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美丘
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美丘の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全61件 1~20 1/4ページ
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私はドラマを見たあとに原作を読みました。 ドラマのキャストを思い浮かべながら原作を読むと2度楽しめました。 内容は違うところも多々ありますが、どちらにも良さが沢山ありドラマも原作も大好きな作品です。これからもドラマも原作も見続けていきたいと思います。 | ||||
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今やありがちと言えばありがちな展開だけど、一人で見たり聞いたりするのにあまり泣いたことのない私が号泣してしまった。ありがちな物語を石田衣良さんが描くとこういうスパイスの効かせ方なんだな、と感心させられました。読み終わってまたすぐ最初に戻って読み直したくなる作品です。 個人的に石田衣良さんの作品ベスト3に入ります。 | ||||
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読み返して、その度泣いてしまいます。 ものすごい精神力を持った恋人同士の物語で、激しい愛のお話で。 また何年か経って、ふと読み返して、きっと泣いてしまうんだろうなと思います。 | ||||
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石田衣良の小説はいくつか読んでいるが、言葉での表現が秀逸だと思います。どんな映像よりも頭より先に心に入ってきます。 | ||||
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吉高由里子さん主演の同名ドラマが大好きで、原作を探しました。ドラマと似ているところ違う所はありますが一気に読んでしまいました。最後はやはり涙が止まらないですね。時折り読み返したい作品だと思います。 | ||||
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この作品は、ぼく(太一)からきみ(美丘)への独り語りとして書かれている。しかも、亡くなった美丘への思い出として語られるのである。読者は先に美丘の死という結末を知らされている。しかし、美丘の生き様を、太一の眼差しを通して、共に辿っていくことになるのである。 生にまっすぐで、今を生きることに全力をかたむける美丘の姿は、どんなに瑞々しく、美しいことか。そして、共に生きていくことを選んだ、太一の美丘を見つめる優しさに溢れた眼差しは、最後まで曇ることはない。 後半は、二人の愛の強さにあてられて、涙無くしては読み進めることができなかった。こんなにも、愛し愛されている二人は、月並みだけれど、なんて幸せなんだろう。 | ||||
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切ない。自由奔放に生きていた女子大学生・美丘が、子供の頃の事故の後遺症という形でヤコブ病になり、無二の恋人太一と過ごす生活。そして楽しい同棲生活の終焉。それは太一にとっても美丘にとってもかけがえのない経験だった。自分の人生の終わりが来ることを知っている女性と、その人生を見守っていった男性。二人のやりとりに、思わず笑ったり泣けたり。久しぶりに良い小説に巡り会えた。 | ||||
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石田衣良さんの作品は好きですね。 10年位前にドラマ化されたので、そちらも観ましたが、CJDや過激な内容ではありませんでしたが、ドラマ化されたのを観ても感動しました。 | ||||
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21歳、旅行で仙台へ行き、何気なく店を歩いていた時に、ブックストアでこの作品に出逢いました。初めは表紙に惹かれて、立ち読みしているうちに引き込まれ、その後とても気になったので、本を買って読みました。 美丘、という人の魅力はものすごいです。 人生は1日1日が瞬間で、大切で、今しかないかけがえのないものなんだってことを教えてくれました。 テーマはとても切実なのに、ユーモアたっぷりで、チャーミングな美丘に読んでいて何度も笑顔にさせられました。そして、優しくてかっこいい男前なところも、胸が痺れ、感動しました。こんなに物語の登場人物に激しく好意を持つことは稀です。 わたしはその後23歳で病気になりました。美丘みたいに命に関わる病気じゃないけれど、出来ていたことが出来なくなっていく過程はとても切なかった。悔しく、情けなく、それでも何かを失わないように必死でした。あれから10年、今はだいぶ良くなりましたが、あの頃、愛する人が側にいてくれて、病気であっても自分らしく、あきらめない姿勢を21歳の時にこの本に出会って知っていたから、数年間という長い間ですがわたしらしく乗り越えられたような気がします。 いま、35歳になって再読。素晴らしい作品です。 命は瞬間瞬間をたいせつに。 石田衣良さんの作品が本当に好きです。これからも応援しています。 | ||||
