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死に花



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【この小説が収録されている参考書籍】
死に花
死に花 (角川文庫)

死に花の評価: 3.27/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.27pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(2pt)

映画が面白かったので

映画の面白さと痛快さが記憶に残っていましたので、思い立って原作を読んでみました。

話は面白いんですけど文章の書き方が苦手でした。小説というより台本みたいな感じ。文章が個人的に好みでないというだけなので物語は面白いです。
死に花 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:死に花 (角川文庫)より
4041518156
No.10:
(5pt)

思った以上の品質です。

本の状態も良く、満足しています。 読み終わった今とても得をした気分です。
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No.9:
(2pt)

手を付けてしまったので

一応読み通しましたが、面白いと感じられなかった。どのエピソードもリアル感が無く、話に入って行けなかった。
「老いてもエロ」は良いけれど、このキャラ達には品性がない。仲間内であっても性行為のあれこれをべらべら喋るのは相手の女性に対する敬意がないと感じられて不快だった。
金庫破りの発端となった「元銀行マン」の設定が甘い。片手間に株で儲けて金銭的に余裕のある人が、何で「マイホームより銀行が大事」なのかが分からない。
暇と金を持て余してる老人は始末に悪い。という感想です。
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No.8:
(3pt)

高齢エンターテイメント!?

なぜか全246ページと登録されていますが、426ページの間違いです。とっても読みやすいので、426ページでも246ページしか読まなかったのかな、ってくらいの早さで読了できますが。
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No.7:
(4pt)

老人5人組が死に花を咲かせる。

東京都立川市の有料老人ホーム「らくらく多摩川園」で、老人たちはみな仲の良い友達や恋人(!)とのどかな日常を過ごしていた。仲間がぽつぽつと命を落としていく中、菊島、先山、穴池、庄司、伊能の仲良し5人組が選んだ「死に花」は北多摩銀行本店の金庫破りだった、、、。
前半はリタイア後の気楽な日々を過ごす老人たちが描かれており、老人ホームの姥捨て山的な印象が覆されました。
5人組が銀行を襲うことを決意するシーンが若干短絡的で急過ぎる印象を受けますが、まさに「死に花」を咲かせようと老人5人があり余る金と時間と経験をつぎ込む様は爽快です。老人を主人公にした小説らしくラストは少しほろ苦い。
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No.6:
(3pt)

プロットが最高

少々ぶつ切りではありますが、プロットの面白さには脱帽です。
ただ私が女性だからでしょうか、登場人物、特に主人公に全く感情移入出来ませんでした。
あのいけすかない、訳知り顔のウンチクおじさんは、嫌味としてわざとああいうキャラにしてあるのでしょうか?それなら納得です。
自嘲気味の微苦笑(!!)をうかべつつ冷静沈着に大活躍、豊富な知識をチラリ(チラリではないか)と覗かせて周りの者は皆感心、みんなのマドンナから惚れられ、求められて抱いてやる、まるで昔の少年マンガばりのヒーローっぷり。
それはそれで脱帽です。
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No.5:
(1pt)

がっかり・・・

全編に散りばめられた寒い冗談には思わず閉口。年寄りの下らない犯罪が延々と書かれてるだけ。時間の無駄。
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No.4:
(3pt)

死に様生き様

 多摩川の辺りにある有料老人ホームに暮らしている人達のお話です。
 仲間の一人が亡くなって、火葬をしたら、お骨が二人分出てきたお話。
 「自分をリストラした銀行にうらみを晴らしたい」という仲間に協力して、銀行破りを企てる話。
 などです。
 おいしい食事やさまざまな行事のあるおだやかな生活の描写や、ホームの生活者達の冗談混じりの会話が楽しい話です。
 「年をとっても、これくらい洒脱でいられたら良いな」とうらやましく読みました。
 優雅な老人達のお話でした。
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No.3:
(5pt)

人生の幕引きを考えさせられる

若い頃は、夢と希望に満ちて人は生きる。子供が出来ると、今度は子供のために生きる。やがて子供は手を離れ、定年を迎えた時、人は何のために生きるんだろう・・。人生の終盤に差し掛かった老人達が計画した銀行強盗。目指すは17億円。奇想天外な物語がコメディタッチで描かれているが、根底に流れるテーマは哲学的で切ない。人生の幕引きをどうするか、考えさせられる一冊です。
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No.2:
(5pt)

5人の爺さんたちの大活躍に脱帽

■実に面白い。主人公は、立川市内の老人ホームに集う仲良し5人組のお爺さん達。彼らの活躍が描かれ、痛快かつさわやかな極上のエンタテインメントになっている。3つの連作が収録されている。■①自分の棺桶を作り、葬儀のお膳立てをしていた源田金蔵、80歳。彼が、部屋に置いた棺桶の中で死んでいるのが見つかった。持病の心臓病の発作が起きて、苦しみながら自ら棺桶に入ったようだ。ところが火葬場で焼骨を取り出したとき、何と頭蓋骨が2つ出てきた。どうやら源田と仲の良かった女性のものらしい。その謎とは? ■②まだらボケの元校長が、突発性激怒症の車椅子の老人と口論の末、サッカーボールをぶつけ、相手が死ぬ。果たしてその顛末は?■③第3話がもっとも長く5人組の大活躍が描かれる。老人パワーを結集し、一儲けをたくらみ、見事成功させるのだ。その内容は読んでもらうしかない。■5人の爺さんたちは世の中を笑い飛ばすような心意気を常に持っていて、共感をおぼえた。社会風刺と下ネタ満載のとぼけた会話が随所に盛り込まれ、絶妙な味わいのとりこになってしまいそうだ。
死に花Amazon書評・レビュー:死に花より
4048733974
No.1:
(3pt)

痛快なシルバー小説

すっかり待たされました。新作は2年ぶりでしょうか。それもいつものノベルじゃなくて、ずしりと重い単行本というから気合が入っているというもの。シルバー社会を反映してか、内容は老人ホームを舞台に元気なシルバーたちの奇想天外な活躍を描いている。前半の棺桶事件はその後の展開になんのつながりもなく、???状態。その上、葬式や棺桶、骨壷など著者のウンチクが吹き荒れて、マス目を埋める冗長さは歪めない。しかし、中盤になるとがぜんストーリーが面白くなってくる。ダジャレや軽快なテンポも健在。後半の埋蔵金探しが絡んでくると、いよいよ著者の本領発揮という感じだ。定番キャラクターの蟹沢刑事や相馬刑事が出てくるのもご愛嬌。ついでに釣部渓三郎も出して欲しかった(笑)。久々の太田作品ということで、期待して読み進めたが、読了後は少々肩透かしの感。ここ数年の作品から得意の山岳描写が消えたのも残念だが、著者も74歳ということで、元気なシルバー世代の代表である。そんな意味では、この作品は著者自身の「老いる」ということの真実に、真正面から向き合った思いが込められているのかもしれない。蟹沢や相馬、釣部や上条アキ、香月刑事や今日子が登場する、いつもの“水戸黄門の印籠”のようなワンパターンの作品が妙に懐かしくなった。
死に花Amazon書評・レビュー:死に花より
4048733974

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