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(短編集)
池袋ウエストゲートパーク
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池袋ウエストゲートパークの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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池袋周辺で、当時のいかにもな女子高生や、それを取り巻くどうしようもない人物らが引き起こす事件を、 一般人である主人公が仲間の協力を得て、彼らのネットワークを駆使して解決する話です。 しかし、はっきり言うと、若者の暴力性や非行性、それに猟奇的な行動という、 手軽に使える材料を抜かせば余りにもお粗末なストーリーが続くだけで、 その時に於ける登場人物らの心情や、真摯な悩みなどが余りにも薄く、陳腐に描かれています。 若者らが生き生きと描かれている言うよりは、たんに軽いノリで書かれているだけで、 余程こういったテレビドラマ好きや、不良が活躍する少年漫画が好きな人でないと、 とてもじゃありませんが鼻白んで仕舞います。 他の方が書かれているように「ごっこ」という表現こそが相応しく、 まさに現実の表面だけを手軽に切り取り、それを要領よく並べて小説風に仕立て上げた作品に思えます。 あまりにも軽佻浮薄なストーリーと描き方は、あるいはそう言った「本の読み捨て」が好きな人には相応しいでしょう。 | ||||
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作品の舞台となっている池袋西口公園が会社の近くというのもあって読んでみましたが、あまりのリアリティのなさに途中で飽きてしまいました。 中高生のときに読んだらもう少し楽しめたのかも。 | ||||
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作品の舞台となっている池袋西口公園が会社の近くというのもあって読んでみましたが、あまりのリアリティのなさに途中で飽きてしまいました。 中高生のときに読んだらもう少し楽しめたのかも。 | ||||
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小説の読ませ方、書く技術はみとめますが内容的にもベタだし作者の要領のよさみたいなのが鼻について私はだめでした。 大衆小説としてはよくできているんじゃないでしょうか? | ||||
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小説の読ませ方、書く技術はみとめますが内容的にもベタだし作者の要領のよさみたいなのが鼻について私はだめでした。 大衆小説としてはよくできているんじゃないでしょうか? | ||||
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軽いノリで淡々と進む、街に普通にいる、普通の子たちの物語。ごっこ。 緊張感や緊迫感は一切ない。 純文学に分類されるのかなぁ。 その辺にいる子の日記を読んでいるようでした。 | ||||
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軽いノリで淡々と進む、街に普通にいる、普通の子たちの物語。ごっこ。 緊張感や緊迫感は一切ない。 純文学に分類されるのかなぁ。 その辺にいる子の日記を読んでいるようでした。 | ||||
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ボーイズ、ストリート、コンバットゾーン・・・ まるでなにかの「ごっこ」のよう。 リアリティのなさに「軽妙」と評される語り口が追い討ちをかけた無残な失敗作。 | ||||
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ボーイズ、ストリート、コンバットゾーン・・・ まるでなにかの「ごっこ」のよう。 リアリティのなさに「軽妙」と評される語り口が追い討ちをかけた無残な失敗作。 | ||||
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スタイリッシュなだけの小説かと思い込み今まで読まずにいたのですが、想像よりは魅力的な作品でした。友人から「お前の心のどっかは開けられないドアみたいになってる」と言われるマコト。「誰だって開けることのできない部屋をひとつもってるものじゃないだろうか」と思いつつも、彼は自分のドアを開けようと動きます。うまくいくかは分らないけれど、とにかく行動してみる。彼の前向きな姿は読んでいてとても爽快。そして友人達もマコトに触発され、自らのドアを開いてゆく。そんな彼らが協力し合い、池袋のストリートで起きる警察には手を出せない事件を解決してゆく。人の行動が人を動かす。あたり前のことだけれど、一人一人が自分の内に閉じこもってしまいがちな昨今の日本においては、素敵なストーリーだと感じました。 文章も簡単で読みやすい。 ですが、どうしても「エンターテインメントファンタジー」の域を脱していないというのが正直な感想です。作者自身が脱しようと思っていないのかとも思いましたが、マコトの成長過程を読んでいると、やはり単なるエンターテインメント+αを作者も目指していると思われるので惜しい。全体的に詰めの甘さがどうしても気になるのです。「やると決めたことはきっちりやる」とGボーイズのことを誇らしく語るマコトですが、彼自身の行動をみると、きっちりやると決めたはずの親の店の手伝いも、事件が起きると、店を早めに閉めたり、母親に店番を頼んだりと、どうも甘い。社会人の私は「もし実家じゃなかったら『店長、店番頼みます!』とか言って出てったらクビだよなぁ…」と醒めてしまうのです。また、学がなく「最近やっと雑誌や漫画以外の本を読み始めた」はずの彼が、「非因果的効果」「ブリーフィング」というような言葉や、『王子と乞食』の比喩を、当然のように理解してるのもどうにも不自然(頭の回転が早いとはいっても…)。そして最後はライターの職まで得てしまう。また、妊娠騒動の結末の甘さも気になりました。ある程度人生の厳しさを経験している読者に耐え得るには、どうにもリアルさと厳しさに欠けているように思います。 楽に読める少しビターなエンターテインメントを求めてる方にはこれでいいのかもしれませんが、ほんとうに、魅力的な部分も多いだけに、惜しい。。 | ||||
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