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たまたま2020年のクリスマスシーズンに読んだので、情景が思い浮かびやすかったのが印象的。 著者の文体は好きな部類。情景描写が適切で、文章にリズムがある。ヒロインを「きみ」と呼称して存在を際立たせる試みも面白く、文字を追っていく分にはストレスフリーに読むことができた。 ただシーンをひとつひとつ抜き出して見ると、クリスマスのシーンやラストの薔薇の花束を持って病室に向かうシーンなど、すごく安っぽいというか……めちゃくちゃダサいのが気になった。 代表作のIWGPでは一種のダサさがカッコイイに変換できた作品だと思うが、本作ではありがちな難病もののストーリーに安いシーンがぶら下がっているので取り返しのつかない状態になっている。往年のケータイ小説を彷彿させるものがあり、大量に本を読んできたはずの著者がこんなストーリーを書くのか……? と失望に近い感情を抱いてしまったのは残念。 ただ文章だけはめちゃくちゃ上手いので読み手に恥ずかしさを感じさせないところは良いし、連載小説らしく各章にフックがあるのも娯楽小説としてすばらしいと思う。 個人的に美丘のイメージが最後まで沸かなかった一方で、麻理はそれほど描写に力を注がれていないものの韓流アイドルっぽいイメージを投影できたので、中間点の雨のシーンはすごく感情移入できた。 | ||||
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何と言ったらいいか。。言葉に出来ません。これ程、凄い恋愛があるのか? | ||||
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線香花火の灯の如く、一瞬の輝きを懸命に生きた美丘の言葉には共感してばかりだった。二つ引っ掛かる点があった。漢字で表現し得るところを敢えて平仮名にしている。作者の意図するところが見えてこなかった。もう一点は、私の想像の範疇を超えての指摘ではあるが、直美のキャラクター造形が浅く浮かびづらかったのと女子のファッション用語が分からなかった点だ。 それ以外は、良かったと思う。性交渉の場面も生々し過ぎずに描いており、不快に感じなかった。美丘を通して生の在り方というものを考えさせられるものであった。「美人は三日で飽きる」という言葉が如実に表されていた場面もあり深みがある。美丘のようにギャップのある女子の方が、蠱惑的なのかなと考えた。 | ||||
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友人に勧められて購入しました。 面白くてすぐに読破。すごく読みやすく大学生の生活もわかりやすく描写されています。 ラストはとても切ないものでしたが、悲しい気持ちは一切なくさっぱりした最後になりました。 登場人物の魅力もありとても面白い一冊となっており、おすすめです。 | ||||
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最後の50ページくらいは、号泣して、読むのも難しかったです。 生きてるだけで幸福だと思いました。 美丘さんが幸せになるのを祈ってしまいました。 ショッキングでした。 ありがたいです。 | ||||
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純愛ものを読むのは初めてでした。 涙が止まらなかった。そして、自分も美丘に恋をしてしまった。 最高の一冊です。 | ||||
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切なくていじらしくて、キューウン となりました。どんなときも精一杯。 | ||||
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読んでいるうちに感情移入し、泣いてしまいました。命や愛、恋とは何かを教えてくれる本だと思います。ドラマ化もされているので、気になる方はそちらもおすすめです。 | ||||
