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死に花
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死に花の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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なぜか全246ページと登録されていますが、426ページの間違いです。とっても読みやすいので、426ページでも246ページしか読まなかったのかな、ってくらいの早さで読了できますが。 | ||||
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少々ぶつ切りではありますが、プロットの面白さには脱帽です。 ただ私が女性だからでしょうか、登場人物、特に主人公に全く感情移入出来ませんでした。 あのいけすかない、訳知り顔のウンチクおじさんは、嫌味としてわざとああいうキャラにしてあるのでしょうか?それなら納得です。 自嘲気味の微苦笑(!!)をうかべつつ冷静沈着に大活躍、豊富な知識をチラリ(チラリではないか)と覗かせて周りの者は皆感心、みんなのマドンナから惚れられ、求められて抱いてやる、まるで昔の少年マンガばりのヒーローっぷり。 それはそれで脱帽です。 | ||||
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多摩川の辺りにある有料老人ホームに暮らしている人達のお話です。 仲間の一人が亡くなって、火葬をしたら、お骨が二人分出てきたお話。 「自分をリストラした銀行にうらみを晴らしたい」という仲間に協力して、銀行破りを企てる話。 などです。 おいしい食事やさまざまな行事のあるおだやかな生活の描写や、ホームの生活者達の冗談混じりの会話が楽しい話です。 「年をとっても、これくらい洒脱でいられたら良いな」とうらやましく読みました。 優雅な老人達のお話でした。 | ||||
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すっかり待たされました。新作は2年ぶりでしょうか。それもいつものノベルじゃなくて、ずしりと重い単行本というから気合が入っているというもの。シルバー社会を反映してか、内容は老人ホームを舞台に元気なシルバーたちの奇想天外な活躍を描いている。前半の棺桶事件はその後の展開になんのつながりもなく、???状態。その上、葬式や棺桶、骨壷など著者のウンチクが吹き荒れて、マス目を埋める冗長さは歪めない。しかし、中盤になるとがぜんストーリーが面白くなってくる。ダジャレや軽快なテンポも健在。後半の埋蔵金探しが絡んでくると、いよいよ著者の本領発揮という感じだ。定番キャラクターの蟹沢刑事や相馬刑事が出てくるのもご愛嬌。ついでに釣部渓三郎も出して欲しかった(笑)。久々の太田作品ということで、期待して読み進めたが、読了後は少々肩透かしの感。ここ数年の作品から得意の山岳描写が消えたのも残念だが、著者も74歳ということで、元気なシルバー世代の代表である。そんな意味では、この作品は著者自身の「老いる」ということの真実に、真正面から向き合った思いが込められているのかもしれない。蟹沢や相馬、釣部や上条アキ、香月刑事や今日子が登場する、いつもの“水戸黄門の印籠”のようなワンパターンの作品が妙に懐かしくなった。 | ||||
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