を営む事なる。お互いに恨みを持つサラ金業者の幹部を退治するため、そしてこれから新しい生活を踏み出すための大計画が実行されるが…!?*ラストのラストまで仕掛けが、たくさんあるのでとにかく面白かったです。面白い反面…。娘、母親と大切な人を失った過去を引きずる登場人物達。そして、大切な人達だからこそラストプレゼントとして人を信頼して過去の悪行と決別させ新しいスタートをきって欲しいというテツさんの願いが、ヒシヒシと伝わって来て心を打たれた。ちょっとおちゃらけキャラだったテツさんに私もまんまと騙されてしまった。
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)より
4062769778
No.1
(5pt)

何度も騙されてしまった!!

カラスとは、玄人の詐欺師の事。そして、親指は父親の象徴であり且つ周りを用意周到に見渡す事が出来るという例え。*道尾さんの作品の中では、一番好みの作品でした。そして、著者の作品らしく二転三転するので飽きる事なく楽しめます。*詐欺を生業とするタケさんとテツさん。ひょんな事からそこに可愛い女の子とその仲間が加わり共同生活を営む事なる。お互いに恨みを持つサラ金業者の幹部を退治するため、そしてこれから新しい生活を踏み出すための大計画が実行されるが…!?*ラストのラストまで仕掛けが、たくさんあるのでとにかく面白かったです。面白い反面…。娘、母親と大切な人を失った過去を引きずる登場人物達。そして、大切な人達だからこそラストプレゼントとして人を信頼して過去の悪行と決別させ新しいスタートをきって欲しいというテツさんの願いが、ヒシヒシと伝わって来て心を打たれた。ちょっとおちゃらけキャラだったテツさんに私もまんまと騙されてしまった。
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb Amazon書評・レビュー: カラスの親指 by rule of CROW’s thumbより
4062148056