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吉高由里子主演のドラマを見たので、原作を読んでみた。 ドラマと同じく、主人公の太一の独白で、過去を振り返る形で物語は進行していく。 主人公の美丘は、幼い頃の手術が原因でクロイツフェルト・ヤコブ病を発症する可能性がある大学生。 最後は発症して死に至るわけだが、その過程で脳の機能が徐々に失われ、自分、を認識できなくなる時間が増えていく。自分を自分たらしてめている意識が、習慣が、好きなことが、失われていく中で、最後に何が残されるのか。人間にとって何が一番大切なのか、究極の問いが突きつけられる。 ドラマよりも原作の方が、その問いに関して明確にされていた。太一がドラマよりも原作の方が大人びていて、リアルな大学生の姿ではないか。 | ||||
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ベタベタな、不治の病を患うお涙頂戴の王道小説。 展開もベタで、美丘のキャラ設定もベタ、一切ひねったところもない。 なのに、、、。 美丘はとても可憐で素敵で、そして最後まで可愛かった。 汚いな。 やっぱり泣いてしまいました。 わかってても泣かされてしまいました。 | ||||
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『美丘』はドラマ化で知って書店で手に取りました。 なので、だいぶ前に購入した小説なんですけど。 不思議と、何度か読み返してしまう作品の1つです。 物語に使われているモチーフは、ある意味「王道」のセオリー。 よくある「難病の彼女と平凡な大学生の僕」との恋物語ですけど。 よく使われているモチーフだからこそ、作家の力量が出る。 その点で、石田さんらしさが良くも悪くも出ているのですけど。 私としては面白く読めた作品でしたね。 ドラマでは「美丘」を吉高由里子さんが演じたんですが。 彼女のキャラクターは、まさに「美丘」にはまってました。 「美丘」の父親には、なんと寺脇康文さんで。 なんといっても『相棒』のイメージが強かった寺脇さんですが。 そのイメージを払しょくする努力が見られたドラマでもあって ドラマのほうでは、そういった点も興味深く楽しめたところがあります。 なので、小説を読んでいても、ドラマのキャスティングで 頭の中で 映像化されて 本を読んでましたね。 また、「あるある設定」の美丘の難病についてですが。 原作にあたる本作は、文庫版では最後のほうに きちんと、作品内で使われた「美丘」の難病について 「不正確な部分がある」ことを予め、ことわってあるんですよね。 わたしは、文学作品に関しては、ノンフィクションではない限り 「創作上」の上で用いるものに関しては、不正確な部分があってもよい。 そういう考えにあります。 というのも、あまりにも正確に描かれていると、 仮にも、その病気で亡くした友人がいたら つらいんですよね。 苦しみ方とか、みんな、知ってると特に。 だから「美丘」で使われた難病に関しては わたしにとっては、正確か不正確に関しては求めてはいなくて。 美丘の嵐のような生き方、というのが、最期まで変わらなくて。 そこが、「美丘」らしいところに好感が持てた作品なんですよね。 どうあろうと、「わたしは、わたしである」という生き方。 彼女らしく、生きたという、そこが好きだから。 太一も、彼女と出会ったことで、今までの「自分」から いろんな部分で、変化が出てくるんですけど。 そこがまた、面白いというか。 いい意味で、太一も変わらないところがある一方で 良くも悪くも、変わった部分もあって。 そういうディテールを石田さん流の表現で描いてる。 そこに『美丘』という小説の魅力がある。 使われているモチーフも、ありきたりといえば そのとおりですから。 それゆえに、つまらんとジャッジされても それも「アリ」ですし。 わたしなんぞは。 ラストがやたらと 暗くて重いものにならずに終わった、 という点が 好きなんですよね。 ただ、それゆえに、おそらく内容に「軽さ(軽薄さ)」 や「希薄」さを感じる読者は 厳しいジャッジをすると思います。 それも「アリ」だと思いますし。 わたしとしては、まあ、そうですね。 重たい内容になりやすい、モチーフを使っていても 何か、重苦しいラストで気が重くなる作品ではなく 「美丘」という超個性的な、女の子をもってくることで どこか、希望が残る「明日」があるように終わっている。 遺されてしまった側として、そういったものがあるのは ちょっと読んでるひとりとしては、「救い」だなと。 そこが好印象だった、ということで。 大げさな評価ですが、4つ☆と。 高い評価にしました。 それと、表紙がセンスがいいというのも含めて。(苦笑) | ||||
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