(短編集)

刹那の街角 捜査一課中本班の事件ファイル

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評判

刹那の街角 捜査一課中本班の事件ファイルの評価:

3.29/5点 レビュー 7件。 D ランク

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平均点3.29pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全4件 1〜4 1/1ページ
No.4
(5pt)

火曜サスペンス大好き人間より

実は、テレビドラマを見てどうしても原作が読みたくなって、手に入れたのが 刹那の街角でした。私はあまり日本の作家のものは読まないのでとても新鮮な感じを受けました。警察小説というジャンルにひとくくりにしてはいけないような、何かがありました。きょう日、はやらないような人間くささ。きれいな言葉でいうと、人間として忘れてはいけないあたたかさ。そんな感じが、何のてらいも無く素直書かれてあって、気持ちがほっとしてしまう。そんな、嬉しい本でした。
刹那の街角 捜査一課中本班の事件ファイル (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 刹那の街角 捜査一課中本班の事件ファイル (徳間文庫)より
419893455X
No.3
(4pt)

連作短編警察小説という不思議な魅力

どちらかと言えば犯罪者の世界を描くことのほうが多い著者としては、極めて珍しい警察小説という形での連作短編集。同じ捜査課の一人一人に焦点を当てた短編を一作一作読んでいるうちになんとなく捜査課全体の人間像や人間関係が明らかになってゆくという、不思議な魅力を持った作品。 考えてみれば『太陽に吠えろ』だって『特捜最前線』だって一話につき一人の刑事がピックアップされてドラマとなり、それが重なるうちに、刑事たちの群像が全体的によりイメージされて愛着が出てくる(その辺で一人殉職させるとかするわけだけど)。 この辺の手法は別にTVドラマだけのものではなくって『87分署シリーズ』『マルティン・ベック・シリーズ』などの大御所シリーズでも使われているものであって別に新しみはない。それでも警察小説はこうでなくてはという一つのポイント。これを香納諒一はきちんと踏襲して小粒ながらも連作小説に仕立て上げたわけである。 当然、最近では短編の名手とでも言いたくなるような香納の腕前をして、一つ一つがハードボイルドのつぼを抑えているだけに、そこに広がるのはあくまで香納ワールド。安定した、タフでヒューマンな描写が味わい深い。 この刑事たちを使った長編なんてところも考えて欲しいところだ。
刹那の街角 Amazon書評・レビュー: 刹那の街角より
4048731629
No.2
(4pt)

連作短編警察小説という不思議な魅力

どちらかと言えば犯罪者の世界を描くことのほうが多い著者としては、極めて珍しい警察小説という形での連作短編集。同じ捜査課の一人一人に焦点を当てた短編を一作一作読んでいるうちになんとなく捜査課全体の人間像や人間関係が明らかになってゆくという、不思議な魅力を持った作品。 考えてみれば『太陽に吠えろ』だって『特捜最前線』だって一話につき一人の刑事がピックアップされてドラマとなり、それが重なるうちに、刑事たちの群像が全体的によりイメージされて愛着が出てくる(その辺で一人殉職させるとかするわけだけど)。 この辺の手法は別にTVドラマだけのものではなくって『87分署シリーズ』『マルティン・ベック・シリーズ』などの大御所シリーズでも使われているものであって別に新しみはない。それでも警察小説はこうでなくてはという一つのポイント。これを香納諒一はきちんと踏襲して小粒ながらも連作小説に仕立て上げたわけである。 当然、最近では短編の名手とでも言いたくなるような香納の腕前をして、一つ一つがハードボイルドのつぼを抑えているだけに、そこに広がるのはあくまで香納ワールド。安定した、タフでヒューマンな描写が味わい深い。 この刑事たちを使った長編なんてところも考えて欲しいところだ。
刹那の街角 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 刹那の街角 (角川文庫)より
4041911060
No.1
(4pt)

連作短編警察小説という不思議な魅力

 どちらかと言えば犯罪者の世界を描くことのほうが多い著者としては、極めて珍しい警察小説という形での連作短編集。同じ捜査課の一人一人に焦点を当てた短編を一作一作読んでいるうちになんとなく捜査課全体の人間像や人間関係が明らかになってゆくという、不思議な魅力を持った作品。 考えてみれば『太陽に吠えろ』だって『特捜最前線』だって一話につき一人の刑事がピックアップされてドラマとなり、それが重なるうちに、刑事たちの群像が全体的によりイメージされて愛着が出てくる(その辺で一人殉職させるとかするわけだけど)。 この辺の手法は別にTVドラマだけのものではなくって『87分署シリーズ』『マルティン・ベック・シリーズ』などの大御所シリーズでも使われているものであって別に新しみはない。それでも警察小説はこうでなくてはという一つのポイント。これを香納諒一はきちんと踏襲して小粒ながらも連作小説に仕立て上げたわけである。 当然、最近では短編の名手とでも言いたくなるような香納の腕前をして、一つ一つがハードボイルドのつぼを抑えているだけに、そこに広がるのはあくまで香納ワールド。安定した、タフでヒューマンな描写が味わい深い。 この刑事たちを使った長編なんてところも考えて欲しいところだ。
刹那の街角 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 刹那の街角 (角川文庫)より
4041911060